蓮華寺池公園の俳句ポストに投句すると3か月毎に、市文化協会俳句部による選句が行われその結果がJRの駅や図書館など市内数か所に展示される。昨年は投句機会が少なかったが昨日、俳句部から拙句「真青なる空押し上げて辛夷咲く」が年間秀逸句になった旨連絡を頂きました。
本日は朱雀の会の合同句会に参加、会場は蓮華寺池畔の料亭で昼食を挟んで開催…。参加者25名予め投句した各自の3句と当日席題の一句を講師選と互選で実施。結果は講師特選句11句、入選句22句が選ばれ、特選の1席はYKさんの「冬薔薇や見舞ひて病語らずに」、2席は拙句「風渡る冬田のつなぐ村境」、3席はMTさんの「春風やポストに託すラブレター」の三句が表彰対象となり、賞品を頂きました。
19日は静岡もくせい会館で、句会「こぶしの会」の2月例会がありました。今回も全員出席し24句が揃い又リーダーのお知り合いから5句の特別参加があり、いつもより賑やかな選句会となりました…。結果は特別参加のOHさんの「何一つ語らず逝けり寒昴」、「侘助や人皆年を重ねをり」の両句に選が集中しました。拙句「早春の寄席の笑ひの賑やかし」、「今宵また小鬼泣かせる節分会」は全く届きませんでした。
朱雀の会の初句会を25日開催、新加入の会員を加え13名となりましたが本日は欠席3名で10名での初句会となりました。兼題「寒、火」に雑詠一句、互選の結果、講師の特選句は6句、Mさん「篝火に新年の闇鎮もれり」、MRさん「海鳴りを鎮めて浜の焚火かな」、Yさん「漁の灯の揺れて寒鰤網溢れ」、Kさん「寒の海さっと日の道現れり」、MRさん「円き背の母似となりし初鏡」に拙句「初鴉天下睥睨するがごと」も選ばれました。また、別に当日の席題「節分」で1句ずつ投句した結果、ISさんの「鬼の面捨てて泣き出す鬼やらひ」、Yさんの「鬼になり福にもなるや年男」が高点句となりました、拙句「今宵また小鬼淋しき節分会」は届きませんでした。
こぶしの会が静岡もくせい会館で開催され久し振りに全員参加となった。初句会なので恒例の昼食会を行ない互選会は13時開始…。本日の司会はTさん、24句を一人5選で行い、結果は4点句にSさんの「葉隠の紅鮮やかに寒椿」とKさんの「平穏に日々気負ひなく去年今年」の2点、拙句「去年今年時の重さを量りをり」、「初旅は何処の地へと地図広げ」がともに3点句となりました。本句会も早いもので丸2年となりました、遠慮なく選評しあえる楽しみな集まりなので今後とも頑張って続けたいものです。
第9回俳句大会の表彰式が20日市民ホールおかべで開催された。この大会では初入選であり、招待を受け出席してきた。市長、教育長からも祝辞を頂き、小学校低学年、高学年、中学校の部と一般の部に分かれて表彰を受け子供たちの楽しい句が次々と披露された。われわれ一般の受賞者も壇上で俳句とともに紹介を受けました。拙句は「足裏の皺見せ小象昼寝かな」です、賞状、賞品を頂き帰途につきました。
朱雀の会も本年最後の句会となりました。本日は各自席題を一つ準備し互いの袋に投句して、袋を回す「袋回し」という句会形式です。次々袋が回ってきますので時間をかけずに投句することが求められます。私の出した席題は「日向ぼこ」です、Sさんの「日向ぼこずり落ち来たる鼻眼鏡」が講師特選に入りました。「冬」の題に投句した拙句、「冬帽子黙って富士を仰ぎ見る」も特選に入りました。来年の初句会は1月25日です、来期も頑張りましょう。夜は北公民館のパソコンクラブの忘年会に参加しました。
今年最後のこぶしの会です、全員出席予定でしたがSさんが体調が悪く残念ながら欠席です。Mさんも遅れるとの連絡があり予定通り13時に開会。本日の進行役は私、提出済みの24句の選句に入りました。今回は見事に分散され、4点句が1、3点句が1、2点句が9となり、Oさんの「煤逃げや古本市の浪漫派」、Kさんの「長年の戦友なりや古コート」が高得点句、修学旅行でアメリカにホームステイ中の孫からの便りを「異国より孫の便りや師走空」、「ノーベル賞異国の街の落葉かな」の拙句はいずれも2点句でした。
県現代俳句協会の吟行「東部文学散歩in修善寺」に参加して来ました、会場は修善寺桂川ホテル…。快晴に恵まれ修禅寺、独鈷の湯、指月殿、頼家の墓所、十三士の墓などをゆっくりめぐり、会場に戻り投句箱に二句を投じ昼食をとりました。参加者65名、来賓として県俳句協会長や県俳人協会の方々も出席されておりました。句会は午後から各自四句選(特別選者五句)で始まり、締め切り後全員の選句を読み上げ特別選者からの選評もあり、最後に高点句の紹介と表彰がありました。拙句「冬晴れや人みな寡黙指月殿」の一句がベスト10に入り、修善寺彫の竹栞に句を刻んだ賞品を頂きました。
静岡もくせい会館での俳句グループ「こぶしの会」の月例会が昨日行われました。今回は兼題「紅葉」と雑詠二十四句の互選会です、特に今回は力作が多く選に迷いました。結果高点句は「校長は今日も校庭菊づくり」、「集落の要の宮や黄葉大樹」、「穭田の実をつけし穂の律儀かな」、「紅葉見の嵐電四条を発ちにけり」の四句が並びました。拙句も入っています、さてどの句でしょう?来月は師走が兼題、司会当番は私です今年最後を飾る会となるよう頑張りましょう!