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不登校、小学生・中学生ともに2年連続の増加

2008-08-07 | 社会にゅーす
「不登校」の小中学生は前年度比1.9%増の12万9254人に上ることが7日、
文部科学省の学校基本調査で分かった。(不登校=2007年度に学校を30日以上の欠席が対象)
不登校の人数は、病気や経済的理由による欠席を除いた数字。

小学生、中学生ともに2年連続の増加で、小学生が0.4%増の2万3926人、
中学生が2.2%増の10万5328人、中学生は全生徒に占める割合が34人に1人に当たる2.9%で、
過去最高となった。学年が高くなるにつれて増える傾向にあり、中3だけで4万2494人に上ったという。

不登校のきっかけで本人以外の要因は、
「いじめを除く友人関係」18・4%、「親子関係」11・1%、「いじめ」3・5%など。

文科省は今回、都道府県教委に不登校が増加した要因を初めて聴取し、その結果は、
「人間関係をうまく構築できない子供が増加」93%、
「家庭の教育力低下で基本的生活習慣が身についていない」82%、
「『嫌がるものを無理に行かせることはない』とするなど保護者の意識が変化」65%、
「無気力でなんとなく登校しない子供が増えている」64%-などだった。

文科省は、「人間関係をうまく構築できない子供が増加」と「家庭の教育力低下で基本的生活習慣が身についていない」は以前からあるが、
「『嫌がるものを無理に行かせることはない』とするなど保護者の意識が変化」はいじめ自殺が一昨年秋から増えたことによる新しい傾向と分析。
「前年から不登校が続いている児童生徒の人数は改善がみられるので、スクールカウンセラーの活用など従来の対策に引き続き力を入れたい」としている。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080807-00000917-san-soci


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