goo blog サービス終了のお知らせ 

ポーをゆく

ポーランドで生活始めてみました。

花のマーケット

2008-10-26 01:31:44 | 生活

久しぶりに朝早起きをして、フラワーマーケットに行ってきました。
ワルシャワ中央部からグルイエツ通りを西に下っていったあたりのガソリンスタンドの裏側に、日曜を除く毎日、お花の市場が開かれています。
眠い目をこすって起きるのはつらいものがありますが、活気ある花市場を散策するのはなかなか楽しいものです。花瓶にプランター、飾りものにいたるまで揃えることができます。

切花は圧倒的にバラが多かった気がしますが、盆栽も発見しました。とってもお値段が高かったです。盆栽って、ヨーロッパですごく人気があるんですよね。
色水を吸わせた、青や緑の花もありました。
私は観葉植物を2つ購入。
洋ランなども華麗なうえに安価で魅力的でしたが、シクラメンをも枯らす私には無理だろうと思い、無難な緑の葉っぱにしました。いつかはゲットしたい憧れの植物です。
クリスマス近くなったら、またいい感じの雰囲気になりそうですね。
そのころにまた来られることを願いつつ、吐く息も白い寒い朝の市場をあとにしました。

日本の食品

2008-10-14 16:52:13 | 生活

わりと近場に、日本からの食品を扱っているお店を発見しました。
Japonia という棚が設けられ、日本からのものが一目でわかるようになっていました。何だか嬉しいものですね。
しかし輸送費などを考えれば当然なのですが、お値段が高い。
お好み焼きソース、ブルドックソースなどが欲しいと思ったものの、ひとつ1500円近くするのでちょっと躊躇してしまいます。
日本から個人的に送ってもらうにしても結構高くつきますから、重くかさばるものを日本から入手するよりは安いのかもしれません。
しかし貧乏性の私。安く手に入るポーランド食材でポーランドの食事をいていればすむことなので、なかなか買うには至りません。

炊飯器も売っていて、これは今真剣に購入を検討中。
見るからに古そうなモデルですが、仕方がありません。日本の圧力のある炊飯器が恋しいばかりです。
日本から持ち込もうかとも思ったのですが、電化量販店で「日本の電圧下での製品なので、外国だとおいしく炊けません」と言われ、あきらめた経緯があるのです。
しかし、スポーツ選手などが海外に行くときは、炊飯器を持参するという話もあるくらいですから、どの程度の問題なのでしょうね。
実はアイルランドでひとつ、ライスクッカーを買ったのですが、どういうわけか蓋がなくなってしまい、役立たずになってしまいました。

冷凍の生ラーメンでも売ってるかなと期待しましたが、それは発見できず。
そして私がとても欲しかった、料理酒、これがなかったのが残念でした。みりんに関しては砂糖で代用してしまいますが、お酒がないと日本料理は難しい。
またいくつか他の、アジア食品店を探ってみることにしましょう。

食欲の秋

2008-10-10 06:08:11 | 生活

マーケットではきのこ類が所狭しと並べられ、ナッツや旬の果物、プルーンや洋ナシがその横でおいしそうな顔をしています。
ハラミロフスカというマーケットがあり、生鮮食品ならそこで買うのが一番安いようです。生活雑貨も安いです。
ちょっとアパートから歩くためたまにしか行きませんが、あふれる食べ物に圧倒ですね。
ポーランドは食べ物に関して言えば、日本より贅沢なんじゃ…と思ってしまうほどです。

魚介類に関してはやはり日本と比べ物になりませんが、イクラ-IKRA-と札が掲げられた、数の子を発見しました!
「イクラ」は元来ロシア語で魚卵を総称したもの、日本ではサケの卵だけを指しますが、同じ言葉なんですね。
1キロあたり1000円くらいだったんですが、これって安いのでしょうか?
日本でも自分で購入したことがないので判断できませんでした。

もう旬は過ぎたと思うのですが、ラズベリーやブラックベリーなども並んでいました。
生のクランベリーも発見したので早速購入。
あれもこれも欲しくなってしまうマーケットなのでした。
私がポーランドに来たばかりだった夏は、マーケットもイチゴの香りでいっぱいでした。
今こうしてきのこや木の実が並んでいるのを見ると、時間は止まらないんだなあと実感してしまいます。

ヤシの木

2008-10-01 18:48:49 | 生活

ワルシャワの街を歩いて、大好きな路面電車の往来をながめていると突如視界に現れるヤシの木。
なぜこんな所に?ヤシの木にはちょっと寒いんじゃないの?
新世界通りにほど近い交差点に、ニョキっと一本つったっているのです。
よくよく聞いてみるとこのヤシの木、プラスチックでできている偽物なんだだそうです。
アートなんだか何だかわかりませんが、コメントに困る木でした。

昨日は再び魔の外国人局へ。滞在許可の審査決定をききにいきました。
今回はチケットを取ってから4時間待ち。開館時間が午後3時までで、3時になれば、チケットを持っていても業務が打ち切られます。
待ち時間中に、前回ちょうど自分の前で打ち切られたという日本人の方にお会いし、いろいろ悲惨な話をきかせてくれました。
局側に、書類を全部なくされた人もいるとか…。アイルランドでもひどい話がいろいろありましたが、ここでもそういうことがあるんですね。
3時が刻々と近づくなか、もしかしたら今日はアブナイんじゃ…と不安がよぎります。手に汗をにぎりつつ、締め切られる時間の10分前にやっと番号がまわってきました。

無事に書類もなくされず、2ヶ月ちょいで審査結果の出た私は幸運でした。
しかし申請料とIDカード発行料あわせて、日本円にして2万円もします。
アイルランドの100ユーロよりも高い。日本の入国管理なんて、一年滞在なら6000円程度なのに、なんて外国人からぼったくる国なんだろう、という感想です。

秋の色

2008-09-28 20:57:46 | 生活

気がついてみれば、ずいぶんと木々が色づいていました。
今日で夏季のワルシャワ名物、ショパンプログラムの野外コンサートも終了、これから一気に冬に向かっていきそうです。
ここ数日は肌寒い秋、くらいの陽気で気持ちがいいです。
木の葉も風に舞って落ち始め、紅葉する前に全部散っちゃうのではと心配になるくらいですが、もう少し様子をみていきましょう。

先日友人が新居を購入して引っ越したため、ちょっと様子を見に行きました。
その友人宅、新築のアパートでとてもきれいなのですが、ここでもカルチャーショックがありました。
何故かこの国では、建築工事が終わっていないのに物件が売り渡され、引き渡されるのです。
トイレのドアがない、壁のペンキがまだ塗り終わってない、アパートの階段には建築資材がまだ横たわっている、等々。
別に住めないことはないので、慣れてしまえば不自由はないのかもしれませんが、ちょっと不思議な感覚です。

暖房

2008-09-23 00:18:23 | 生活

先週から日中の気温が10℃前後で、完全に夏が終わったことを実感しました。
先日暖房をふと触ってみると、暖かいではないですか。セントラルヒーティングが知らぬ間に開始されていたみたいです。

ディロンギ社のオイルヒーターなどは有名ですが、こういったセントラルヒーティングで配管の中を流れているのは温水です。
日本では夏に、冷房のため電気代がガン!と高くなりますが、こちらの国では冬の暖房費が思いっきりかかることになります。
冬の期間ずっとお湯を沸かし続けるわけですから、燃料費用が高くなるのは当然ですね。
おもしろい(?)ことに、冬の暖房費用がかなりの額にのぼり負担になるため、一年かけて冬の暖房費を払うのだそうです。
つまり冬の暖房費を、12ヶ月で割って、夏にも暖房費を払っているような形。

我が家は建物自体が古いのですが、暖房には問題がないことを祈るばかりです。
昨今ポーランドの冬も暖かくなってしまったらしく、マイナス30℃なんてことはまずなくなったそうです。
それでも個人的には氷点下になった時点で、買い物に行きたくなくなりそうですが。

ポーランドの交通手段

2008-09-19 18:31:55 | 生活

ワルシャワで最も便利な公共交通手段は、バスかトラムです。あらゆる場所を結んでおり非常に便利。中心街や、ヴィスワ川をまたぐ橋の部分で渋滞が起きますが、比較的定刻で運行されます。
地下鉄は一路線のみで驚きですが、南北をつなぐ大きな役割を果たしています。
電車はあまりポピュラーな交通手段ではなく、値段も高く本数も少ない。複数の会社が同じ線路を使い、特急なども同じ線路を使うため、遅れることがしばしば。
暗くなれば防犯上乗りたくありません。ポーランド人でも夜の電車には乗りません。

ポーランドの各都市に行くにしても断然バスです。
複数の都市間を結ぶバスに関しては、始発地ですでに満員になる可能性があり、その場合、途中、中継都市に客が待っていても、情け容赦なく素通りしていきますので注意が必要です。特に日曜の午後以降は混雑時間帯になります。

バスやトラムに乗る場合には、キオスクなどであらかじめ切符を買い、乗車時にバリデーターで印字します。これを忘れると無賃乗車と同じになり、見つかれば相当な額の罰金を払うことに。
検札員もわりと頻繁に出没します。

私の友人の話ですが、ある時、バスに切符を持って乗車したものの、検札が入った際、購入した切符が区間分をカバーしておらず、罰金を払うよう迫られました。
しかし、友人は意図的な無賃乗車ではなく、単に知らなかっただけだからと、罰金の支払いを拒否したそうです。
しかしその翌月、その友人の父親の給料から、その罰金分が天引きされていたそうです。しかも支払うべきときに拒否をしたため、罰金がさらに増額されていたとか。

ちなみにポーランドで無賃乗車や乗り越しが見つかると、罰金は通常乗車料金の100倍だそうです。



小銭は半強制

2008-09-08 19:58:08 | 生活

ポーランドで生鮮食品などを買う際は、まだまだ量り売りが一般的です。値段は1キロあたりで表示され、慣れてくると便利なものです。
量り売りで気に入っている点は、少量でも値段が割高にならないこと。日本だと、どうしても多めに買うほうが割安になるので余計に買ってしまいますが、量り売りなら同じですので必要な分だけ購入できます。
さらに、過剰包装をしないですむため、ワルシャワに引越してきてから随分とゴミが減りました。プラスチックトレーなどがほとんど出ないためでしょう。

ポーランドの通過はzłotyといい、ここ数年で急速に価値が上がった通貨です。
つい2・3年前に比べ、日本円に対してはおよそ倍の力をつけました。日本円の価値が半分になったわけですから、円を持ち込む身としては悲しいかぎりです。
対ユーロでみても、1ユーロ=3.3złを割り込む勢いです。

そのズウォーティの下に、グロシェという単位があります。じゃらじゃら小銭ですね。
その小銭なんですが、日本ではおつりをキリ良くもらいたい時など、自発的に頭で計算をしてじゃらじゃら出したりしますよね。
ところがポーランドでは、レジの店員さんから半強制的に要求されます。
もちろん手持ちがなければ仕方ありませんが、小銭を出さないと罪悪感を感じるほど、毎回必ず小銭を出せといわれます。

まだ通貨と言語に慣れない私は、じゃらっと手持ちの小銭をすべて手のひらに広げ、店員さんがそこからピックアップする方式を採用。
アイルランドでは、ちょっと頭で計算して小銭を出すと、逆に店員から不思議そうな顔をされたものですから、国が違えば…ということですね。


公衆トイレ

2008-09-06 01:23:21 | 生活

旧市街の近くで見つけた犬のトイレ。
犬様には無料で、人間様には有料なのが公衆トイレ事情です。

ヨーロッパはどこでもその傾向がありますが、ポーランドでの外出時には本当にトイレに困ります。
大型ショッピングセンターでやっと無料トイレを発見しましたが、たいていは有料トイレです。しかも有料なのにきれいじゃない場合もあるので悲劇です。
私も必要に迫られて、とある駅で有料トイレに入りました。
足を踏み入れてみて、とても奇麗なトイレとは言えないものでしたが「トイレの主」が入り口で座り込んでいますので、後にも引けず入ることになりました。
造花が飾ってあったり、クラシック音楽が流れていたり、トイレの主がいろいろ手入れをしているようですが、トイレ施設自体が古いので、かえって不気味でした。

公衆トイレの料金は場所にもよりますが、だいたいジュース一本分くらいです。
これとは別に、無料の簡易トイレも散見するのですが、ちょっと日本人には入ることのできない世界です。
そういうわけで外出時には、脱水にならない程度で水分を控えています。

コンピュータ・マーケット

2008-08-30 19:11:10 | 生活

地下鉄のPolitechnikaから数分歩いたあたりの場所で、毎週末にコンピュータのマーケットがあるようです。散歩がてらに覗いてきました。
規模がとても小さいので比較になりませんが、ワルシャワに居ながらにして秋葉原にでも来たような気分になりました。
客層の95%を男性が占め、私などにはガラクタにしか見えないものもたくさん売られています。
中古ラップトップなどが安価で買われ、ちょっといじって別の場所でまた販売されたりするとか。ポーランドっぽいですねー。しかし昨今のラップトップ価格の下落から、このマーケットも縮小傾向にあるみたいです。

肝心の価格はというと、大型電化量販店で買うよりは若干安いみたいですが、インターネットで購入したほうが安い場合が多いようです。
アレグロという、イーベイのポーランド版みたいなものがありますが、そこで探すのが一番安いらしいです。
しかしアレグロで買うと送料がかかるし、外国からのものも多いため、何かトラブルがあったときに面倒ですよね。そうすると、このようなマーケットが重宝されるのかもしれません。しかし私、軟弱な日本人女性としては、量販店で新品を買ったほうが安心で気持ちがいいんですが。