山号:親王山
院号:地蔵院
宗派:真言宗豊山派
本尊:延命地蔵菩薩
創立:保延元年(1135)
開祖:覚鑁(かくばん)上人
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延命寺の正門
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正門から入ってすぐ左側の老木の根元に石祠があります。神名は不明ですが祠に駒形古墳の銘があることから、これが平将門の愛馬を弔ったと云われている駒形様ではないかと思われます。
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本堂正面
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本堂の内部。内陣の須弥檀中央に本尊の地蔵菩薩像が祀られています。
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本堂の奥に隣接して客殿があります。
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桜の季節に撮った高須弘信講第5番の大師堂。
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大師堂の扁額。平成8年(1996)7月落慶と書かれています。
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大師堂内部。左奥には岡神社の御札が見えます。
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大師堂の右側、墓地の入口横に聖観音菩薩像があります。
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大師堂の左側には水子子育地蔵菩薩像が安置されています。
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本堂の右手の小高い場所(これが権現古墳?)に石祠があります。
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手前に三峰大権現の石祠(文化7年、1810)
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奥に将門大明神の石祠(元禄13年、1700)
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さらにその奥にも石塔が並んでいます。これは青麻神社の石塔。
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左から青面金剛(文政5年、1822)、青面金剛(文化元年、1804)、庚申塔(明和3年、1766)
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左から青面金剛(明治24年、1891)、庚申塔(貞享3年、1686)、庚申塔(享保5年、1720)
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梵鐘記念碑(明治27年、1894)と灯籠一対
岡神社の入口。鳥居の右手前に手水鉢(元治元年、1864)と高須弘信講のものと思われる新四国札所塔(文政8年、1825)があります。
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かなり勾配の急な階段です。この台地は大日山と呼ばれています。
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最初の階段を登り終わると台地の上には、もうひとつ小高い丘があり、その上に社殿が建っています。説明板によると、この丘は直径18m、高さ2.8mの円形古墳で未発掘のため副葬品等は不明とのこと。
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拝殿の外観
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社殿内部。奥の本殿を少し拝むことができました。
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2つ目の階段の左側に二十三夜塔(文久3年、1863)と水神。さらにその後ろに蚕大神の石祠と御嶽山大神(明治17年、1884)があります。
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古墳の東側斜面、階段左側に並ぶ石塔や石祠。手水鉢(明治28年、1895)、伊勢太々御神楽奉奏記念碑(昭和4年、1929)、三笠山大神、八海山大神、稲荷明神。
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古墳の南側斜面に並ぶ石塔や石祠。右から順に青面金剛(文政6年、1823)、猿田彦命、待道大権現(明治29年、1896)、待道大権現(安政5年、1858)、天満宮(享和3年、1803)、二十三夜塔(文政12年、1829)、庚申塔(嘉永元年、1848)、待道大権現、子ノ大権現(文政9年、1826)、二十三夜塔(文政8年、1825)、庚申塔(明治4年、1871)
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古墳の南西側斜面に並ぶ石塔や石仏。左から熊野大権現(万治2年、1659)、二十三夜供養勢至菩薩像(享保5年、1720)、二十三夜塔(文化9年、1812)、青面金剛(寛政8年、1796)、青面金剛(天明3年、1783)、二十三夜供養塔(文化3年、1806)、子育地蔵(寛政元年、1789)、愛染明王(文化5年、1808)
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古墳の北側にも階段があります。階段右側に手水鉢(明治17年、1895)、道祖神(慶応3年、1867)、宝篋印塔、不明石祠