きたかみ魅力発信ブログ

岩手県北上市「北上観光コンベンション協会」公式ブログです。観光やイベント情報を発信していきます!

【開催報告】ものづくり発見ツアー

2015年01月28日 | きたかみ観光推進室企画 ツアー

2015年1月9日(金)に北上市内の工場を見学する「ものづくり発見ツアー」を開催しました。

北上市を支える企業の歴史や現場の技術に触れていただくことを目的として、「株式会社佐々木印刷」と「株式会社東北佐竹製作所」の2社を見学しました。小中学生の冬休み期間中ということもあり、親子でご参加いただいた方々含め、参加者は8名でした。

 <行程> 貸切バス移動

 【集合】北上市立中央図書館西側駐車場(12:50)、JR北上駅東口(13:00)

 【見学①(13:30~14:30)】株式会社佐々木印刷 (所在地:岩手県北上市口内町堰根91-4)

 【見学②(15:00~16:00)】株式会社東北佐竹製作所 (所在地:岩手県北上市川岸1-16-1)

 【解散】JR北上駅東口(16:10)、北上市立中央図書館西側駐車場(16:20)


最初に株式会社佐々木印刷を訪問しました。

佐々木印刷はラベル・シール印刷を中心に開発・生産している会社です。

 

作業現場を見学する前に佐々木社長から会社概要やラベル・シールについて、お話を伺いました。 

アイデア豊富な佐々木社長のお話に皆さんうなずきながら、集中して聞いていました。

 

 

次に作業現場を見学しました。

佐々木社長に熱心に説明をしていただき、皆さん興味深く機械や製品をご覧になっていました。

 

佐々木印刷の製品についていくつかご紹介します。 

宅急便で使用される「割れ物注意」シールや「ごみ出しルール違反」シール、コンビニのプライスシールなど多種多様なシールを製造しています。

中でも「ハグレス」や「連ラベル」は通常ゴミとして捨てられていた台紙(ハクリ紙)を無くしたラベルで環境に優しく、「連ラベル」については特許を取得しています。

ハグレスについて詳しくはこちらをご覧下さい。↓

http://sasaki-insatsu.com/pc/haguresu.html

「割れ物注意」シールや「ごみ出しルール違反」シールもこのハグレスを採用しています。

 

連ラベルについてはこちらをご覧下さい。↓

http://sasaki-insatsu.com/pc/renlabel1.html

 

 

こちらの写真の「うっかり!防止シール」は必見です!

悪質詐欺防止には通帳や電話機付近に貼ったり、日常忘れがちな事柄については玄関や手の甲に貼ったりと、普段から注意することが出来ます。

手に貼っても安全な糊を使用しています。

※佐々木印刷から「うっかり!防止シール」のサンプルを頂きました。 

興味のある方は(一社)北上観光コンベンション協会(きたかみ観光推進室)までお越しください。

住所:北上市大通り1-3-1 おでんせプラザぐろーぶ1F

TEL:0197-72-5245

サンプルを差し上げます。

 

 

こちらの写真のスマートフォン液晶画面保護フィルムもすばらしいです!

富士通の特許を借り、「光触媒チタンアパタイト」というものを使用したフィルムです。

(「光触媒」とは太陽や蛍光灯の光で汚れを分解する材料です。)

フィルムに脂や指紋が付いても太陽や蛍光灯の光に当てることで分解され、消えるそうです!

4月以降に販売を予定しているそうです。

 


 

佐々木印刷を見学した後、株式会社東北佐竹製作所を訪問しました。

東北佐竹製作所はもみ乾燥機、もみ摺り機、自動選別計量器など収穫したお米や麦などを加工する機械を製造している会社です。               

 

作業現場を見学する前に担当者から会社概要や製造している機械について、お話を伺いました。

佐竹製作所で製造している機械は業務用から家庭用のものまで多種多様な製品を製造しています。

光選別機はお米に石などの異物が含まれている際に瞬時に判断し取り除きます。

仕組みをスクリーンで説明していただき、みなさん驚いていました!

詳しくはこちらをご覧下さい。↓

 http://www.satake-japan.co.jp/pikasen/

 次に作業現場を見学しました。

  

無線とイヤホンを使用し、青い安全通路を歩きながら担当者に説明していただきました。

右の写真は穀類乾燥機の一部で完成品は2階建ての建物くらい大きいサイズです。現地で組み立てるそうです。

 

作業現場見学後、施設内にあるショールームを見学しました。

こちらの写真はサタケグループで製造している食品の展示です。保存食としてもご活用いただけます!

詳しくはこちらをご覧下さい↓

http://www.satake-japan.co.jp/ja/products/foods/

 

広いショールームには業務用の製品から家庭用の小型サイズ製品まで様々展示しいました。

参加者は各製品の前で立ち止まり、大変興味深くご覧になっていました。

こちらの写真はキッチン用の精米機です。

質問コーナーでは担当者からのお米の豆知識を教えていただきました。お米は玄米で保管し、食べる際に精米すると美味しくいただけるそうです。

その際は写真のキッチン精米機が活躍してくれそうです(^^) 


2社を見学後、バスはJR北上駅東口、北上市立中央図書館に到着し、解散しました。

参加者からは「自分の住んでいる地域の工場を見るのは楽しかった。」「子供達も勉強になって良かった」などのご意見をいただきました。

参加された皆さま、工場見学をお受けいただいた「株式会社佐々木印刷」「株式会社東北佐竹製作所」の皆さま、ありがとうございました。 

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民俗芸能のまち北上「鬼剣舞伝承の旅」

2015年01月16日 | きたかみ観光推進室企画 ツアー

1月11日(日)に岩手県北上市に古くから伝承され続けている民俗芸能「鬼剣舞(おにけんばい)」の踊りを体験する『民俗芸能のまち北上「鬼剣舞伝承の旅」』を開催しました。

 「鬼剣舞」とは念仏剣舞のひとつで、頭や腰を巧みに動かしながら華麗に踊ります。いかめしい面を付けて踊ることから、一般的に「鬼剣舞」と呼ばれていますが、鬼ではなく、仏の化身であり、面には角がないのが特徴です。

現在、北上市の鬼剣舞団体として12団体が活動していますが、その中の岩崎鬼剣舞と滑田鬼剣舞は国の重要無形民俗文化財に指定されています。

今回は、そのうちの一つ、岩崎鬼剣舞の道場(北上市和賀町岩崎)で9名の参加者が、鬼剣舞の踊りを体験しました。

 

練習の前に、岩崎鬼剣舞の方々に「一番庭」という演目を披露していただきました。

鬼剣舞の演目は18演目あり、「一番庭」は礼舞とも言い、全演目の基本の踊りです。今回教わった踊りもこの「一番庭」です。

鬼剣舞は基本8名の踊り手で構成され、演目によっては1名~8名で踊ります。

目の前で披露されるお囃子と鬼剣舞は、とても迫力があり圧巻の演舞!!

 

次に岩崎鬼剣舞保存会長さんから、挨拶と鬼剣舞についての歴史を学びました。

・鬼剣舞について(きたかみ魅力辞典)

 

【ここから練習の様子です】

「一番庭」の演目は、扇を使って踊ります。初めは、扇の持ち方から教わりました。

 

 

出だし好調!

と思ったのも、つかの間……。

上下の踊りとされる鬼剣舞。

師匠達の掛け声とともに、屈伸運動の様な動作を繰り返します。一区切り練習したところで、すでに皆さん額から汗が流れ息が上がっています!

お祭りやイベントなどで華麗に披露されている鬼剣舞ですが、実際に体験してみると飛び跳ねたり、深く腰を落としたり、両腕を大きく広げるといった激しい動き。

すごい運動量です!

 

 

 

 節奏に合わせて脚の動きと手の動きをマスターするのはとても難しいです。

それでも参加者は楽しみながら一生懸命踊り、岩崎鬼剣舞の方々は熱心に指導してくださいました。

 

 

 約2時間の練習を終えたら、お囃子と合わせた合同演習です。

皆さん、かっこよく踊っています!!

 

 

記念撮影

 

鬼剣舞の踊りの体験を通して、参加者からは「本当に楽しかった!」「また参加したい!」「いい汗をかいた。」という感想をいただきました。

鬼剣舞の楽しさや踊りの難しさを感じ、北上を代表する民俗芸能の魅力をを知っていただけたのではないでしょうか。

参加された皆さま、ご指導いただきました岩崎鬼剣舞の皆さま、ありがとうございました。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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