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取手市の神社と寺院

青柳から和田まで取手市内の神社・寺院・堂宇・石仏などを町名順に巡っていきます。

小文間 大日堂

2011-12-17 01:09:54 | 神社・寺院

小文間小学校前の交叉点から北へ進んで大日坂(写真の右側へ続く下り坂)にさしかかる辺りに大日堂の入口があります。参道の両側には百庚申と呼ばれる沢山の庚申塔(実際に百基以上あります)が並んでいます。

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参道入口左側の石塔。左から二十三夜塔、庚申塔、青面金剛(享保12年、1727)、青面金剛(宝永6年、1709)。

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その隣、左から庚申塔(宝暦5年、1755)、庚申塔(元禄16年、1703)、青面金剛像(嘉永4年、1851)、以降庚申塔が続きます。

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さらに参道の左側にずらりと並んだ庚申塔。処々に青面金剛像がある以外は「庚申塔」の三文字が刻まれた駒形の文字塔です。

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参道の右側にも庚申塔が隙間なく並んでいます。

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参道の左側、庚申塔の列の奥に立つ石塔。左から月読神社(大正6年、1917)、二十三夜塔(文政13年、1830)、念仏塔(享保14年、1729)。

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境内の全景。左から光音堂、大師堂、不動堂、供養塔の塚、大日堂。

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光音堂の正面。右側に灯籠(明治11年、1878)、札所塔(享保7年、1722)、手水鉢(文化12年、1815)。

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光音堂内部の観覚光音禅師像。

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新四国相馬霊場第72番札所の大師堂です。

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大師堂内部の弘法大師像。

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大師堂の右側。左から大師堂再建記念碑(昭和13年、1938)、巡拝塔(文政10年、1827)、不動堂。

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内部の不動明王像(嘉永4年、1851)。

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石積みの小高い塚の上に念仏塔が3基並んでいます。

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大日堂の正面。

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内部には大日如来像が安置されています。左は地蔵菩薩、右は文殊菩薩。

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大日堂の手前右側に並ぶ石仏。左から地蔵菩薩、大日如来(元禄2年、1689)、十九夜塔(天和2年、1682)、十九夜塔(元禄16年、1703)、十九夜塔(享保2年、1717)、十九夜塔(宝暦10年、1760)、二十三夜塔(文化6年、1809)。

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小文間 丸山稲荷神社

2011-12-11 23:59:26 | 神社・寺院

アルスの森サクラ公園の前の道を東へ歩いて行くと鬱蒼とした森に突き当ります。

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昼間でも薄暗い森の中の小路を奥の方に進んで行くと、木々の間から赤い鳥居が見えてきました。

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参道から見た鳥居と祠の正面。ちなみに鳥居は塩ビ管から出来ていますが分岐継手を用いて巧く造られています。

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境内の様子。左が丸山稲荷神社の祠。右側に建っているのも祠のように見えますが、中に何も祀っていないようなので倉なのかも知れません。手前右側には手水鉢もあります。

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祠の正面。正月に撮ったので〆飾りが掛けられています。

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小文間 地蔵堂

2011-12-08 00:32:00 | 神社・寺院

小文間小学校の校門近くの辻に地蔵堂があります。

前回の首切り地蔵は元々この場所にあったのだそうです。

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境内入口の両側に灯籠(明治16年、1883)が立っています。

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境内の左側の手水舎と手水鉢(明治16年、1883)

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地蔵堂の正面。何とも可愛らしい色柄の垂幕です。

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地蔵尊と彫られた石造の扁額が掛けられています。

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堂内の地蔵菩薩立像(造立年不明)。なぜか顔が描かれています。もしかすると首切り地蔵の逸話に何か関係しているのかも知れません。

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小文間 首切り地蔵

2011-12-07 01:27:07 | 神社・寺院

小文間郵便局から南の方へ50mほどのところに宗四郎坂があります。この道をずっと下って行くけば利根川の河川敷です。

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坂を下る途中、左の方に共同墓地があります。中央に写っているのが墓地の水屋。

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水屋の奥の方に地蔵像が2体並んで祀られています。

左は首切り地蔵と呼ばれているもので(造立年は不明)、かつての小文間城主一色家一族の亡霊話など、首のない理由にまつわる様々な言い伝えがあります。

右の地蔵像は寛文9年(1669)の造立。

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小文間 東谷寺

2011-12-04 23:57:54 | 神社・寺院

山号:明香山

院号:観音寺

宗派:真言宗豊山派 法泉寺(土浦市)末寺

創立:室町時代末期、小文間城主一色氏の祈願寺、鬼門除けとして創立されたと云われる。(『取手市史』社寺編より)

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東谷寺の山門

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山門をくぐるとすぐ左手に石仏が並んでいます。左から道標(大正3年、1914)、青面金剛(元禄4年、1691)、廻国塔(宝暦9年、1759)。

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新四国相馬霊場第66番札所の大師堂。

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大師堂の扁額には本尊が大日如来とあります。
御詠歌、はるばると雲のほとりの寺にきて  つきひをいまはふもとにぞみる

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大師堂の内部

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この日は運良く観音堂が開いていました。
ところで扉に貼られている紙には「東谷寺本尊如意輪観音」とあり、先ほどの大師堂の扁額と異なっています。因みに『取手市史』社寺編にも本尊が大日如来と書いてあります。ひょっとして本尊が大日如来から如意輪観音に変わったのでしょうか?

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観音堂の内部。須弥檀の中央に如意輪観世音菩薩像が祀られています。

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とりで利根川七福神のひとつである弁財天像。隣の石祠も弁財天と思われます。

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本堂正面

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本堂の向拝部

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道路を挟んだ向い側にある霊園の入口正面。

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入ってすぐ左側に地蔵菩薩像。

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同じく右側に聖観世音菩薩像。

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