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web2.0からweb3.0への個人商店の未来。

2007-05-20 12:12:45 | Weblog
web2.0からweb3.0への個人商店の未来。
テーマ:ブログ

Posted by katsunori
web2.0からweb3.0への個人商店の未来。 滋賀大学産業共同センター客員研究員 木村勝則税理士ITコーディネータ事務所 木村勝則  中小企業の経営者である友人が今年1月に結婚しました。彼は滋賀県で起業、創業し、10年以上も同じ業種で頑張ってきました。この3年ほどの間に両親を亡くされました。彼は献身的に両親を看病、介護しました。彼は親孝行な子供でした。そんな、彼の気晴らしになればという思いでインターネット上の日記、ブロブを紹介しました。そこで知り合った女性と結婚しました。今は彼も幸せに暮らしています。インターネットのブログで素敵な女性と出会い、結婚するなんて私自身も思いませんでした。最近はインターネットで出会って結婚する人も増えてきているといわれています。このように個人がインターネットのおかげで簡単に自由に情報を発信できるようになりました。いろんな情報が集まり、情報が集まり、集合知になることにより、ビジネスだけでなく新しい出会いが生まれてきています。このような個人が情報を発信し、このように個人の情報発信により利益を享受する社会を称して私は「web2.0」と呼びます。情報技術の発展がインターネットの中で大きく社会を変えようとしているのかも知れません。逆に私は不幸にも友人の結婚式の数日後に暗い夜道を歩いて、溝に落ち、田んぼに転落してしまいました。二箇所骨折をしてしまいました。その田んぼの泥水のなか、骨折した足を動かしながら、もがいていました。もう少しで命を落とすところでした。私は携帯電話を持っていたので、自らの手で連絡をすることができました。私は救急車を呼び、救急病院に運ばれました。そして数日後、手術をし、長い入院生活をしてしまいました。入院生活をインターネット上の日記、ブロブで綴りました。多くの方から励ましの書き込み、コメントをいただきました。もがき苦しんだ闇夜の田んぼの中は、起業家である私の人生のようでした。人生にはいろんなことがあります。決してこの経験も無駄でないと信じ、自分に言い聞かせています。もう少し田んぼの泥水が多ければ、もしくは携帯電話という情報社会の道具を持っていなければ、今年、1月25日に私は亡くなっていたかもしれません。このような貴重な経験、体験から私は、次のようなことに気づきました。人生とは生かされているもだと感じ、日々、感謝をするようになりました。 滋賀大学産業研究センターの客員研究員と相談員をしてから、早、7年目になろうとしています。もちろん税理士、ITコーディネータとしての活動の一環として、多くの経営者の方と話をし、地域貢献のできる滋賀大学産業研究センターの客員研究員の立場として話を聞き、相談にのってきました。滋賀県の起業家のためにいろんな活動をしてきました。ここで気づいた滋賀県の企業、特に個人商店の現状を私なりに報告したいと思います。 今年度も多くの滋賀県の企業、特に個人商店の経営者の方と多く話をする機会を得ました。個人商店の経営は年々、厳しくなりますが、企業活動の成績表である財務諸表の損益計算書からも把握できます。それに反して、インタ-ネットから入ってくる情報では、わが国の経済は大企業を中心に回復基調になっています。この要因はわが国の政策の成功であり、尽力を尽くされた人々の成果が実を結んだものと考えます。しかし、世界経済の中で競争力を保つために、世界的な尺度の中で企業評価がされることになりました。中小零細企業も巻き込まれた世界標準のなかで今年、5月1日からの三角合併に代表される新会社法の改正が行なわれ、時代の変化に合うように新会社法も改正されています。また、税務会計で必要不可欠な考え方も変わろうとしています。税法における資産を期間で費用配分をするという減価償却の考えも大きく変わろうとしています。より企業実態に合うように改正されるみたいです。私は経済も健全な方向に進んでいると思います。 これからも、世界の中で戦える企業の育成がわが国の目標になってきています。企業の経営の目標の一つに企業価値の向上が大きな要素になってきています。企業経営においては世界の中で戦うためには、時代の流れで仕方がないのかもしれません。しなければわが国に明日はなかったかもしれないのです。 個人商店は、会社を退職し、夢を実現するために簡単に起業できるシステムでした。やりたいときにすぐに起業し、やめることも簡単なシステムでした。まぎれもなく昭和という時代を支えてきたシステムでした。新幹線の駅のある主要都市。必ず駅前にはアケードの商店街に代表される飲食店や小売を中心とした個人商店がありました。大店法の改正による大規模店の郊外進出という出来事もありましたが、シャター街と揶揄されながらも、生き残ってきました。会社法の改正で資本金が1円でも株式会社が簡単に設立できる。会社設立費用にお金がかかります。しかし、資本金の準備等の手続きなどの処理が従来くらべれば、はるかに負担は減りました。最初は個人商店で始めて、その後、儲かる、取引先の関係、各種団体の関係から株式会社にするという流れがいままでは、ありました。しかし、間単に創業できる株式会社を創業期からという経営者が多くなってきています。インターネットと情報技術の発展が個人商店に大きな影響力を与えようとしています。 大企業が進出してこない、隙間的な市場、田舎で飲食店、居酒屋、酒屋、薬屋、美容院、散髪屋、八百屋、魚屋のような、生業として、家族だけで食べて行けたらという起業家であれば、今までであれば、経営者と配偶者で一生懸命働けば、どうにかなっていたように思います。しかし、会社法の改正で株式会社が簡単に上場できるようになりましたので、株式市場を通じて投資家たちから多額の資金を手に入れることができるようになりました。従来、大企業が手をださない市場に規制緩和という追い風とともに最初は、博打的に成功の確率が低くとも、スピードという経営資源で参入し、株式市場で評価されることで、最初は赤字でも、新しい市場を博打的に開拓していきました。今は博打的でなく、成功する可能性が高くなっているように思えます。私の住んでいるところでも、最近、大手ドラックストアー進出してきました。薬剤師さんの設置基準の緩和で、営業もし易くなったと聞きます。一番影響を受けたのは言うまでもなく、地元の個人商店の薬屋さんだと思います。個人商店の酒屋さん、八百屋さんなどの現状はもうひとつ、時代の前を行くと私は思います。今の個人商店の酒屋さん、八百屋さんなどの現状を見ればわかると思いますし、現状を見れば説得力があると思います。では、お客はどこに行ったのか。購買動向を考えると地域一番店に買いに行っています。大企業、地域ナンバーワン企業のひとり勝ちに近くなっています。 コンビニエンスストア(以下コンビニ)の横に大きな駐車場を完備したコンビニができて競争をすることは、私は何もいいません。競争も大切なことだと思います。しかし、個人商店がなくなると、従来より、企業家の起業できるチャンスが、なくなると思うのは私だけでしょうか。個人商店は、顧客を創造し、競争しなくてもよい、市場を見つけ、そこで生き続けていく、お金さえなくならなければ、利害関係者の少ない、周りの変化に影響を受けにくい。個人商店を何代も商売を続けることができました。個人商店は素晴らしい社会システムであったと思います。昭和の終わりのバブル期に主要都市のメイン通りにあった金融機関、統廃合を繰り返していた時代、潰れずに残った個人商店。私は時代遅れかも知れないが、今まで日本を支えてきた個人商店を最後までみまもりたいと思います。個人商店にとって情報技術とインターネットは味方か、敵か。私は味方にしょうと日々、努力しています。まずは「ブログの書き込み」からと、そして「新しい顧客の創造を」と私は言い続けています。インターネットと情報技術の発展により、記憶よりも新しいものを創造できる個人が社会的にもとめられるでしょう。ブログの世界では、大企業の社長のブログも一、個人商店の私のブログも同じ土俵で闘えます。個人の情報発信が価値をもつ「web3.0」時代こそ、個人、すなわち、新しい個人、個人商店の時代だと私は確信しています。

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1 コメント

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こんにちは (memaido)
2007-05-20 12:17:40
はじめまして、memaidoともうします。
楽しく拝見させていただきました。
またちょくちょく拝見させていただきます。
よろしくおねがいします。
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