今年一月から、鎌倉市笛田にて、大掛かりな外装工事を行っておりました。
ベランダ付近からの雨漏りを止めるための工事と、雨水が室内にはいってしまっていたために、傷んでいた内部の木や、
壁や天井なども雨シミなどがある状態でしたので、同時に補修させていただきました。
ベランダ工事前のお写真です。
既存のタイルを解体撤去。
下地が見えてきました。
ちょうどベランダの下は、1階の和室の天井にあたるので、ここからの雨水の浸入を止めるように、しっかりと
施工をしていきます。
下地の垂木など、腐食している箇所があちこちみつかりましたので、補修工事を行いながら進めさせていただきました。
防水シート、アンダーガムロンという密着性の高いシートでガッチリと防水します。
そして、この上にさらにゴム素材のシートを施工して…
左官を行います。
防水仕上げ。
防水工事は、特殊な塗料で、何層にも丁寧に塗りあげて仕上げていきます。
しっかりと時間をかけて、乾燥を繰り返しながらの作業ですので、この防水工事の工程だけでも、数日を要します。
仕上がり。完成です。
とにかく防水にこだわり、雨風の侵入をしっかりと塞ぐため、いくつもの工程を重ね念入りに施工させていただきました。
工事の直後には、ちょうど強い雨の降る日がありましたが、
雨漏りなどすることなく、大丈夫とのことでしたので、ホッとしました。
室内天井補修や、京壁の左官補修も合わせて行いました。
途中のお写真ですが、このあと天井は木目調のクロスを貼り施工しました。
引き続き、外装工事、塗装工事他、板金補修工事などをご紹介させていただきます。