昨日小学校で、3年生の総合学習の授業で視覚障害の方のお話があり、広報の取材で私も子供たちと一緒に話を聞きました
視覚障害の方のお話を聞くのは初めての私です
同じ町内の方で、17年前に緑内障になり全盲になったそうです
全盲になったとき、子供さんが2歳だったらしく、子供に絵本を読んであげたい一心で、点字を猛勉強して1か月で読み書きができるようになったそうです
国内に30万人もの視覚障害の方が居る中、3万人ぐらいの人しか点字の読み書きができる人がいないそうなんです。
でもこの方は子供さんへの強い思いから、猛勉強をされて1か月で習得されたのだから、すごい!の一言です
パートナー犬の名前はシルクと言い、2頭目だそうです
シルクとの共同訓練のとき、なかなかシルクとうまく歩くことができず、毎日1時間半から2時間シルクと歩いていたのだけどうまくいかず、シルクとのことを諦めかけてたある日のこと、つい1頭目とシルクを比べてしまい、シルクと心が通じ合ってないことに気づいたのだそうです
それからというもの、シルクと心が通じ合うようになって、一緒に歩けるようになったのだそうです
ハーネスを外してもらったシルクは、盲導犬から普通のワンコに大変身
子供たちの中にしっぽをフリフリ♪しながらお愛想たっぷりのシルク
最後に子供たち一人一人に頭をなでられながらお別れをしました
最後の最後に子供たちが居なくなった後、シルクといっぱい戯れた私
ハーネスをつけてないときは、やんちゃで可愛い黒ラブシルクちゃんで、メイとつきの匂いがするせいか、クンクンしながら尻尾を振って、ペロペロすりすりされた私です
でも、「シルク、カ~ム」と呼ばれた後は、盲導犬シルクに大変身
思わず
「シルクはとっても言うことを聞いていいな~、うちの2匹もこんなにいうこときいてくれるといいのに・・・」
と言ってしまった私・・・
「愛情をもって接して心と心が通じ合えば、大丈夫!」と励まされちゃいました
メイ、つき、頑張ってお互い通じ合おうね
以前、視覚障害者の方達に朗読のテープを送っていたんですけど点字の方がいいんじゃないかな?と思っていたら「成人してから目が不自由になった方が、点字をマスターするのは大変だから点字はだめなんです。」って言われました
子供さんの為とはいえ、1ヶ月で覚えられるなんて凄い努力されたのですね
盲導犬ともふれあえて、別の一面見れたし広報って子供たちと一緒に良い体験できますよね
成人して目が不自由になると、なかなか点字をマスターするのは大変なんだそうです
だって、点字打つときと読むときって点の位置が反対なんですよ
だから点字を打つときの点の位置と、読むときの点の位置を覚えないといけないから、大変ですよね
広報は二年続けてやってるんだけど、確かに大変な反面、役得なことも・・・
だってカープの選手が来た時も、取材を兼ねて会話もできたしね
でももう役員はパスです