昨日のワークショップで好評だった「エコロジカル・シンキングゲーム」を
再度実施中です★
・いろいろな環境と、その環境にあった生き物しか生きられない
・虫がフィールドを3回通らないと鳥が死ぬ などなど、
いろいろなルールがあり、参加者はそれぞれの生き物になりきって
生き残りをかけての戦いが行われていました!
家倉@KEEP協会です。
本日のワークショップ・ラインナップを紹介し忘れてしまいました。
失礼致しました!
①森とエネルギーの本当の話をしましょう!!
(古川正司さん、佐々木豊志さん、加藤大吾さん)
②せっかく来たんだし、清里の森を2.5時間ぶっとおしで歩きまくるWS
(久松信介さん:ノルディックウォークを実施した方です)
③イナカとこどもと未来を考える2
(高森彦輝さん)
④環境教育+国際理解「グローバル環境倫理を育てるゲーム」
(小林おさむさん)
⑤Project WETを体験しませんか?
(佐藤敬一さん)
⑥エコロジカル・シンキングゲーム・リターンズ!
(奥宮健太さん)
⑦日本とメキシコをつなぎましょう
(贄田・強・エドアルドさん)
⑧森で気づいたこと
(鈴木崇則さん、農本真由子さん、佐崎由佳さん)
⑨生物多様性まんだらカードゲーム体験会
(赤松良彦さん)
⑩写真を撮りながらのお散歩
(吉田さん、渡辺さん)
⑪田舎ぐらしのモデルをやります!
(高見滋さん、河野格さん)
さぁ、11:30まで2.5時間どのような内容で行われているのでしょうか?
「ここ、どんなことやっているのか聞きたい!」というリクエストがある程度はお聞きできますよ~!
コメントお待ちしています。
清泉寮本館ホールでは、
「森とエネルギーの本当の話をしましょう」というWSが行われています。
昨日の午後のワークショップを実施された
さいかい産業・古川さん、くりこま高原自然学校・佐々木さんに、
アースコ ンシャス・加藤さんが加わって主催するWSが行われています。
まずは全体の自己紹介と、昨日のWSでどんな話があったのかという情報共有が行われました。
日本の森は製材用としてのみ使われてきたわけではなく、
エネルギー革命が起こるまではエネルギーとして利用されていました。
「エネルギー=石油(化石燃料)」と刷り込まれてしまった意識を変えて、
森をエネルギーとして利用しよう!という発表です。
森の整備と、ペレットプラントの施工・運用と、ペレットストーブの開発と、地域を巻き込んでの活動・・・と
すべてを自分で行ってきた古川さんの話に参加者の皆さんが引き込まれます。
※木質ペレットとは、オガ粉などの木材を加熱して作った100%木を原料とした燃料のことです(概略)
「ペレットが高いというのは間違った認識」
「燃料効率も、カロリーという比較するに値しない数値で比較せず、燃料効率を見れば灯油とペレットで1:1.4。変わらない」
「日本はガソリン漬けにされてしまった。何者かの戦略。
値上がりすると騒ぐのは『ガソリンは安い』と思い込まされている。」
「世界的に日本はガソリン安い。欧米ではガソリンは高くて貴重な燃料。ガソリン漬けにするための戦略。」
「小規模にペレットを作れば、小規模に材を集めてこればいいし、小規模に販売できる」
「大規模に作れば、大規模に材を集めてこないと効率が悪い。そんなに材は集まらないし、出してもらえない。運送費もかかる」
「大規模に作っても、大規模に消費できるところがなければ余る。赤字も大規模になる」
「小規模につくれば、10トンくらい。10トンならひと冬に10台分のペレットストーブがあれば消費しきる量」
書ききれないほど威力のある言葉の数々です。
参加者のみなさんは、熱心にメモをとる人、スライドをすべて写真に収める人など様々です。
メイン会場の向かいの部屋にブース展示場があるのですが、
分かりやすく展示を見てくださるように誘導展示を多めに作りました。
昨日、ブログをご覧頂いた方から「ブース展示が見たいです」とコメントにてご要望を頂きました。
ここからは、写真をふんだんに使ってご紹介していきます。
<ブース展示室の写真>
<廊下の様子>
<東武鉄道さんのブース>
手回し発電機が置いてあり、体験できる展示になっています。
<神社本庁のブース>
全国の神社を総括する団体のみなさんです。あまり知らない神社の世界がのぞけます。
<チラシ類>
みえますか?「神さまと暮らす」「皇室のまつり」「氏神さまと建築儀礼」などなど、面白いリーフレットが満載です。
<森林たくみ塾>
なかには、チラシだけでない「ご自由にどうぞ」も。
こちらは新聞紙で作られたバッグです。大人気でした。
<牛久観察の森>
イラストが可愛く目を引きます。
鳥のモビールがあり、参加者さんの子どもが楽しそうに遊んでいました。
やはり、体験できるものはブース展示として目を引きますね。
<岐阜県立森林文化アカデミー>
家倉の古巣(?)である、岐阜県にある学校のブースです。
活動団体だけでなく、学校の方もブースを出しています。
<さいかい産業>
1日目にペレットストーブ実演会を急きょ始めた古川さんのブースです。
ご自身が出演したTV番組の映像を流し、
「これ、オレ」といいながらブースに引き込んでおられました。
ペレットストーブの実演とブースを行き来しながらのアピールがお上手でした。
また、フリーのチラシスペースも大反響です。3箇所のフリースペースが完全にうまっています。
昨日、突発的にペレット実演会が始まりましたが、
本日は、安西英明さんによる「いきなり星空観察会」が始まりました!
昨日の夜の時間に、「星空を眺めて、宇宙と生物多様性を考える」のプレゼンが実施されたのですが
天候に恵まれず、野外での活動ができなかったため、本日のリベンジに至ったようです。
夕食前のわずかな時間に、気づいたら実践されていたWSでしたが、
夕食後も安西さんは嬉々として望遠鏡を抱えてデッキに飛び出していかれました。
今日は、本当に星がきれいです★
さて、全体会もおわり、夕食が始まりました。
夕食前には、明日のワークショップへのエントリーが盛んに行われておりました。
全体会前にはまだ2つしかエントリーの無かった当日参加型ワークショップですが、
現在ではその数を8つ個まで伸ばしています。
そうなると、ワークショップへの参加希望者のサインナップも加熱します!
現在はブース前に夕食を早めに終えた人たちの群れができつつありますよ~
さぁ、明日はいくつのワークショップが同時多発するのでしょう??
ワークショップのエントリーはもうすぐ締め切りです!
日本環境教育フォーラム(以下、JEEFと略します)の国際事業紹介として、JEEF事務局の塚原さんからの発表です。
現在行っているJEEFの国際事業としては、
・ツバル青少年友の会との交流・支援
・インドネシア環境教育支援
・ブータン王国ポブジカにおける地域に根ざした持続可能な観光開発のプロジェクト などなど
行っている活動は多岐にわたっています。
「今後はアジアで清里ミーティングのような集まりを?!」と期待を膨らませるような情報もあり、
今後の環境教育を取り巻く情勢に対してアンテナを張っていきたいと思いました。
最後は、JICA中国事務所環境分野の坂元さんより、中国の環境教育に関する取組みをお伝えいただきました。
まずは、JICAとはいったい何なのかという説明からはじまり、
JICAの取り組んでいる事業について、事例を交えて詳しく紹介いただきました。
国が違えど、現在中国が及ぼすいろいろな影響は大きく、
中国国内での環境教育に関して、私たちにも無関係ではありません。
そんな中国の現在の課題としては、施設を作るのは早くても、中身が追いついていないということだそうです。