7月25日(金)、茨城県立健康プラザで開催される平成26年度禁煙指導者研修会に伺い
「タバコ病患者を家族に持って」と題して、講演する機会を得ました。
初めは、拙著『タバコに奪われた命 父の「闘病MEMO」に寄せて』を読んでくださった
茨城県立中央病院消化器内科部長の天貝賢二先生から
あけび書房をとおしてメールをいただいたのがきっかけでした。
私でお役に立てるなら、ということで、現在台本作りに取り組んでいます。
私の場合、やはり台本は必要不可欠で、いままで拝聴した多くの講師の方々のように
パワーポイントのスライドを見ながら流暢に説明することはできません。
話の内容も、統計学的な数字であるとか、病理学的な説明・臨床での報告だと
パワーポイントのスライドに、それらの数字や写真などを用いれば説明できるのかもしれませんが
私の場合は、その時のタバコ病患者(つまり父)の感じ方や考え
家族の受け止め方や行動などが主になるので、どうしても台本が必要なのです。
しかし、台本を作ってリハーサルまでしても、なかなかうまくいかないのが現実です。
一昨日、三重県大台町立大台中学校と鈴鹿回生病院でお話しした際も
中学校では時間が余ってしまい、同行していた鈴鹿回生病院の松島先生に
助け舟を出していただいて、何とか事なきを得ました。
しかし、お話ししていて、大変手応えを感じたのも事実です。
世界禁煙デー2014大阪記念の催しとは構成を変えて、私としてはかなり「冒険」をしましたが
三重県に呼んでいただいて良かった、ありがたいことだと感謝しています。
茨城県立健康プラザで開催される禁煙指導者研修会でも
基本は三重県でお話ししたことに置いて、さらに改善を加えていきたいと思っています。
この研修会は、NPO 法人日本禁煙学会の「専門指導者認定単位」及び
「禁煙サポーター指定講演会」の認定研修会だそうです。
先月出席した無煙社会をめざす人々の定例会で
茨城県はタバコ問題への取り組みが非常に熱心な県であると伺いました。
茨城県の皆さんにお目に掛かれることを、楽しみにしております。
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私も演者のひとりとしてお話させて頂く者です。
お話を伺えるのをとても楽しみにしております。
明日はよろしくお願いいたします。
ようこそ当ブログにお越しくださいました。
コメントをいただき、ありがとうございます。
先月出席した無煙社会をめざす人々の定例会でも、鈴木さんが取材を受けられた朝日新聞の記事のことが話題になりました。
明日の禁煙指導者研修会でお話しされる内容にも、とても関心を持っております。
お話を伺えるのが楽しみです。
本を書かれる方だからお話もお上手だろうと予想しておりましたが、予想以上にお上手で感動しました。
荻野様のお話をお聞きして参加者の活動の動機が高まり、鈴木様のお話をお聞きして具体的な取り組みのヒントを得るという企画が大成功しました。
今後、御講演の依頼が増えると思いますが、健康に留意され、ますますのご活躍を祈念しております。
先生が本を読んでくださったのがきっかけで、茨城県に呼んでいただけることになり、大変うれしく、感謝しております。
ありがとうございました。
禁煙指導者研修会でも、参加者の皆さんの熱心な姿勢がとても印象に残りました。
先生も、どうかお体をお大事になさってくださいね。