貸借対照表の深みと意味。貸借対照表を見て思いにふける。

貸借対照表の深みと意味。貸借対照表を見て思いにふける。
貸借対照表で人生の未来を占う。
貸借対象書ではなく貸借対照表の意味。
企業の一定時点の財政状態を示す表である。
所得税では、
企業活動の全取引を借方、貸方のある
複式簿記で記帳すれば、
信頼性の高い帳簿が作成できる。
正規の簿記の原則で記帳し損益計算書と
ともに貸借対照表を提出すれば
個人企業には青色申告者だけの特典である
青色申告特別控除の最大限の適用が受けることができる。
しかし、貸借対照表を作成する意味はこのような特典だけではない。
損益計算書をよく、企業の通信簿、中学、高校時代の
成績表と私はよくいう。
一学期、二学期という区切りで成績を出す成績表に似ていると
私は学生達に教える。
それに対して貸借対照表は学期の末のテスト
すなわち、期末テストのようなものだと説明する。
期末テストによって高校生であれば、
自分の進路が決まる大切なものになる。
学習によって
どれだけの知識、知恵を持っているか。
人生の方向を決めるといってもよい。
企業であれば、
預金、現金を持っているか大切である。
貸借対照表には左にお金やもの、権利などが記載されている。
簡単にいえば運用形態である。
右には返済しないといけない義務などと個人の場合、
元手である元入金などが記載されている。
調達源泉が示されている。
貸借対照表で企業の未来が見ることができるように、
人生の貸借対照表を毎期、毎年
作成できたならば、人生の方向付けができるかもしれない。
どれだけの知識、知恵を持っているか。
自分の人生にどれだけ投資しているか。
人に与えず、人から貸しばかり増やしていないか。
身体は資本というけれど健康であるか。
人生の貸借対照表も大晦日に紅白歌合戦を
見ながら作成するのも面白いと思う。
毎年、毎年人生の貸借対照表を
作って前期比較すれば、
自分自身の
人生の未来が見えてくるかもしれない。
木村勝則www.katsunori.jp
平成17年の秋から日本商工会議者主催、電子会計実務検定試験初級の話題や簿記3級講座をメールマガジンで好評連載中。コンピュータ会計及び簿記の小説を携帯電話やサイトから読む。
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木村勝則www.katsunori.jp