「加美町ヒヤリング」

　　広島原爆投下の日。
　　アウシュビッツが人道に対する罪なら（もちろん罪だが、ニュルンベルグ裁判は事後法で裁いたもの）、計画された大虐殺である広島・長崎はどうなのだ。
　　「人道に対する罪」がニュルンベルグ裁判や東京裁判で発明され、2003年に常設の国際刑事裁判所で裁けるようになったのは、社会免疫学的には前進なのだろう。http://d.hatena.ne.jp/kazuma_002/20040609#p1
　　だが、この裁判所で裁かれることを恐れて、米国やロシアの大統領が戦争を止めるとは思えない。大統領の意思決定はこうした処分とは別の次元にあるだろうし、あるべきである。むしろフセイン処刑のように、人道に対する罪の名の下に、正当な手続き（due process）抜きに人が処分されることを我々は警戒しなくてはならない。

　　ワークショップBのカウンターパート候補である加美町を訪問。
　　　町庁舎

　　先方の農政課長に「加美町の活性化」について残り半年間調査したいと申し入れる。
　　会議早々、外は豪雨になり、このワークショップの前途を暗示しているかのような雷が炸裂。話が途中雷鳴で聞き取れないことがしばしば（あんまりないね、こういうこと）。町長にご挨拶をとの話もあったが、近くに落ちた雷による火事の現場にいっているそうでお会いできず。
　　でも会議が終わる頃にはすっかり雨もやみ、これも前途を象徴しているようだ。

　　役場での会議終了後、同町にある「やくらい土産センター」を訪問。
　　
　　隣にはウォーターパークや結婚式場も。
　　
　　中では地元の取れたて野菜が生産者の顔写真付きで販売されている。

　　
　　取材に応じてくれた事務局長さん。むちゃくちゃ話がおもしろい。
　　あまりにおもしろく気がつけばすでにセンターの閉館時刻。
 　 名物のアイスクリーム食べたかったのに…　残念！！（古波田陽区）