社長ブログ

神奈川県鎌倉市の
住宅総合リフォーム・塗装・屋根 
チームワーク合同会社

「父」

2006-12-09 | 社長のひとり言
私は幼い時に父を亡くし、母が女手1つで育ててくれました。
兄弟は6人で末っ子の甘えん坊です。
母は精神的にもかなりきつかったせいか、生活環境を変えるために
引越しを繰り返しました。小学5年生までに9回も引っ越しました。

関東と関西を往復、転校するのが嫌で堪らなかったし、
その都度苦い思いもしました。
母子家庭だったので、父がいない事でいじめられた事も1度や2度では
ありませんでした。

なんで自分にはパパがいないんだって、心の中でいつも思っていました。
写真の顔しか知らずに大人になりました。
毎日のように写真に向かって心で話しかけたり、苦しかった時も
1人で写真を見ながら泣いた事もありました。

母も辛かったと思いますが、仕事と子育てでそれどころでは無かったかも
しれません。

私は今、父が他界した時の年齢を越えて3児の父親でありますが、いまだに
父のことを考えます。まったく知らないはずの父を想っています。
たぶん父も私のことをずっと見守っていてくれたと信じています。

今思うと私は母子家庭でしたが、父にも育ててもらったような気がします。
恥ずかしいのですが、いまでも父のことを心ではパパと呼んでいます。
おやじって呼んでも良いのですが。このままで行こうと思います。

パパ本当にありがとう。これからもよろしくお願いします。
一度言ってみたかったセリフです。
コメント
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