金曜エッセイ第2回は「大人の悪だくみ」。
【出典：しんぶん赤旗 2020年7月10日】
ここで裏話をご紹介しましょう。
実は、密かに5回の連載のサブタイトルを
「○○の△△」で統一しようという目論見んでいました。
しかし、それは第1回からあっけなく崩れてしまいました。
最初は「子どもの涙」というサブタイトルで原稿を提出しましたものの
サブタイトルが内容と直結しないのではないか
もっと直接的なものの方がよいのではないか
と、編集部から変更を提案され、最終的に
「子どもがニコチン中毒に」に決まりました。
第1回であっけなく崩れた目論見でしたが、その程度ではへこたれず
残り4回のサブタイトルを「○○の△△」にしたのはいうまでもありません
第1回が葉タバコ耕作にまつわる話でしたが
第2回はタバコを売る側が、どのような目的で、誰を狙ってタバコを売るのか
そして、タバコ企業が東京都子どもを受動喫煙から守る条例案のある条文に
最後まで抵抗したことについて書いています。
タバコ企業が何をしてほしくないのか
タバコ企業にとっていやなことは何なのかがわかれば
私たちが市民として各所に働きかけることが可能で
かつ、有効なタバコ対策が、自ずと見えてくるのではないでしょうか。
