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消費税1964億円がトヨタ自動車へ還流

2006年02月20日 | その他のページ
 

 トヨタ自動車の2004年の消費税の還付額が1964億円にのぼると、関東学院大学の湖東京至さんが発表しています。

 トヨタ自動車など、海外への輸出がある企業は、海外では消費税を上乗せして販売できないために、こういう事が起こります。

 海外への輸出分に関しては、国内で製品を製造するさいの下請け業者に「支払った」消費税が国から戻ってくるのです。

 「消費税を下請け業者に払いっぱなしで、購入者から消費税をもらっていない」ということで・・・

 でも、下請け業者さんで、親会社から消費税なんてもらえてない方なら、すぐ想像つきますよね。

 トヨタも同じだって。

 下請けの業者さんに「消費税」分だけ値引きさせてるんじゃないの?

 ところが、取引の現場で下請け業者さんが泣いている実態をかえりみない、今の税務行政のもとでは、合法的に、トヨタに1964億円もあげているんです。

 1年でこの額ですよ!

 しかもトヨタ1社だけですよ!

 表の右端が消費税をもらった額ですから、上位10社の合計でなんと7727億円。1年でですよ。

 日本の予算で、消費税による税収の見込みが1年で、10兆円です。

 そのうち7.7%が輸出企業の上位10社にもどっている計算なんですよ!  

 釈然としないですよねー。

 自分は消費税をもらっていないのに、でもしょうがなく、生活を切り詰めて、なんとか払った消費税が、こんな風に使われているなんて。

 皆さんはどう思います? 

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