紀州のプーさん のんびり日記

当ブログのエピソードは適当に綴っています。
実際のストーリーとは違う事をご了解下さい。

Cold Case S7 #17

2013-09-26 | Cold Case
「炎」

2006年11月。とある家で火事が起こる。子供の悲鳴が響く中、家の主は火に
包まれながら外へ脱出し呆然と立ち尽くす。そして2010年3月。刑務所の中で
その男は他の囚人達に刺し殺される。

その火事を担当したヴェラが男の取調べを思い出しながら車を運転中に誤って
自損事故を起こしてしまう。直ぐにリリーに連絡するが彼女が現場に到着した
時には、既にヴェラは姿を消していた。リリーは仕方なくヴァレンズも呼ぶ。

二人は現場近くの酒場に行って店主に話を聞く。その店には頻繁に姿を見せて
呑みに来ていたが、一週間前に若い男に絡まれて「あんたのせいで兄貴が
死んだ」と言われていたと話す。

連絡を受けたジェフリーズとミラーはヴェラの自宅へ向かう。室内は荒れ放題
だったが、火災現場の写真が残されていた。ミラーは以前その写真をヴェラが
職場に持ち込んでいたのを見ていた。

リリーとヴァレンズは火災調査官のクロフォードに話を聞く。以前ヴェラが
訪ねて来たらしく一緒にその火災現場に行ったと言う。ジョー・ドン・
ビリングズリーの家の火災で、放火として処理されてジョー・ドンは逮捕、
起訴されたらしい。クロフォードを演じるのはGlenn Morshower。色々な作品に
顔を出していますが、やはり「24」のアーロン役が印象的でしたね。


ミラーの調べでジョー・ドンには逮捕歴のある弟トラヴィスがおり、ヴェラに
絡んでいたのは彼だと推測する。

スティルマンはドーティー副本部長に呼び出される。ヴェラの件は既にドーティー
の耳に入っていたのだった。彼はこの件を早急に片付けろと急かす。

リリーとヴァレンズはトラヴィスに会って話を聞く。彼は3ヶ月前にヴェラに
会って兄が無罪だと話に行ったがけんもほろろに突き返されたと言う。

スティルマンにヴェラの件を追求されてジェフリーズとミラーは仕方なくここまで
の進捗状況を話す。

ジェフリーズとミラーはヴェラの元妻ジュリーに会って話を聞く。今朝来たと言う。
何か思い詰めた表情で突然現れて直ぐに帰ったらしい。

リリーとヴァレンズはジョー・ドンに不利な証言をした受刑者のコーディーに面会
して話を聞く。彼は事件の事など知らず、ただ検事らの要求で証言しただけだった。
コーディー役はJames Madio。最初見た時は「Chuck」のモーガンかと思いました。
ちょっと似てません?


ジェフリーズとミラーは火災現場跡に来る。ヴェラの携帯の通信履歴でここに来て
いたのが判明したからだった。何故来たかはわからなかったが、ジェフリーズの携帯
の留守電にヴェラが思い詰めた雰囲気で礼を言うメッセージが入っていた。

リリーとヴァレンズはジョー・ドンが刑務所から何度か手紙を出していた大学教授の
ペトロヴィッチに会って話を聞く。彼は化学の専門で火災にも詳しい。前日にヴェラ
が放火の件を調べて欲しいと頼みに来た。当時の書類に目を通して、彼はこの件は
放火ではなく事故に間違いないと断言したと言う。

ジェフリーズとミラーはジョー・ドンの元妻ジャネットに話を聞く。彼女によると
ジョー・ドンは結婚後は仕事にも不甲斐なく、彼女が浮気をしてバレると激怒した
らしい。前日ヴェラが訪ねて来た時彼は家の電気関係の配線トラブルがなかったか?
聞いてきたらしい。実際トラブル続きだったが、大家は手抜き業者ばかり手配して
いて困っていたと話す。


リリーとヴァレンズは当時の大家を呼んで話を聞く。確かに彼は手抜きをして
いい加減な業者を手配していた事を認める。だが彼が放火したわけではない。

そんな中、近所で飛び降り自殺の一報が入りリリーらも心配になって駆けつける。
恐る恐る遺体の顔を見ると別人だった。だがリリーの顔からは血の気が引いていく。

ドーティーがスティルマンを呼んで話をする。ドーティーの息子は問題児で手を
焼いていた。最初は不問にしていたが、あまりに問題を起こすのでスティルマン
が逮捕したのだった。息子を逮捕されて恨んでいたが、その息子もやがて立派に
更生して今や子供まで出来たと言う。孫を授かったのもスティルマンが息子を
逮捕したという荒療治が功を奏したのだと、感謝を述べるドーティー。そして
だからこそ今はヴェラにカウンセリングの施設に入れるべきだと助言する。

ヴェラが消防署でクロフォードと口論になっていると連絡が入り、リリーと
ヴァレンズが向かう。既にヴェラは去っていたがクロフォードは激怒していた。
30分程前にヴェラがいきなりやって来て「放火は間違いであれは事故だった」
と言いに来たと言う。だが自分の見解に絶対の自信を持つクロフォードは却下
してしまう。それで口論に発展したらしい。

リリーがジョー・ドンの実家に来ると雨の中ヴェラが外で呆然と立ち尽くしている。
リリーが今回の件を聞く。ヴェラはジョー・ドンを聴取した際、彼は家に入って
子供を助けたかったがあまりに火の勢いが強くて入れなかったと言っていた。
それは全て事実だったのだ。信用しなかった事で後悔の念に悩むヴェラ。
実家にいる彼の両親に事故だと言うものの、全ては遅過ぎた。


捜査終了後、リリーらはヴェラの部屋を片付ける。そしてヴェラ本人は
スティルマンに銃とバッジを預ける。精神的に不安定になっているヴェラは
カウンセリング施設に入所する決心をしたのだった。

~今回は~

ヴェラが施設に入るという事は、もう残りのエピソードには出ないの?

最後まで自我を押し通したクロフォード役のGlenn Morshower。さすがの
ハマリ役でした。「CSI : 科学捜査班」では保安官を演じてましたね。

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では、また



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