飲んでいるときなどに、会社の同僚とかと、
子供の頃の話題をすることがあるかと思います。
地方によって多少名称に違いはあれど、
同年代であれば、「あぁ~、やったやった」と、
よほどローカル限定でなければ、大体は理解できるものです。
しかし、誰に話しても「それ何???」と、
一度も知っている人に出会った事がないものがあります。
◇
それは、私が小学生の頃に流行っていたのですが、
ある蜂を捕まえて、ペットにするというもの。
その蜂は、ある白い小さな花に集まる黄色い蜂で、
まったく刺す事の無い、おとなしい蜂でした。
素手で捕まえられるほど、のんびりした蜂で、
丸くて黄色く細かい毛がフサフサして、
ヨチヨチ歩く様が、とても可愛らしい感じの蜂でした。
その蜂をボクらは「キバチ」と呼んでいて、
夏休み前の短い期間、その蜂と学校で遊んだものでした。
しかし、呼び名が違うだけでなく、
その「刺さない大人しい黄色い蜂」という存在さえも、
まったく知らないんですよね…
うーん、なぜだ?
ここ十数年間抱いていた謎でした。
◇
「キバチ」って辞書で調べると、
げげっ!
…と、思うほど怖い感じ。まったく違います…。

(気持ち悪いから、ちょっと小さめに)
じゃぁ、あのハチは何なんだ???
◇
調べてみると案外簡単に判りました。。。
ボクらが「キバチ」と呼んでいたあの、
黄色くて丸っこくて小さくてかわいいハチは、
「コマルハナバチ」。
それも性別は♂である。

あーーー! コレコレ!!!
イマイチ可愛さが判らないので、もう一枚。

眼と触覚の感じがとても可愛かったのを思い出しました。
小学校4年生以来の再会です。
◇
このコマルハナバチの♂たちが集まっていた「白い花」は、
「ネズミモチ」の花らしい。(一枚目のハチの写真の花)

なぜ♂なのかというと、まず黄色いのは♂というのもあるのですが…
蜂は、全般的に♂は針を持たないので、刺さないらしいんです。
◇
そして「キバチ」という呼び名ですが、
この刺さない蜂を捕まえて遊ぶというのは、
東京を中心に関東周辺一部であったようです。
ボクと同じように「周囲で判る人が居ない」と、
話題にしている人が多かった。
フリーアナウンサーの中田有紀さんという方も、
偶然にもつい先日、ブログで話題に取り上げていました。
http://ameblo.jp/nakada-aki/entry-10035760145.html
都内でも、面白いほど呼び名が異なり、以下のとおり。
目黒……………………「ライボン」
自由が丘、田園調布…「キグマ」
杉並、中野……………「キバチ」
豊島……………………「ハナマル」
下北沢…………………「アイボウ」
ボクは杉並区高円寺なので「キバチ」
フリーアナウンサーの中田有紀さんも中野なので同じなんですね。
ちなみに1973年生まれで同じ歳か。
中野と高円寺は隣の駅でタメ年なので、ちょっと親近感。
◇
調べたHPによると、
これは、かなりスッキリした。
それに同様に思っている人が結構いたのが可笑しかった。
今度から東京の城西と城南地区生まれ以外の人には、
話題にしないことにしよう…。
◇
関係ないですが、本日の話題。。。
先週一週間は、風邪をひいてしまい、
お酒を一切飲まなかったんですが、
今日は、やっぱり飲みたくなったので…
飲んだことのなかったビールを買ってみた。
(あ、まだ完治してないけど…)

「キリン ニッポンプレミアム」
http://www.kirin.co.jp/brands/nipponpremium/index.html

「サントリー ザ・プレミアム・モルツ〈黒〉」
http://www.suntory.co.jp/beer/premium/black/black.html
久々だと酔います。。。
子供の頃の話題をすることがあるかと思います。
地方によって多少名称に違いはあれど、
同年代であれば、「あぁ~、やったやった」と、
よほどローカル限定でなければ、大体は理解できるものです。
しかし、誰に話しても「それ何???」と、
一度も知っている人に出会った事がないものがあります。
◇
それは、私が小学生の頃に流行っていたのですが、
ある蜂を捕まえて、ペットにするというもの。
その蜂は、ある白い小さな花に集まる黄色い蜂で、
まったく刺す事の無い、おとなしい蜂でした。
素手で捕まえられるほど、のんびりした蜂で、
丸くて黄色く細かい毛がフサフサして、
ヨチヨチ歩く様が、とても可愛らしい感じの蜂でした。
その蜂をボクらは「キバチ」と呼んでいて、
夏休み前の短い期間、その蜂と学校で遊んだものでした。
しかし、呼び名が違うだけでなく、
その「刺さない大人しい黄色い蜂」という存在さえも、
まったく知らないんですよね…
うーん、なぜだ?
ここ十数年間抱いていた謎でした。
◇
「キバチ」って辞書で調べると、
き‐ばち【樹蜂】
膜翅(まくし)目キバチ科のハチの総称。
体は細長く、腰はくびれていない。
雌は長い針状の産卵管をもち、樹皮に産卵する。
その後に産卵管が抜けず、
1本足で立っているように見えるので独脚蜂ともいう。
幼虫は主に針葉樹の材部を食害。
げげっ!
…と、思うほど怖い感じ。まったく違います…。

(気持ち悪いから、ちょっと小さめに)
じゃぁ、あのハチは何なんだ???
◇
調べてみると案外簡単に判りました。。。
ボクらが「キバチ」と呼んでいたあの、
黄色くて丸っこくて小さくてかわいいハチは、
「コマルハナバチ」。
それも性別は♂である。

あーーー! コレコレ!!!
イマイチ可愛さが判らないので、もう一枚。

眼と触覚の感じがとても可愛かったのを思い出しました。
小学校4年生以来の再会です。
◇
このコマルハナバチの♂たちが集まっていた「白い花」は、
「ネズミモチ」の花らしい。(一枚目のハチの写真の花)

なぜ♂なのかというと、まず黄色いのは♂というのもあるのですが…
蜂は、全般的に♂は針を持たないので、刺さないらしいんです。
ハチの針は産卵管またはそれが変化したもの。
そしてほとんどの物は刺せるほど丈夫ではなく、
刺せるハチでも、捕まえたりしない限り刺すことはない。
しかし、アシナガバチやスズメバチ、
マルハナバチやミツバチのような社会性のハチ
(自分から武器として攻撃してくる場合がある)
もいるが、世界では約5%、日本では約2%しかいない。
◇
そして「キバチ」という呼び名ですが、
この刺さない蜂を捕まえて遊ぶというのは、
東京を中心に関東周辺一部であったようです。
ボクと同じように「周囲で判る人が居ない」と、
話題にしている人が多かった。
フリーアナウンサーの中田有紀さんという方も、
偶然にもつい先日、ブログで話題に取り上げていました。
http://ameblo.jp/nakada-aki/entry-10035760145.html
都内でも、面白いほど呼び名が異なり、以下のとおり。
目黒……………………「ライボン」
自由が丘、田園調布…「キグマ」
杉並、中野……………「キバチ」
豊島……………………「ハナマル」
下北沢…………………「アイボウ」
ボクは杉並区高円寺なので「キバチ」
フリーアナウンサーの中田有紀さんも中野なので同じなんですね。
ちなみに1973年生まれで同じ歳か。
中野と高円寺は隣の駅でタメ年なので、ちょっと親近感。
◇
調べたHPによると、
蜂の雄は針を持っていないから、彼も決して刺さない。
そこを東京の子は知っていて、
1983年に目黒区役所が出した「町の自然12ヶ月」によれば、
目黒一帯の子は、この蜂を「ライポン」と呼び、
捕まえて手のひらに包み込んだり胸にとまらせ遊んだという。
自由が丘、田園調布のあたりの子は
キグマと呼んで遊び相手にしていた。
黄色いクマンバチという意味だろう。
なお、雌と働き蜂は、ほとんど真っ黒。
キグマはイボタやネズミモチの花が終わる頃、
ぱったりと姿を消す。
過去10年間で7月に入っても私が会ったのは、2回だけ。
その2年とも7月はじめだった。
キグマに会えるのは6月に入っての
約3週間に限られるといってよかろう。
「コマルハナバチ」はミツバチの仲間で、
マルハナバチは養蜂用に売られている。
大きさは10~21mm、時期は4~10月で
北海道、本州、四国、九州に生息。
オスは、淡黄褐色の毛で覆われ、
腹端にオレンジ色の毛がある。
メスは、黒色で腹端がオレンジ色。
メスは春から活動し、巣は梅雨前に解散する。
オスは、梅雨ごろに見られる。
これは、かなりスッキリした。
それに同様に思っている人が結構いたのが可笑しかった。
今度から東京の城西と城南地区生まれ以外の人には、
話題にしないことにしよう…。
◇
関係ないですが、本日の話題。。。
先週一週間は、風邪をひいてしまい、
お酒を一切飲まなかったんですが、
今日は、やっぱり飲みたくなったので…
飲んだことのなかったビールを買ってみた。
(あ、まだ完治してないけど…)

「キリン ニッポンプレミアム」
http://www.kirin.co.jp/brands/nipponpremium/index.html

「サントリー ザ・プレミアム・モルツ〈黒〉」
http://www.suntory.co.jp/beer/premium/black/black.html
久々だと酔います。。。
