今年も9月がやってきた。
わたしの9月といえばここ8年
「まちミュー」に終始しているのです。
わたしの育った富士吉田のまちは
富士登山の入口、
富士山が壁のようにそびえ立っている場所です。
昔は富士登山と織物で栄えていたらしく
まちのメインストリートを挟んで
東側が織物屋さんエリア
西側が飲み屋エリア。
一時は人口に対して
飲み屋が日本一多い街だったそうな。
自慢するよな事実じゃあないけれど、
なんかおかしくてわたしは気に入ってる。
その飲み屋街も今やってない店が多くなり
ごちゃごちゃとした路地はそのままに
空き店舗の方が多くなってしまったくらい。
「まち」がミュージアム!は
2000年に富士吉田市制50周年の記念に
市民から催し物の企画を公募する
というときにひとりのおっさんが
思いつきで応募したのが始まり。
市の公募の審議からはあっさり外れ
こりゃ実現しないか、
とおもいきや、
市役所の若手職員氏が
なにを思ったか拾って推薦。
まんまと実現の運びとなったのでした。
【見る聞く歩く新発見 アートによる「まち」再生美的主義】
という副題がついているのだけれど
まあそんなに格好いいものでもなく。
ただ、作品を見るという名目で
普段ぶらりと歩くことのなくなっちゃった
「まち」を歩いてみる。
そこでいつもと違うものに出会うかもね。
というもの。
空き店舗のうち数件を借りて
現代美術作品を展示。
なんだかわからない現代美術作品たちを見ると
自分の目がいつもと違うスイッチに切り替わって
まちもなんかいつもと違う風に見えてくる。
そうすると脳みそも違うスイッチに
切り替わるような気がしてくる。
そんなことを毎年9月のまちミューになると思うわけです。
まあ、あくまでも、私は、ですけどね。
まちおこしをしよう、
というのが目的の企画じゃないので
わかりにくいなあ、
と思う人もいるだろうけれど。
まちは起こそうとして起きるもんじゃない。
せっかく寝た子は起こさんでいい。
などどあまのじゃくなことを言うおっさんが
中心人物なのでよけい混乱する人もいるだろうけれど。
たしかに8年経って思うことは
たいして状況は変わるもんじゃない。
でも関わってきた人のおなかの中には
なんかちっちゃい種が植えられて
それは発芽するのかしないのか、
そんなことはどっちでもいいんだよな~
とおもいつつ、
でも確かに種は植えられたのよ。
幸か不幸か私のおなかにも。
****************
そんなことはさておき、
9月の山梨はすずしくて気持ちがいいよ。
昭和レトロ流行も食傷気味かもしれないけれど
吉田のまちは昭和そのまんま。
たまには散歩もたのしいですよ。
ヘンな人もちょいちょい集まってておかしいですよ。
今年は9月13(土)~21(日)
出展者は、
9回目の今回まで無欠勤の猛者3人
■関西からやってくる嵐、とんでもなくパワフルやんちゃおっさんグループ
堀尾貞治+現場芸術集団「空気」
■美しさの裏に隠れた見えない積み重ね。矢部史朗氏。
■静かにしてるけどいちばん変。な関口国雄氏。
その他に写真家のおふたり
■中里和人さん (言わずと知れたまち歩きのスペシャリスト!)
■白石ちえ子さん (初写真集出版したばかり。中野の冬青社ギャラリーでも展示中)
そのほか
昭和なスター小研究
「力道山」
「月光仮面」
「春日八郎」
(わたしはこのためにこのまえの休日には
力道山の建てたマンションとお墓をめぐりました。)
関連企画として
■前夜祭 友川カズキLIVE@西裏
9月12日(土)19:30OPEN/20:00~ at:ギャラリー野ばら
■俺たちの西裏思ひ出酔夢譚 スライド+トークショウ
9月14日(日)19:00OPEN/20:00~ at:JAZZ BAR NOW
■玉井康成 ミリオン通りDE夕暮れダンス
9月15日(月祝)17:30~ atミリオン通り
■富士山学講座 「御師の町・上吉田」
9月18日(木)18:30OPEN/19:00~ at:御師 旧外川家住宅
■詩の朗読会
9月20日(土)20:00OPEN/20:30~ at:シアンクレール
その他、まちミュー期間のみ営業の
☆ミュージアムショップ
☆まちミュー古書店
☆立ち飲みBar
もあります。
去年のまちミューでチャレンジショップとして営業した
ネパールカレー屋「リンカ」が実店舗としてオープン。
地元の女の子とチベット系ネパール人の旦那さんがやってます。
この前ちらっと書いたバートタンなども。
ちなみに、「まち」がミュージアム!は、
10回でこのかたちは終わりにして
また別なことをやろうよ、
ということになっています。
あとで泣いても知らないからね。
なんつって。
ぶらりと散歩においでませ。
わたしの9月といえばここ8年
「まちミュー」に終始しているのです。
わたしの育った富士吉田のまちは
富士登山の入口、
富士山が壁のようにそびえ立っている場所です。
昔は富士登山と織物で栄えていたらしく
まちのメインストリートを挟んで
東側が織物屋さんエリア
西側が飲み屋エリア。
一時は人口に対して
飲み屋が日本一多い街だったそうな。
自慢するよな事実じゃあないけれど、
なんかおかしくてわたしは気に入ってる。
その飲み屋街も今やってない店が多くなり
ごちゃごちゃとした路地はそのままに
空き店舗の方が多くなってしまったくらい。
「まち」がミュージアム!は
2000年に富士吉田市制50周年の記念に
市民から催し物の企画を公募する
というときにひとりのおっさんが
思いつきで応募したのが始まり。
市の公募の審議からはあっさり外れ
こりゃ実現しないか、
とおもいきや、
市役所の若手職員氏が
なにを思ったか拾って推薦。
まんまと実現の運びとなったのでした。
【見る聞く歩く新発見 アートによる「まち」再生美的主義】
という副題がついているのだけれど
まあそんなに格好いいものでもなく。
ただ、作品を見るという名目で
普段ぶらりと歩くことのなくなっちゃった
「まち」を歩いてみる。
そこでいつもと違うものに出会うかもね。
というもの。
空き店舗のうち数件を借りて
現代美術作品を展示。
なんだかわからない現代美術作品たちを見ると
自分の目がいつもと違うスイッチに切り替わって
まちもなんかいつもと違う風に見えてくる。
そうすると脳みそも違うスイッチに
切り替わるような気がしてくる。
そんなことを毎年9月のまちミューになると思うわけです。
まあ、あくまでも、私は、ですけどね。
まちおこしをしよう、
というのが目的の企画じゃないので
わかりにくいなあ、
と思う人もいるだろうけれど。
まちは起こそうとして起きるもんじゃない。
せっかく寝た子は起こさんでいい。
などどあまのじゃくなことを言うおっさんが
中心人物なのでよけい混乱する人もいるだろうけれど。
たしかに8年経って思うことは
たいして状況は変わるもんじゃない。
でも関わってきた人のおなかの中には
なんかちっちゃい種が植えられて
それは発芽するのかしないのか、
そんなことはどっちでもいいんだよな~
とおもいつつ、
でも確かに種は植えられたのよ。
幸か不幸か私のおなかにも。
****************
そんなことはさておき、
9月の山梨はすずしくて気持ちがいいよ。
昭和レトロ流行も食傷気味かもしれないけれど
吉田のまちは昭和そのまんま。
たまには散歩もたのしいですよ。
ヘンな人もちょいちょい集まってておかしいですよ。
今年は9月13(土)~21(日)
出展者は、
9回目の今回まで無欠勤の猛者3人
■関西からやってくる嵐、とんでもなくパワフルやんちゃおっさんグループ
堀尾貞治+現場芸術集団「空気」
■美しさの裏に隠れた見えない積み重ね。矢部史朗氏。
■静かにしてるけどいちばん変。な関口国雄氏。
その他に写真家のおふたり
■中里和人さん (言わずと知れたまち歩きのスペシャリスト!)
■白石ちえ子さん (初写真集出版したばかり。中野の冬青社ギャラリーでも展示中)
そのほか
昭和なスター小研究
「力道山」
「月光仮面」
「春日八郎」
(わたしはこのためにこのまえの休日には
力道山の建てたマンションとお墓をめぐりました。)
関連企画として
■前夜祭 友川カズキLIVE@西裏
9月12日(土)19:30OPEN/20:00~ at:ギャラリー野ばら
■俺たちの西裏思ひ出酔夢譚 スライド+トークショウ
9月14日(日)19:00OPEN/20:00~ at:JAZZ BAR NOW
■玉井康成 ミリオン通りDE夕暮れダンス
9月15日(月祝)17:30~ atミリオン通り
■富士山学講座 「御師の町・上吉田」
9月18日(木)18:30OPEN/19:00~ at:御師 旧外川家住宅
■詩の朗読会
9月20日(土)20:00OPEN/20:30~ at:シアンクレール
その他、まちミュー期間のみ営業の
☆ミュージアムショップ
☆まちミュー古書店
☆立ち飲みBar
もあります。
去年のまちミューでチャレンジショップとして営業した
ネパールカレー屋「リンカ」が実店舗としてオープン。
地元の女の子とチベット系ネパール人の旦那さんがやってます。
この前ちらっと書いたバートタンなども。
ちなみに、「まち」がミュージアム!は、
10回でこのかたちは終わりにして
また別なことをやろうよ、
ということになっています。
あとで泣いても知らないからね。
なんつって。
ぶらりと散歩においでませ。