きらせん

仙台のきらめき










東北大学公共政策大学院准教授
佐分利 応貴

 「上勝町」

2007-09-04 22:29:18 | Weblog

  徳島県の山あいに、その町はある。

  「上勝町(かみかつちょう)」

    人口2,000人ちょっと、高齢化率5割のこの町に、年間4,000人の視察が。
  「つまものビジネス」(日本料理につかわれる葉っぱなど)を立ち上げ、今では年間2億円以上の売り上げを誇る。採取農家は平均年齢70歳台のおばあちゃん。人口も増加中。(ブログもおもしろい! http://ameblo.jp/rikkaiai/ はおすすめ) 

  このつまものビジネスを始めたのが、元上勝町JA営農指導員の横石知二氏。
  News Week 日本版の「世界を変える社会起業家100人」にも選ばれた。
  http://www.challenge-community.jp/soken_yokoishi0101.html

  この人が書いた自伝?が
  「そうだ、葉っぱを売ろう!」である。
  http://www.amazon.co.jp/gp/product/4797340657
  すばらしい本で、途中で泣けてくる。

  今日のワークショップは夏休み明けの最初の授業。
  上勝町について議論。Best Practice から学ぶことは多い。
  
  大学院のワークショップ終了後に、学部の自主ゼミである公共政策研究会(公政研)のワークショップを指導。彼らは8月中にずいぶんと活動した。8月9日に宮城県内の農家を訪問。24日には農林水産省、外務省、経済産業省、JA(農協)を訪問。これらの費用はすべて自腹である。たいしたものだ。9月2日には白石市等の農家を訪問し、明日は古川市、仙台市若林区、6日にも若林区、9日には登米市、11日には岩手山町、17日には鳴子町、栗原市、21日には加美町、川崎町を往訪するとのこと。
  
  公政研は大学の学園祭にも出場するらしい。有名人を呼んでのパネルディスカッションを企画できないか検討中とのこと。がんばれよぉ。
 


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