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オホーツク北見塩やきそば

北見市の豊富な食材を活用し、地元住民や観光客にも広く受け入れられる「オホーツク北見塩やきそば」を研究、開発しています。

きたみ素描(デッサン) 「訓子府町南8線」

2008年12月09日 23時56分24秒 | きたみ素描


北見市内の今日(12/9)の最高気温は11.5度(13時)、もう12月ですよ。

小春日和というには時期も遅いし、季節はずれの陽気です。

今日と明日は置戸町で仕事です。

置戸に行く楽しみの一つは、途中のこの景色。

ここは北見~置戸間、訓子府町の南8線から見える風景です。

緩やかにうねる畑と遠くの山並みには四季折々の色合いと表情があり、その移り変わりを楽しむことが出来ます。

 

雪や霜が着いても朝には日に照らされてすぐに解けてしまいます。

太陽が昇る方向に目をやると畑から湯気が上がったようにうっすらと“もや”がかかっています。
(残念ながら写真ではわかりにくいのです)

 

同じく南8線、道立北見農業試験場付近。
北見市上常呂から続いている、長い長い直線道路。
畑の間をはしる道を、ひたすらまっすぐ進み置戸に向かいます。

 


きたみ素描(デッサン) 「冬到来」

2008年12月01日 11時44分32秒 | きたみ素描


今日から12月です。師走の忙しさのなか、体調管理にはくれぐれもご注意ください。

夕べはこの冬初めての吹雪、本格的な冬の到来です。

一夜明けて、済みきった青空のお天気。

北見市大正の畑は真っ白に。

秋播き小麦が芽吹いた畑も来年の春まで雪の下です。

 

今年の10月7日に開通した西8号アンダーパス。
JR石北本線と大正通(西8号線)を立体交差するこのアンダーパスは平成17年に工事開始。

わたしも毎日の通勤でこの道を通るので、開通してとても便利になりました。JR西北見駅のすぐ隣の踏み切りということで、列車が駅に停車しているあいだは結構長く遮断機が下りていましたからね。

今日から日中の気温が少し高くなります。雪が溶けて夜には再び気温が下がり、路面の凍結が心配です。

北見の除雪に関する情報はこちらで。
「北見市都市建設部 道路管理課 北見の冬みち」
http://www.city.kitami.lg.jp/doro/fuyumititop.htm


きたみ素描(デッサン) 「初雪」

2008年11月04日 22時04分32秒 | きたみ素描


北海道の上空を非常に発達した寒気が覆い、今日は札幌や函館など道内の各地で初雪が観測されました。

オホーツク海側でも山間を中心に雪が積もりました。

写真は午前7時30分、北見と津別の境界付近のパーキング。

明け方降ったと思われる雪が1センチほど積もっていました。

付近の畑も真っ白です。阿寒に向かう峠道は吹雪で、ちょっと怖かったです。

この寒さの中、畑ではビートの収穫作業も行なわれていました。


きたみ素描(デッサン) 「紅葉」

2008年10月19日 23時16分51秒 | きたみ素描


久々のきたみ素描です。

忙しい毎日に追われていると、なかなか季節の移り変わりを感じるまもなく過ごしてしまいます。
気がつくといつのまにか秋が深まり、市内の紅葉もそろそろ見納めになってしまいました。

 

811石北大通りに並行している遊歩道。
この下にはJR石北線が走っています。
列車が通ると足元に地響きが感じられます。

 

イチョウの木も鮮やかな黄色に。

 

野付牛公園。
紅葉を透かして柔らかい木漏れ日が地面を照らしています。
午後になるとすぐに、木々の長い影が伸びていきます。
風が吹くたびにさわさわと音を立てて、いろんな色の葉が落ちてきます。

 

落ち葉のじゅうたん。
輝いていた紅葉も次第に色あせ、落ち葉となって一面に。
お散歩を楽しむ親子連れもたくさんいました。


きたみ素描(デッサン) 「留辺蘂(るべしべ)」

2008年08月01日 21時26分02秒 | きたみ素描

昨日の北見スイーツの関係者の白花豆圃場見学のことが、今朝の道新に掲載されましたね。いよいよ本格的に開発が始まります。みなさん期待してください。

せっかく留辺蘂方面に行ったので、写真をいろいろ撮ってきました。昨日の続きです。

 

小麦の収穫が最盛期です。刈り取った後の麦わらはロールになり、家畜の敷きわらやたい肥の原料として使われます。

大型のコンバイン二台で麦を刈り込む作業が行なわれています。刈った小麦を掃除機のように前から吸い込んで実だけを取り、お尻から麦わらが排出されていきます。

 

こちらは玉ねぎ畑です。
すっかり葉が倒されて、枯れるのを待ちます。

 

鬼皮の部分がだいぶ色づいてきました。
もうすぐ収穫ですね。

 

紫花豆。
豆は紫色ですが花はとても鮮やかな赤い色です。

 

こちらは、JAの豆の選別を行なうところ。
留辺蘂の白花豆は粒が大きく、普通サイズの「白花豆」に対し大粒のものは「白花美人」と言う名前で出されています。

 

その豆を使った甘納豆も「白花美人」と言う名前。温根湯の名産品です。
たいへん美味しく、人気があります。

 

道の駅「おんねゆ温泉」
「生牛乳飲み放題」の看板も。
ここには高さ20メートル世界一のハト時計塔「果夢林」があります。

 

「花えーる」という食品加工体験施設。チーズやパンなどいろいろな加工品が作れます。
ここの加工機械の選定は私が行ないました。

 

北海道らしい風景ですね。山間の緩やかな斜面には白花豆が植えられています。


きたみ素描(デッサン) 「市内のイベント」

2008年07月20日 21時30分30秒 | きたみ素描


先週、北海道洞爺湖サミットが開催されたことにより、例年7月の上旬に行なわれていたイベントの多くは今週にずれ込んだようです。
この週末、市内では北見ぼんちまつりやインターナショナルオホーツクサイクリング、香りゃんせフェスティバルなど、大きなイベントが開催されました。

第55回北見ぼんちまつりでは、18日金曜日から行なわれている銀座通商店街の「素人縁日」。空模様はちょっと不安定でしたが、連日ものすごい人の数。

 


市役所前の小公園で行なわれている「おまつり広場」、まつり最終日は仮面ライダーショーや消防車の試乗などが行なわれていました。前日は歌謡ショーなどが行なわれていたようです。

 

去年は小公園の向かいにある中央公園でオホーツク北見塩やきそばの販売を行なっていたので、まったくワカリマセンでしたが。こんなに人が来るんですね。

 


香りゃんせ公園では香りゃんせフェスティバルが行なわれていました。
ハーブグッズの販売や体験コーナーなど。
夜はこの公園がある常呂川の河川敷で、祭りのフィナーレ「納涼花火大会」が開かれました。今年も期間中、雨が降らず良かったですね。


きたみ素描(デッサン) 「オホーツク公立食品加工施設実務者研究会」

2008年07月15日 22時53分34秒 | きたみ素描


公立食品加工施設の実務者による研究会が、私(拔山)の勤務している道立オホーツク圏地域食品加工技術センターで行なわれました。

この研究会は網走管内の市町村、第三セクターなどが運営する公立の食品加工施設に勤務する担当者の集まりで、その多くは地元の住民の方たちの加工実習指導を行なう方たちです。平成14年に設立され、毎年二回のペースで加工技術の研修会を実施しています。

管内にはこのような施設が20以上もあり、パン作りや味噌、ソーセージや乳製品など大変幅広い品目を作ることが出来ます。

今回は「道産小麦で麺作り」、オホーツクでも小麦がとれますから、出来るだけ地元産を使いたいということで、それらを使った麺作りの研修会です。

 


使用したのは小清水(こしみず)産の「春よ恋」と「ホクシン」、それから大空町女満別(めまんべつ)産の「ホクシン」。さらに業務用として用いられている既製品の小麦粉を使い、いろいろな麺を作って味を比べてみようという内容です。

 


先ずはうどん作りから。
パンをこねるミキサーを活用して、原料の小麦粉に食塩水を加えていきます。

 


そぼろ状になった粉。水廻し工程といいます。粉一つ一つの粒子に水を行き渡らせた状態。

 


麺帯機にかけ、シート状に成形します。

 


しっかりと圧延(あつえん)され、表面が滑らかになります。この工程で小麦のグルテンを引き出していき、麺の粘りとコシを作り出します。

 


一時間~半日、生地を休ませます。パン作りと同じで小麦製品はこの工程がポイントです。

 


切り出し工程。麺帯をカッターに通し、適当な幅に切って打ち粉をまぶして完成です。

 


早速茹でて味を比較してみましょう。

 


生麺の場合は、茹でるときに差し水はしません。火加減をうまく調整して茹でていきます。

 


茹で上がった麺。原料の小麦粉によってまず色が大きく違います。透明感があるものや、少しくすんだものまで。

 


皆で試食。味も食感もやはり違う。
うどんには「ホクシン」という品種が良いようでした。

 

出来立ての麺はとてもおいしい。

 


試作品の製造は更に続きます。

 


こちらは中華麺。
市販の麺のように酒精(アルコール)添加せず、かんすいと食塩のみ。
日持ちはしませんが、小麦の風味が良く分かりおいしかった。

 


生パスタ。
乾麺のパスタと違い、粘りのある良い食感が出ます。

オホーツク北見塩やきそばの麺は道産小麦を主原料としたものですが、いつかはオホーツク産のものを使えるようにしたいと思っています。そのヒントが得られるかも知れないということで私も参加させてもらいました。製麺適性の高い小麦の品種もどんどん開発されています。やきそばに合ったものも出来るかもしれません。私も技術の向上に励みたいと思います。

 


きたみ素描(デッサン) 「ビア&カフェぼんち村(今日から!)」

2008年07月10日 21時05分50秒 | きたみ素描


今日も暑かったですねー。
外でビールを飲みたくなりますね。

中央公園では、

第55回北見ぼんちまつりの協賛事業としてビア&カフェぼんち村(中央公園)が今日から始まります。

期間中、一回は行きたいな。

期間:7月10日(木)~20日(日)【11日間】
平日、12日(土) 17:30~21:00
13日(日) 13:00~21:00
19日(土) 11:00~21:00
20日(日) 11:00~16:00


きたみ素描(デッサン) 「タマネギ畑」

2008年07月08日 21時29分22秒 | きたみ素描

ここ数日暑い日が続いていますね。
天気予報のサイトでは熱中症予防に関する情報も出されているようです。

◆tenki.jp
 →
http://www.tenki.jp/heat/index.html
◆環境省北海道・東北地方熱中症情報
 →
http://www.nies.go.jp/health/HeatStroke/hokto.html

網走支庁は7月1日時点の農作物生育状況調査の結果を公表しました。6月下旬の低温の影響で豆類や水稲の生育が平年より2~6日遅れているそうです。この天候で持ち直すでしょうか。
小麦、馬鈴薯、てん菜、タマネギは平年並みだそうです。
◆網走支庁「農作物生育状況調査」
 →
http://www.abashiri.pref.hokkaido.lg.jp/ss/num/oshirase/sakkyo

 

市内の畑の様子を見てきました。
こちらは北見市中央三輪のタマネギ畑、大正通(西8号線)からの眺め。
このあたりは宅地造成が進み、新しい住宅がどんどん建っています。

畑はもうわずかになってしまいました。

 

タマネギも大きく成長し、根元が肥大してきました。→ 5月の苗の様子はこちら

タマネギにも極早生(ごくわせ)、早生(わせ)、中手(なかて)、晩生(おくて)とあり、収穫の時期を調整しておりそれぞれ品種が異なります。辛味の強いものからサラダ向きのものなどいろいろです。
早いものは8月から収穫が始まり、新モノのタマネギが食べられるようになります。

 

同じ日の別の畑のタマネギ。こちらはまだ根元が肥大していませんね。

 

同じく中央三輪の秋まき小麦畑。
これからどんどん色づき、麦畑らしくなります。

 

少し重みを増した秋まき小麦の穂が風に揺られてさわさわと。

 

ほうれん草のような葉をつけているのは、東相内(ひがしあいのない)地区のてん菜(ビート)畑、砂糖の原料になります。地中の根部が肥大し、糖分を蓄えていきます。収穫は10月頃。

 

柏木地区の馬鈴薯畑、花がつき始めました。


きたみ素描(デッサン) 「今日は真夏日、香りゃんせ公園にて」

2008年07月02日 22時26分35秒 | きたみ素描


「ようやく夏が来た」と感じられるお天気です。

今日は暑かったですねー。

北海道を覆う高気圧とフェーン現象の影響でオホーツク海側も暑さが増し、津別町や北見などの内陸部では30℃を越す気温となり、今年初めての真夏日となりました。

街中の気温は34℃(14時ころ:北見信金本店前)、車の中も猛暑です。

 

こちらは北見市朝日町の常呂川河川敷にある香りゃんせ公園の噴水広場。
多くの家族連れが水遊びに来ています。
やはりこの暑さを表現するにはもってこいの風景、NHKさんや新聞各社が写真を取りに来ていました。

 

香りゃんせ公園は、かつて世界の7割の生産量を誇ったハッカ栽培の歴史を受け継ぎ、ハーブを使ったまちづくりの活動拠点として作られました。10.4haもの広大な敷地に植栽されているハーブは現在50種類以上にもおよび、短い夏を彩るハーブの香りが北見市の象徴と位置付けられています。

平成18年の7月に北見を開催地として行なわれた「第15回 全国ハーブサミット北見大会」は記憶にも新しいところで、ハーブでまちおこしに取り組む全国の自治体や団体などが集い、大会のメインとなる「香りゃんせフェスティバル」には、2万人もの来場でにぎわうたいへん大きなイベントとなりました。

当時は私も実行委員の一人として、管内のハーブを使った商品開発やハーブプロモーションコーナーを担当し、大会を盛り上げるために管内のハーブ生産者や食品加工業者などと一緒になってがんばったのを思い出します。

のちにオホーツク北見塩やきそば推進協議会の会長となる梶井さんとの出会いも、このイベントからだったと思います。

 

こちらは市民参画によるコミュニティーガーデン。
皆さんそれぞれ好きなハーブを植えて、生活にも取り入れているようです。

 

畑の管理に来ている方たちの姿も。

 

ピンク色の花を咲かせている「チャイブス」、ネギの風味がさわやかで、花もおいしい。
刻んで冷麦に散らせば彩りも良く最適です。

7月20日(日)には、この公園を会場に「香りゃんせフェスティバル」が開催されます。
イベントの詳細が分かり次第、またこのブログでお知らせします。


そして今年はこの公園のハーブを活用し、新しい商品の開発をすることになっています。北見ハッカの歴史を語り継ぎ、その伝統を受け継ぐ試みでもあります。ハーブを再び地域の産業として芽吹かせることを目指して、良いものが出来るようがんばろうとおもいます。