一つ前の記事で、「しんぶん赤旗」の金曜エッセイに
7月の担当として毎週金曜日、5回にわたってエッセイを書くこと
また追記では、書いている途中だということをお知らせしました。
くらし家庭部の皆様の心強いサポートのもと
滞りなく5回の連載を書き終え、ホッとしております。
そして、「しんぶん赤旗」くらし家庭部の許可を得て
全てのエッセイを皆様にご紹介できることになりました
第1回のエッセイは「子どもがニコチン中毒に」(写真)。
【出典:しんぶん赤旗 2020年7月3日】
海外の貧困層の子供たちが葉タバコ栽培に従事しており
葉タバコから皮膚を通したニコチン摂取で
生葉タバコ病・緑タバコ病と呼ばれる急性ニコチン中毒になったり
神経毒系の農薬によって病気になっていることを紹介しました。
タバコの害は、タバコを吸う人に直接及ぶのはもちろん
タバコを吸わない人を巻き込んで、受動喫煙・三次喫煙という形で及びます。
しかし、タバコを生産する過程においても、貧困を背景として
タバコ耕作に従事せざるを得ず、ニコチンの害で苦しんでいる人がいます。
海外の葉タバコ耕作で児童労働が行われていることや
児童労働の解決に支援を寄せるような形でタバコ企業が支援したり(*)
プログラムを提供したり(*)しているものの
解決には結びついていない現実を、知らない方も多いと思います。
*タバコ企業が社会的貢献活動をすることについては
タバコ規制枠組条約(FCTC)第13条で
あらゆる形態の貢献が(たとえ児童労働の解決のためであっても)
禁止されています。
第1回のエッセイ掲載後、読者の方からハガキで感想が寄せられましたので
ここにご紹介します。
感想をお寄せくださり、ありがとうございました
「『タバコよもやま話』(7/3)を読みました。
タバコの生産に海外の貧しい家庭の子どもたちが
急性ニコチン中毒に苦しみながら働いている現実を
知らないままでいたことを恥ずかしく思っています。
コロナ危機で街頭の喫煙場所が閉鎖されたりしていますが
もっともっと考えていかなければならないことがありますね」
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