里海邸|大洗海岸。東京都心より90分、大海原が広がる静かな別邸へ

「素朴を上質に」海の別邸は、隠遁時間。~波と光色。湯と縁側。陶と食。磯と木の食卓。|里海邸 金波楼本邸 公式ブログ

無垢の杉板の経年変化

2011年02月07日 | 里海邸の日記
無垢の八溝杉の経年変化を調べるために、無垢材オイル仕上げの床を採用している保育園を視察しました。




家具を置かない床はほとんど傷んでおりません。



椅子でも大人が使う空間はこんな感じです。



いっぽう最も厳しい環境下にある広縁部は、紫外線、埃などの影響のほか、通路を子供たちが全力で走っています。
音にするとドタドタドタ!という感じです。そういう板の間の音も懐かしい。
元気な子供を育む保育園ですから、傷むのは致し方ないですね。昔の学校のいい雰囲気が漂います。

のびのびとした環境です。子供たちの思い出に残るんでしょうね。
卒園しても学童保育として子供たちにたいへん人気だそうです。

この日も、園内を視察に来ている保護者の方もいました。




外壁は、柿渋にべんがらを混ぜた自然塗料で仕上げています。懐かしい雰囲気がしました。
柿渋はとても気に入りました。