ミカンの原種と云われている「橘」
別名はヤマトタチバナ ニホンタチバナ
平安神宮紫宸殿の前に植えられている「左近の桜」「右近の橘」の
あの「橘」の木なんですね
行く時期が外れている所為か花も実も見たことがありませんでした
先日 大和文華館へ行った時 黄色い小さな実がなっている木を
見かけたのですが・・背の高い大きなキンカンの木だと思っていました〔笑〕
何の関心ももたず通り過ぎたのですが何故か気になって戻ってみたら
キンカンではなく「タチバナの木」と書いた木札が付いていました
紀州みかんや温州みかんによく似た実ですが3㎝程の小さい実です
酸味が強く生食用にはむかないようです
実より花や常緑の葉が注目され「松」のように「永遠」を象徴され
昔から実や葉 花は文様や家紋 近代では(1937年制定)
文化勲章のデザインにもなっているそうです
5~6月頃芳香を放つ五弁の白い花が咲くそうですが・・・・
この木には未だたくさんの実が付いたままです
写真を撮っていたら近くにいた人が「実を取ってもいいらしいですよ」と
教えてくれたけれど・・・高いところにはいっぱいありますが・・・・
手の届く範囲の実は既に取られた後で残っていませんでした~
手伝ってもらって何とか三個だけ取ることが出来頂いて帰りました〔笑〕
この成っている実をそのままにして置くと
今年の花はどうなるのだろう~と勝手に心配しています(^^ゞ
園芸店で売られている橘の苗木の多くはカラタチバナと云う種類で
ニホンタチバナは段々少なくなり絶滅危惧種になっているそうですね
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