千趣会・ベルメゾン商品展示会で、ネットで人気の「仏壇・仏具」を取材させていただきました!
【黒くてでっかい仏壇を置きたくない・面倒なのは嫌】ということで。
最近はおしゃれでコンパクトでリビングに置いても違和感がない仏壇や、火を使わない・掃除が楽などの仏具が売れているそうなんです。
宗教や宗派に関わらず、どなたでもお使いいただける商品なので、ぜひご覧になってみてくださいねー!
ペットちゃん用もお取り扱いがあります。
⇒仏壇・仏具特集 |
リビングに置いても違和感のない家具調仏壇
ベルメゾンさん一押しのお仏壇はこちら。 ライト付きミニ花柄モダン仏壇(20号)です。
扉を閉めるとこんな感じ↓
タモ材の天然木化粧繊維板にウレタン樹脂塗装が施されていて、ナチュラルな花の彫り柄は上品でオシャレな印象です。
背面にはコンセントのコードがあって、スイッチを入れると中を明るく照らしてくれます。
お値段は82,900 円(税込)+送料1500円で、ネット購入のお仏壇として人気の価格帯となっております。(平均購入価格は10万円以下)
サイズは「幅46.5、奥行35.5、高さ60cm」で、リビングや寝室のキャビネットやクローゼットの上にも置ける大きさです。
ベルメゾンさん曰く、核家族の増加に伴い「家族単位で親の仏壇を持つようになった」ということですが、マンションや住宅の狭小化によって、仏間を持つ家は少なくなり、かつインテリアにこだわる人が増えたことから、こうした家具調仏壇のシェアは右肩上がりになっているということなのです。
ちなみに、仏壇を購入するタイミングで多いのは、以下の通りだそうですよ。
・身近な人が亡くなった
・寝たきりになった時に検討して
・引越
・リフォーム
ネットで仏壇を買う購買層は、40~50代の人が多いそうです。
ワタシも昨年父と義父を亡くしましたが、ここ数年、友人たちからの喪中はがきがやたらと多くなっていますので、そういう世代なのだと思います。
購入時期としてはお彼岸やお盆の時期が多いということなので、個人を偲ぶ時期に買おうと思い立つ方が多いのでしょうね。
無宗派や特定の宗教に属さない方も増えているので、仏壇という概念は払しょくして、故人に手を合わせるための壇・厨子という「新しいカタチ」のものも人気となっているのだとか。
来客があった時などのために、「扉を閉めてしまえばお仏壇だとわからないようなタイプ」を希望される方も多いようです。
■ご紹介動画を作ってみました!
■きりまるのYouTubeチャンネルは、こちらへどうぞ♪
手をかけずに手を合わせるための工夫「便利仏具」
夫婦で働く家庭が増えていることから「手をかけずに手を合わせるための便利仏具」にも、需要は高まっているんですって。
例えばこちらのLEDろうそくです!
なんと!線香さえもLEDタイプが登場しています。
「線香は香がしないってのは、どうなの?」とおっしゃる方には、こんな線香立て・線香皿はいかがでしょうか?
■灰のいらない線香立て。
■灰の飛び散りや火事対策になる線香皿
さらには、洗って何度も使える衛生的な「灰」もありますよー!!
「便利仏具」仏膳編
こちらは賛否両論あろうかと思いますが、食品サンプルを地で行くお供え物です。
ワタシ的には「こんなのいる?!」と思いますが、どうせ供えるならおかずも欲しい!という方には、煮物付もありマス。
どちらも並べ方がわからなくならないように・・・と説明書が付いていました。 なんだか、お雛飾りを思い出しますねぇ~
もちろん、器だけで使うことも可能ですので、時々は「リアル」で供えてあげてください♪
「便利仏具」故人を偲ぶお花編
こちらは千趣会・イイハナドットコムさんのプリザーブドフラワーですが、枯れない花ならお水を変えたり、頻繁に買い替えたりする必要がありません。
法事のような特別な日には、生の花束が相応しいと思いますけど。
【故人を偲ぶ、お悔みの花】【最速で翌日配送対応】花束「懐旧の情」
普段はこうしたアレンジメントを飾っておくというのも「今風な供養」であるんですね。 対で飾れるタイプもどうぞ。
ペット用のお仏壇・メモリアルグッズ
ペットも大事な家族だから。
手元で供養したいとお考えの方が多く、ペット用のメモリアルグッズも需要が伸びているそうです。
花立・線香立・燭立・高月の4種の具足がつくこちらのセットは、無地(白)と花柄から選べるそうです。
サイズ感は↓このくらいですよ。
本体は桐材のウレタン樹脂塗装(天然木)だそうですが、具足は陶器となっています。
我が家のインコちゃん達は、火葬してもらったのち、ペット用の共同墓地に納骨していただいておりますが。
「埋葬せずに、手元で供養」ということは、お骨も自宅で安置するということかしら?
それとも「お名前プレート」と写真を入れるということで、位牌のような感じになるのかな?
インコのクーが亡くなった時、当時12歳だった長男は、ずいぶん長い間笑わなくなってしまいました。
突然の別れがあまりにショックすぎたのだろうと心配しました。
■いつも息子と一緒だった故インコのクーちゃん。
※クーが亡くなったのはワタシが悪いので、今でも胸が痛みます。
大人になった現在でも彼は、動物を扱ったドラマや映画を観ようとしません。
動物が辛い想いをする場面やかわいそうな場面は、当時の傷心を想い出すのでしょう。
どう供養しようと、亡くなったペットが生き返ることはありませんし、ある意味「飼い主の自己満足」とも言えるかもしれないですけど。
それでもこうして手を合わせるための場があるということは、悲しみを癒す手助けになるかもしれないです。
特に「子どもの情操教育に良い」というメリットには、当時の息子を思い出して「確かになぁ」と思いました。
ということで。
ご先祖さまでもペットちゃんでも、要はキモチの問題ではあるのですけど、「今を生きる者にとって、仏壇のようなカタチ」は大事かと。
終活として自分で用意しておくというのも、現代なら「アリ」なのかもしれません。