末法人言

冥土、冥界、冥境、草葉の陰、黄泉、幽冥
 歳なのか?これらの言葉が気になっってきた。

葬儀とは! 寄り道編(1)

2014-11-01 11:11:01 | 日々の出来事

 葬儀とは何だろう?またまた本題から話がそれる。チョット寄り道を・・・・・。
まあー多少は関係のない話ではないのだが。

葬送儀礼は人間的営みである。人間以外の生き物は、葬儀もしないし、墓も持たない。葬式は人間に固有な営みである。そこに、人間の悲喜劇が生まれる。葬式は死から始まる。ある意味突然に!・・・・・である。

もともと死は誕生と同時に、我々の日々の暮らしに潜在している。それが日々の暮らしの中に、突然死が露出してくる。むろん、日々の暮らしの中ではあまり死の事等、考えたくもないし考えようともしない。「縁起でもない」である。死とはやはり負(マイナス)なのか?これは死に対する観念なのか?いずれ、人間は死と死の観念を持つのは必然のようである。そこにはやはり色々なドラマが生まれてくる。

通夜、葬式、葬儀屋をシチュエーションとした映画が結構ある。ある落語家の死から、その通夜での出来事をドラマにした映画「寝ずの番」、またそのものズバリの題名の映画「お葬式」そしてアカデミー外国映画賞に輝いた映画「おくりびと」とやはり、けっこうある。また、有名な黒澤明監督の映画「生きる」にも確か主人公が癌で死んで、その通夜の席が重要なシチュエーションにもなっていた。
ヒューマンドラマであり、悲喜交々の人間模様のドラマであり、それぞれが面白い映画でもあった。
                 

     

                

   映画「お葬式」予告編

     

   映画「おくりびと」予告編