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円純庵先生の健康講話と桑茶会

2013年11月25日 | 北上市イベント情報

2013年11月24日(日)、日本現代詩歌文学館 和室にて「円純庵先生の健康講話と桑茶会」が開催されました。推進室スタッフは11:00の部に行ってきました!

受付では、桑茶スティックを頂きました。更に、健康講話が始まる前も温かい桑茶を頂きました。外が寒かったことも有り、芯まで冷えていた体が温まりました★

 

そして健康講話ですが、この日の講師は円純庵先生こと中塚一雄氏でした。純庵先生は、31年間、洋服を一切着ずに「和の衣=きもの」だけの生活を信条とされています。そして現在、きもの総合研究所「和の国」の代表、並びにNPO法人きものを着る習慣をつくる協議会の理事長としてご活躍されています。

健康講話は純庵先生がおしぼり等の小道具を使用しての面白い話術に、参加された皆さんはずっと笑っていました。推進室スタッフも仕事を忘れそうになる程の大爆笑…あっという間の40分でした♪

純庵先生によると、更木桑茶でおなじみの桑の葉ですが、長い歴史があるそうです。鎌倉時代に日本に禅宗を布教した栄西(えいさい)は、お茶についてを説いた人としても知られています。
鎌倉時代に三代将軍である源実朝が二日酔いで苦しんでいる中、明菴栄西がお茶を薦め、見事に二日酔いが覚めました。その後、武士の飲み物にお茶が定められることになりました。
そして、明菴栄西が記した喫茶養生記(きっさようじょうき)には、桑の葉についても記載されています。(桑の葉については明菴栄西だけが記しているそうです!)

長い歴史がある桑の葉ですが、純庵先生のお取り計らいにより、「馬上扶桑観世音菩薩(ばじょうふそうかんぜおんぼさつ)」という国宝級の御軸を見ることが出来ました。こちらはただ描かれているだけではないんです!こちらは江戸時代に一度描いたものをもとに、全部西陣織で作られているそうです。
左下の手には桑の葉、そして右上の手には蚕が乗っています。貴重な資料に、参加者の皆さんはカメラを構えて順番に写真を撮影していました。

 

そして、健康講話を楽しんだ後は、裏千家岩手南支部 多田宗弘社中お手前による桑茶会が始まりました。お茶のお菓子は更木結っ子工房で作られている桑を練り込んでいるそうです。参加者の皆さまはお菓子やお茶を美味しく頂いていました。あまりの美味しさにおかわりされた方もいましたよ!

この日は楽しい講話と美味しいお茶会に、参加された皆さまは大満足のご様子でした♪そして大活躍の更木桑茶ですが、通販でも販売されています!そして、共催の和の衣 さとうではさくら染めも行っていますよ!詳しくは下記のリンク先からどうぞ~★

更木ふるさと興社
〒024-0103
岩手県北上市更木22-9-2
TEL:0197-81-6136
FAX:0197-66-3766

・公式HP
http://www.saraki-kuwa.co.jp/index.html

・Facebook
https://www.facebook.com/sarakikuwacha

和の衣 さとう
〒024-0062
岩手県北上市鍛冶町1-9-10
TEL 0197-64-0843

公式HP
http://www.wanokoromo.com/

 

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