
店の前に一台の車が停まり、優しげな女性が「喫茶いいですか?」って入ってこられた。
珈琲を淹れながら(この女性、どこかで会ったみたいだなぁ・・・。)なんて思ってたら、
話の途中で、
「私、実家の家業が畳屋なんですけど。」って言われて、「はっ」と思い出した。

Face-Bookで一応お友達になって戴いてるフリーライターの「三角由美子さん」だった。

一応お友達だが、その時はまだ直接コメントのやりとりとかしたことが無かったんで、
三角さんも、僕がFBのお友達とは知らなかったようだった。
三角さんは、テレビにもよく出ていらっしゃるんで、顔を覚えてたはずだった。
いろんな話をした。
僕は、大学を出る時、コピーライター志望だったこと。
また、ある障害を持ったお客様との話をした時、彼女の目に光るものが見えたり・・・・。

そして最後に、
「実は、前に出版した『熊本カフェ散歩』の続編みたいな感じで、今回は市内近郊以外のカフェさんを、取材したいんですが・・・。」
と、言われる。
僕は、すぐさまOKした。

著名なライターの三角さんの本に取り上げて戴いて断る理由がない。
それに・・・・タダだし・・・・・。

それから少しして、またデジカメ片手に彼女にご来店戴いた。
脱サラしてこの店を開業するまでの僕の想いや、どのようなお店にしたいか、etc・・・・。
自然に質問されて、自然に答える。
このなにげない繰り返しの間、彼女は、ほんのたまにメモをとるだけ・・・。
そして、お店の写真を撮って帰って行かれた。
その後も、今度はある月刊誌の取材で、彼女がまた来てくれた。
その時は「新本の原稿書きで、バタバタしてますぅ」なんて言っていらっしゃった。
そして数ヶ月後、出版社からゲラ原稿が送られてきて、確認してほしいとのこと。
中を空けて、読んでみてびっくりした。

シンプルな文章に、僕が話したことが簡潔にまとめてあり、フレーズの隙間に僕の想いがきっちり入ってた。
(さすがプロだなぁ!!)
って、感心した。

その時の取材が載った『熊本 海カフェ 山カフェ』が今月刊行されて、お店に一冊送られてきた。


三角さん!
刊行おめでとうございます!そして、本当にありがとうございました。
また寄って下さいね!

しかし、コピーライターとか目指さなくて良かったなぁ。てんで敵わないもん・・・・。


●木家珈琲倶楽部
熊本県宇城市松橋町きらら3-3-8
(ウイングまつばせ横)


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は、しませんが






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