高知 きたむら動物病院blog

四国高知にて2009年1月に開院いたしました動物病院のブログです。

2月のお知らせ。

2018-01-27 16:49:43 | 病院について
2月は診療時間の変更があります。

2月10日(土) 
午前 通常通り 午後の診療時間変更


14:00 から 15:45 受付終了

通常より短縮になります。


どうぞよろしくお願いいたします。

高知 きたむら動物病院
高知県高知市北川添24-27
088-880-5123
受付時間 
月・火・木  9:00-11:45 15:00-18:45
金     9:00-11:45 17:00-18:45
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休診日 水曜日 日曜日 祝日
一般診療・犬と猫のアレルギー・皮膚病外来・内分泌外来


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セカンドオピニオンとは。

2018-01-17 11:00:50 | 獣医療
最近もあったのですが、これまで9年仕事していて、飼い主さんから

(他の病院から)「セカンドオピニオンで来ました。」

と申されたり、

(他の病院へ)「セカンドオピニオンをしたい。」

と申されることがありました。


この、「セカンドオピニオン」という単語。
非常に恐縮なのですが、これまでセカンドオピニオンと申された方で、
正しく理解されている方は一人もいませんでした。


セカンドオピニオンとは何か。

セカンドオピニオンで検索すると、ヒトの病院のページがたくさん
出てきます。

地元高知大学医学部のページを参考にさせて頂きますと、

・現在かかっている医療機関(主治医)の治療に関して、他の医師の
意見を踏まえたうえで治療を受けたいという方に、参考となる情報や意見を提供する。

・セカンドオピニオンでは、原則的に検査治療は行わない。

・主治医の了承を取った上で、それまでの必要な資料を持参しセカンドオピニオンを受ける。

・相談内容は、病状や治療内容に関することである。

・医療事故に関する訴訟、現在受診中の医療機関に対する苦情、治療結果の評価、
診療費用に関する相談、転医、転院の希望などは応じられない。


・紹介状や資料等をご用意いただけない場合
・主治医がセカンドオピニオンを受けることを了承していない場合
・死亡した方を対象とする相談
なども対象外という病院もあります。

ここまでの流れでおわかりになると思いますが、
セカンドオピニオンとは、その患者が今後の治療に関してより
理解を深め、納得して決定するための

「より良い医療を受けるための意見を第3者に聞く」という制度なのです。


一方、獣医療ではどうでしょうか。

開院して丸9年、セカンドオピニオンと申された方ほぼ全て
「自主的に転院されてきた」飼い主さんでした。

治療内容をお聞きし、当院で治療しなくとも主治医の治療で全く
問題ありません、とお話しし戻って頂いたこともありますが、
それも単に来られただけで、主治医にセカンドオピニオンを受けたいと
言ったわけでも、紹介状や検査内容を頂いたわけもない、
単なるお話しに過ぎませんでした。

そもそも、セカンドオピニオンとは、まず現状受けられている治療で
よいのか、他の視点としては何か無いか、他の視点を持ち帰って
主治医とよく相談していただいてより納得と深い理解を得て治療を
受けられるようにするための制度なので、できるだけ落ち着いた状態で、
柔らかな雰囲気で、今後より良い治療のためのご相談をされ、
主治医とともにスムースに継続していただくのが本来の流れです。

そのためには、詳細な把握と、意見表明をする必要がありますし、
単に当院ではこういう治療があるからどうですか、ということでは
無いのです。

獣医療では、人間の医療に比較し、各病院でセカンドオピニオンを
行えるほどの環境整備が構築されているとは言い難く、
そもそも現状で獣医療においてセカンドオピニオンという制度は
ヒトよりも難しいのではないかと私は考えています。

私は日常、自分よりも他の病院のほうが適切と判断した場合は
すぐに紹介状を書きます。それは、その飼い主さんと動物にとって
それがベストであると明確に判断できる場合です。

それも、「より良い獣医療を受けて頂くために転院して頂く」

ということで、セカンドオピニオンでもありません。


セカンドオピニオンとは、本来、患者(飼い主)の治療の選択肢
は他に無いか、無くてもより深い理解をできるようにできないか、
というような主旨のものです。原則は、セカンドオピニオンの後は
主治医と連絡し、また、ご本人も主治医と再度相談されるものです。

当院では、主治医に了解を取られたうえで、必要な資料を持参
していただき、それらを精読し、30分なり60分なりの時間をかけて
私の意見や情報提供したりすることは、日々の仕事の上にさらに
そのような仕事を加えることは困難と判断しておりますので、

「セカンドオピニオン外来」は当院ではできません。


・・・・極端な場合、来院された時点ですでに具合が悪くすぐに
検査治療に取りかからないといけないような状況でも
「セカンドオピニオン」と申されたことがあります。
もちろん、セカンドオピニオンではなく、ひとまず処置となりました。

緊急性がある容態で、セカンドオピニオンも何もありません・・・。


言葉が一人歩きしている例はほかにもいろいろあるのですが、
「セカンドオピニオン」という単語に関しては全く理解されてない
状況が何度もあったので書きました。



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10年目。

2018-01-10 10:03:14 | 病院について
1月4日の開院記念日より、当院は10年目に入りました。

丸9年仕事させて頂いて、苦しいことや嫌なこともそれなりに
ありますが、飼い主さんから労いや感謝のお言葉を頂いたり、
喜ばれる表情をされたり、あるいは、命に限りのある動物を
見送られた後に、御挨拶にお越し頂いたりされると、微力ながら
何かしら役には立ったんだろうか、と感じることもありますし、

見送られたあとに、また新たなご家族を迎えられ、お連れ頂いた
りされると、自分とうちのスタッフでこの仕事をしてて良かった
のかな、と思います。

当院に来られている飼い主さんはもうご理解されている方も
多いと思いますが、獣医ひとり、看護師5人で診療しており、
限られた診療時間で我々が出来ることは最大限行い、

自分が出来ない分野、不得手な分野の仕事は、自分がベストと
判断する他の病院のご紹介をさせて頂く、というスタンスです。

出来ないことや、不得手な仕事を無理してすることは、動物、
飼い主さん、獣医師、誰にとってもいいことは何一つありません
ので、結果として良い方向に行けるような判断が大切です。

もちろん、自分が対応可能と判断する仕事は、最大限行うことが
前提です。

どの場面においても、その時その状況に応じたできるだけ
ベストと判断する内容をご提供できればと思いますが、
何がベストかということも、人により、価値観により、ケース
バイケースとなりますので、そういった面でどうするのが
よいのか頭をひねる毎日です。

元来は、悩むと延々ドツボにはまる性質ですので、頭の訓練を
意識的に行い、日常では悩むことをほとんどやめました。

今後も、日々できるだけ平常心で、コンスタントな仕事がご提供
できるようにしていきたいと思います。


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