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偕楽園「水戸の梅まつり」が見頃を迎えました/ (茨城県大洗 海辺の別邸 里海邸)

2014年03月22日 | 茨城県の話題

3月19日水曜日。里海邸は休業日でしたので、水戸の偕楽園に行ってきました。

梅が9分咲きとちょうど見頃を迎える頃で、梅林の風景を楽しむことができました。

里海邸よりお車で30分ぐらいで行くことができます。

 

偕楽園は現在より数えて172年前、天保13年(1842年)に水戸藩9代藩主 徳川斉昭が手掛けて造園された庭園です。
偕楽園の先進的なところは、庶民が庭園に入ることがほとんどできないこの時代に、庶民のための庭園として作られたことです。

つまり本当の意味で公園でした。

偕楽園には100品種3000本もの梅があります。上下の写真の梅はおそらく白加賀(間違っていたら御免なさい)

早咲き・中咲き・遅咲きと種類がありますので、長期にわたり梅を楽しめるとのことです。

今年は寒い日が続いたせいか、開花は昨年より1週間ぐらい遅くなりました。

この様子ですと3月末まで楽しめそうですので、これからもぜひお出掛け下さいね。

 

あわせて、里海邸のご宿泊もよろしくお願いいたします。

⇒ 【友の会ご優待プラン】◆偕楽園で水戸の梅まつりを楽しむ常陸の春の旅/梅酒付(期間2月20日~3月31日)【夕朝食付】

さて、

徳川斉昭が偕楽園を造った理由は、よい感じです。

偕楽園の意図は、「一張一弛」(いっちょういっし)という孔子の言葉を引用した斉昭の思想によるもので、石碑の冒頭にはこう書かれています。

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天有日月 地有山川 曲成萬物而不遺 禽獸艸木各保其性命者
 
以一陰壹陽成其道 弌寒弌暑得其宜也 譬諸弓馬焉 弓有弌張弌弛而恒勁
 
馬有弌馳壹息而恒健 弓無弌弛則必撓 馬无壹息則必殪 是自然之勢也
 
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大筋の意味は、おそらくこんな意味だと思われます。

 

自然の成り立ちには意味がある。動物や気象も、陰と陽・寒と暑などの相反するものがうまく作用しあって持続している。

これを弓と馬に例えると、弓は一張一弛あって強く、馬は一馳一息あってこそ健やかなのである。

弓も馬も緩めることも大切で、これが自然の在り方なのだ。

 

弓は張り詰めてばかりいると、弱ってしまう。

馬も休ませなければ健やかになれない。

 

人も同じく、水戸の藩校「弘道館」では厳しい学問に精進するが(一張)、

心身を休める(一弛)場もあわせて必要であり、

厳しい学問の対の場所として、「偕楽園」が造園されたのですね。

それにしても、この癒しの梅林の奥にある好文亭も

故事「文を好めば則ち梅開き、学を廃すれば則ち梅開かず」にちなむもので、

「勉強を頑張らないと梅は咲かないよ」という意味です。

どこまでも学問好きな藩主です(笑)

とはいえ、梅は毎年咲くでしょうから(笑)

勉強やお仕事に一生懸命に励み、

年度末になったら偕楽園の梅をたっぷり眺めるというのも

自分にご褒美みたいで良いかもしれませんね♪

また日々の辛い勉強に根負けしないように・・・という理由ではないと思いますが、

鉢植えの梅も園内や隣接の常磐神社で販売されております。

こちらが常磐神社です。

明治の初めに、徳川光圀と徳川斉昭を慕う人々によって祀堂がつくられて、現在に至ります。

このお二人は水戸のヒーローなのですね。

ここならではの「印籠のお守り」が人気なのだそうです。

拝殿の横にどんと並べられた、常磐神社に奉納されている茨城の老舗の日本酒の醸造元。

大洗の月の井酒造店もあります。

歴史ある日本酒は神社の佇まいそのものですね。

 

次回は、好文亭についてご紹介いたします。

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海辺でひとやすみ ―東京都心よりアクセス90分― 茨城県・大洗海岸。  

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