きたかみ魅力発信ブログ

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民俗芸能のまち北上「鬼剣舞伝承の旅」

2015年01月16日 | きたかみ観光推進室企画 ツアー

1月11日(日)に岩手県北上市に古くから伝承され続けている民俗芸能「鬼剣舞(おにけんばい)」の踊りを体験する『民俗芸能のまち北上「鬼剣舞伝承の旅」』を開催しました。

 「鬼剣舞」とは念仏剣舞のひとつで、頭や腰を巧みに動かしながら華麗に踊ります。いかめしい面を付けて踊ることから、一般的に「鬼剣舞」と呼ばれていますが、鬼ではなく、仏の化身であり、面には角がないのが特徴です。

現在、北上市の鬼剣舞団体として12団体が活動していますが、その中の岩崎鬼剣舞と滑田鬼剣舞は国の重要無形民俗文化財に指定されています。

今回は、そのうちの一つ、岩崎鬼剣舞の道場(北上市和賀町岩崎)で9名の参加者が、鬼剣舞の踊りを体験しました。

 

練習の前に、岩崎鬼剣舞の方々に「一番庭」という演目を披露していただきました。

鬼剣舞の演目は18演目あり、「一番庭」は礼舞とも言い、全演目の基本の踊りです。今回教わった踊りもこの「一番庭」です。

鬼剣舞は基本8名の踊り手で構成され、演目によっては1名~8名で踊ります。

目の前で披露されるお囃子と鬼剣舞は、とても迫力があり圧巻の演舞!!

 

次に岩崎鬼剣舞保存会長さんから、挨拶と鬼剣舞についての歴史を学びました。

・鬼剣舞について(きたかみ魅力辞典)

 

【ここから練習の様子です】

「一番庭」の演目は、扇を使って踊ります。初めは、扇の持ち方から教わりました。

 

 

出だし好調!

と思ったのも、つかの間……。

上下の踊りとされる鬼剣舞。

師匠達の掛け声とともに、屈伸運動の様な動作を繰り返します。一区切り練習したところで、すでに皆さん額から汗が流れ息が上がっています!

お祭りやイベントなどで華麗に披露されている鬼剣舞ですが、実際に体験してみると飛び跳ねたり、深く腰を落としたり、両腕を大きく広げるといった激しい動き。

すごい運動量です!

 

 

 

 節奏に合わせて脚の動きと手の動きをマスターするのはとても難しいです。

それでも参加者は楽しみながら一生懸命踊り、岩崎鬼剣舞の方々は熱心に指導してくださいました。

 

 

 約2時間の練習を終えたら、お囃子と合わせた合同演習です。

皆さん、かっこよく踊っています!!

 

 

記念撮影

 

鬼剣舞の踊りの体験を通して、参加者からは「本当に楽しかった!」「また参加したい!」「いい汗をかいた。」という感想をいただきました。

鬼剣舞の楽しさや踊りの難しさを感じ、北上を代表する民俗芸能の魅力をを知っていただけたのではないでしょうか。

参加された皆さま、ご指導いただきました岩崎鬼剣舞の皆さま、ありがとうございました。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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