goo blog サービス終了のお知らせ 

「世界の大聖堂①」ノートルダム大聖堂~写真と短歌で綴る世界文化紀行

2024-01-11 07:47:09 | 写真と短歌で綴る「世界文化紀行」
「世界の大聖堂①」ノートルダム大聖堂~写真と短歌で綴る世界文化紀行
 
世界には美しい大聖堂がいくつも点在しており、キリスト教徒が祈りを捧げる場としてだけでなく、観光を目的に訪れても楽しむことができます。実は、世界遺産として知られるスペインのサグラダファミリアも大聖堂の1つなんです。私たち日本人にはあまり馴染みのない存在かもしれませんが、海外では中東の一部地域を除くほとんどの国で見られます。

ヨーロッパを中心にキリスト教を信仰する国々に点在する大聖堂。世界78億人の人口のうち、全体に占めるキリスト教徒の割合は3割弱とされています。つまり、世界の約3人に1人はキリスト教徒なのです。一般的に大聖堂とは、カトリック教会では司教座が置かれている教会を指します。ロシア正教やギリシャ正教では、司教座の有無に関わらず、由緒ある教会を大聖堂とみなし、司教座制度を持たない宗派であっても、大聖堂と呼ばれるものもあります。世界各地には美しい教会が数多くありますが、大聖堂は高い格式を有する一際異なる存在です。

フランス「ノートルダム大聖堂」
「ナポレオン戴冠式の聖堂は 大火災にも復元着々」


大火災から2年2024年の一般公開へ復元の準備着々
パリ中心部を流れるセーヌ川の中洲であるシテ島に位置するフランス・カトリックの総本山です。1163年に着工したのち、1345年に完成した初期ゴシック様式の聖堂で、フランス建築の最高傑作とされています。また、「ゴシック様式を代表する建造物」としても知られ、のちの聖堂建築に大きな影響を与えました。ノートルダムとは、フランス語で「我らの貴婦人」を意味するそう。ヨーロッパには同様の名で親しまれる聖堂がいくつか存在しますが、これらは聖母マリアに捧げられたものであるという共通点を持ちます。フランス史を長く見守ってきた大変重要な建物であり、1804年にはあのナポレオン1世もここで載冠式を挙げたと言われています。今も昔も変わらず、多くの人から信仰が寄せられる素晴らしい大聖堂です。

フランス・パリのノートルダム大聖堂の大火災から15日で2年。仏政府は火災から5年後の2024年の一般公開を目指しており、復元工事の工程や総工費の検討を進めている。焼失した尖塔などは復元前と同じナラ(オーク)材が1000本選定され、先月から切り出しが始まった。AFP通信によると、政府の再建プロジェクト責任者ジョルジュラン氏は先月、「課題は多いが24年公開に向けて進んでいる」と強調した。再建に向けては150カ国の34万人から8億8300万ユーロ(約1150億円)の寄付が集まった。


参照
https://dokodemodoors.com/column/cathedral
https://tabichannel.com/article/1191/cathedral
https://www.tokyo-np.co.jp/article/98232

「世界の祭り①」ホーリー・Holi~写真と短歌で綴る世界文化紀行

2024-01-10 08:46:17 | 写真と短歌で綴る「世界文化紀行」
「世界の祭り①」ホーリー・Holi~写真と短歌で綴る世界文化紀行
 
日本全国各地には、伝統的なお祭りが数多くありますが、世界にも様々なお祭りが催されています。なかにはびっくりするような、おもしろいお祭りも!メジャーなものからユニークなものまで、世界のお祭りを季節ごとにご紹介します。イベントやお祭りの日程に合わせて海外旅行の計画を立ててみるのも良いかもしれません。一度は体験してみたい世界の楽しいお祭りをぜひチェックしてみてください。


世界の祭り・インド「ホーリー・Holi」3月頃
「ホーリーは色粉(いろこ)掛け合う奇祭こそ 悪鬼追い払う豊作祈願」



ホーリー祭(Holi)とは、ヒンドゥー教の春のお祭りのことです。もともと豊作祈願の祭りだったものが、その後、クリシュナ伝説などの各地の悪魔払いの伝説などが混ざって、現在みられる形になったと言われています。ホーリー祭の象徴である色粉や色水を掛け合う習慣は、カシミール地方の伝承でホーリー祭のときに、人家に押し入ってくる悪鬼ビシャーチャを追い払うため泥や汚物を投げつけたのが始まりとされています。そのため黄色は尿、赤は血、緑は田畑を象徴していると言われています。

インドやネパールのヒンドゥー教の春祭り。老若男女が入り乱れ、誰彼構わず色粉を塗り付けたり色水を掛け合ったりして、春の訪れをお祝いをします。このお祭りでは宗教も階級も垣根なく、みんなが楽しさを爆発させ、誰もが弾けるのです。そのため、旅行者だからといって容赦はありません。もし見知らぬ人に突然色水をかけられても「ハッピーホーリー」と笑顔で返しましょう。


参照
https://dokodemodoors.com/column/festival
https://www.travelwith.jp/area/europe/topics/post-11720/
https://mashal.jp/blog/holi-festival/

「世界の美しい街①プローチダ島」」~写真と短歌で綴る世界文化紀行

2024-01-09 07:33:13 | 写真と短歌で綴る「世界文化紀行」
「世界の美しい街①プローチダ島」」~写真と短歌で綴る世界文化紀行
 
皆さんは「美しい街」と言われてどの街が思い浮かぶでしょうか。世界には私たちがまだ知らない美しい街がたくさんあります。そこで今回、世界にあふれる美しい街をご紹介していきます。世界には様々な街があります。東京やニューヨークのような大都会から京都などのような伝統的文化との調和を図った街まで様々です。今回は世界に存在する美しい街並みが印象的な街をご紹介します。

世界の美しい街・イタリア「プローチダ島」
「カラフルな家並み目立つ風景に ノスタルジックな古き良さ息づく」


ナポリ湾、港から約20kmの沖合に浮かぶプローチダ島。島には古代よりギリシャ・ローマ人が暮らした形跡も発見されています。しかしながら、同じくナポリ湾に浮かぶカプリ島がローマ皇帝の余生を過ごした地になり、景勝地として今日まで人気を集め続けているのに対し、プローチダ島はそこまで観光客も多くなく、古き良きイタリアの島風景が息づく場所です。1950年代のカプリ島が舞台の映画「イル・ポスティーノ」が実際には当時の面影を残しているプローチダ島で撮影されたのも頷けます。近年はノスタルジックな風景に加え、カラフルな家並みとユニークな建築が連なるコリチェッラ地区の絶景も人気で南イタリアの旅でも人気スポットの一つになっています。



この美しい街は、イタリアの「プローチダ島」です。プローチダ島はナポリの近くに位置しているため観光でも訪れやすい立地です。島はそこまで大きくないので、数日間滞在すれば島全体を見て回ることができます。写真のようにカラフルな家々が立ち並ぶ街は島の南東に位置しています。街並みの美しさだけでなく海も綺麗なのでヴァカンスで訪れるのにも最適です。観光客はその他のイタリア有名都市と比べて多くないためのんびりとした休暇を過ごすことができます。


参照
https://rtrp.jp/articles/47706/
https://media.eurasia.co.jp/europe/procida

「世界の絶景①サムイ島」~写真と短歌で綴る世界文化紀行

2024-01-08 08:30:27 | 写真と短歌で綴る「世界文化紀行」
「世界の絶景①サムイ島」~写真と短歌で綴る世界文化紀行
 
日本国内では見ることのできない絶景を眺めるのは、海外旅行の楽しみの一つですよね。
今では交通機関が発達したおかげで、短時間で世界の絶景を見ることができるようになりました。しかし、地球はあまりにも広く、未だに到達するまで困難を伴う絶景スポットも存在します。中には交通の便が極めて悪い僻地だったり、ほとんど観光地化されていない場所もあります。今回は、全世界から飛び切りの絶景スポットを厳選してご紹介します。
気軽に訪れることができない場所もありますが、一生に一度は行ってみたい抜群の絶景ばかりです。

世界の絶景・タイ「サムイ島」
「優しげな笑みをたたえて来る客を 迎えるブッダ風心地よく」


サムイ島にはさまざまな魅力がありますが、滞在中常に感じられるのは、この島を取り巻く自然環境の美しさです。島全体に数え切れないほどのココナッツの木が生えていることから“ココナッツアイランド”の愛称で呼ばれるこの島には、環境保全のための条例が定められており、ココナッツの木より高い建物の建設が禁止されています。そのため、島の大部分に手つかずの豊かな自然が残されており、リラックスムードを演出してくれます。また、美しいビーチはもちろん熱帯雨林や滝など、変化に富んだ自然と風景を楽しめることもサムイ島の大きな魅力です。


サムイ島と陸続きになっている小さな島、ファン島にある寺院で、高さ12メートルの巨大な黄金色の仏像が鎮座しています。この場所は海が見渡せる階段を上り切ったところに位置するのでサムイ島周辺の島々が見渡せるビューポイントとしても人気があります。


「ヒンター・ヒンヤイ」
ラマイ・ビーチの南側エリアにおじいさん岩、おばあさん岩と呼ばれる奇岩があります。この近くのお土産屋ではサムイ島特産のココナッツキャラメルを購入することができます。

参照
https://travel.rakuten.co.jp/mytrip/amazing/amazingviews
https://www.thailandtravel.or.jp/first-samui-trip/