今日は1月10日 関西圏では十日戎の神事が盛んです
今宮戎 堀川戎 西宮戎が有名ですが近くの神社でも「えべっさん」と
親しみを込めて呼ばれ商売繁盛 福の神として崇められています
我が家は毎年 大阪市福島区にある「野田恵美須」神社に参拝します
本殿に参拝し 縁起物の福笹を授かります
笹には米俵 大判小判 打出の小槌 鯛 吉兆 大福帳 升 蔵などが
付けられていて巫女装束の福娘さんに笹を持って
お祓いをして頂いて家に持ち帰ります
白い小袖(白衣)に緋袴を穿いたこの神社の巫女さん(十日戎の日は福娘とも云う)は
頭飾りに「ふじの花」を付けています
豊臣秀吉が愛でた「吉野の桜」「高尾の紅葉」と並ぶ「野田の藤」で有名です
神社の近くには戦国時代の野田城址もありふじの花の名所でもありました
他の神社では烏帽子を付けている福娘さんも多い中
「野田ふじ」発祥の地の名残でしょうか藤の花を付けているようですね
野田恵美須神社には戎様が釣り竿と持っておられる「鯛」を
大きな立派な「鯛鉾」として夏祭りには町内を巡行するそうです
納庫には御鳳輦や神輿 山車が公開されています
野田恵美須神社には世界のナショナル電器(現パナソニック)の
創始者松下幸之助さんも氏子だったそうです
京都でも十日戎は賑やかに行われるようですが、今まで行ったことがありません。
毎年西宮神社の神事福男を競う走りが、テレビで流されますと、思い出すといった繰り返しです(笑)。
日々好日さんの記事を拝見し、行った気分に浸っております。
福娘の髪飾りが藤とは面白いですね。
私どもは商売にあまり縁はないのですが、今年景気が良くなるといいですね。
本当に景気が良くなって生活が潤う事を願いますね
福娘さんの頭飾りは今までは無関心だったのですがブログを始めてから興味を持って見ることになりました
住吉大社の巫女さんは「松と鶴」の頭飾りです
一説によりますと古代より花や小枝を頭に挿して木々の霊力を取り持つという考えられていたようですね
福島区野田の辺りは藤の名所であったらしく今あちらこちらで咲いている藤の花の原種はこの「野田ふじ」だそうです