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キム・テヒとその仲間達

-Kim Taehee and friends-
韓国女優キム・テヒを応援するブログです。

【中天特集記事】 [中国現地取材] 記憶された愛の悲しい前奏曲<中天>

2006-04-01 23:53:29 | キム・テヒ 映画 『中天』
現世と彼の世の間の空間『中天』は、天人たちが前世での記憶を無くして生きていく。死んだ者たちの空間であるその場所で 7日間 7箇所の空間を回って 49日目になる日生まれ変わる魂たちを除いた残りの人間たちは、怨霊になるか永遠に天人としてそこに住むようになるのだ。その仮想の空間を背景に時代は統一新羅末期、現代人に一番人気ある若者たちのキム・テヒ、チョン・ウソンの共演で話題になった映画<中天 (製作: ナビピクチャーズ)>は中国抗州の隣近に位した横店撮影所で最後の撮影に拍車をかけていた。

中国の大作<HERO(英雄)>と<無極>が製作されたこちらの場所は、実際の 80%の大きさで作成された紫禁城と清明上河園(清明上河園:中国清明節の都城を描いた絵)をそのまま再現した通路などが物々しく規模を誇っている。その大きさは夜の撮影では迫力を出す事が出来なかったが、<中天>の夜の撮影で大型クレーン 8台を設置、1,200kW (韓国の場合平均100kW)の照明を使用し、映画製作で最初の秦始皇宮前セットを明るくして撮影を進めたと言われています。

室内スタジオに入るとすぐに(美容室でも見られる)長い髪を丸く巻いてヘアピンで固定したチョン・ウソンの姿が目に入った。今日公開された場面は、ソファ(キム・テヒ)が持つ『薦魂(霊魂を極楽浄土に行かせるための魂)の霊体』を手に入れようとするバンチュ(ホ・ジュノ)とこれを阻もうとするイグァック(チョン・ウソン)の対決する場面だ。32本の柱が立ち並んでいる広い空間は、人間のすべての煩悩が凝縮されているという水の空間に表現されてゴムブーツを履いたスタッフたちが肌寒い気候にもかかわらず水をしきりにかぶって話の流れに合わせていた。
ほとんど雪が降らない所にもかかわらず、今年は牧丹雪が降ったという横町の寒さは『寒い』という感じより『じめじめした空気』が骨の中に入って来るような感じなので、現地スタッフたちの苦労が並大抵ではなかったという後文。室内スタジオで進行された内部セット現場は 200人の人々が動員されて 80日間かかって建てられ、130トン分の水が底に敷かれて古代象形文字が刻まれた柱と壁面の神秘な感じが加わって大陸の空気が漂っていた。

<MUSA(武士)>のADであったチョ・ドンオ監督のデビュー作<中天>はすでに<BEAT>、<太陽はない>、<幽霊>などで一緒に仕事をしたことがあるチョン・ウソン、チョン・ドゥホン武術監督のチームワークが加わって、韓国映画界には珍しいファンタジー時代アクションを見せてくれると期待されている。相手俳優と刀をぶつけて演習をしていたチョン・ウソンが長い髪をはだけて本格的な撮影に入って行くと一瞬で現場は緊張が漂う。

睨みあう二人の俳優の気によって波が立つ簡単な場面を撮るために、水底の下に敷いた長い棒を引くスタッフたちの足が速くなる。上下左右にある 4台のカメラが俳優の周辺を回って正確な場面をフィルムに収めたとたんにNGを意識したせいなのかぶつかる刀をわざわざ大きく震わしながら「いたずらをするな! 笑わせるんじゃない」と言うチョン・ウソンによっていっそう柔らかい雰囲気の中で仕上げとなった。

現場外ではチョン・ドゥホン監督が「カメラを避けるな。どうしてこんなに飛ぶんだ?回転が早くてそうなる。ウソン! そのまま正面から街へ!」という指示があった。同じ場面を俳優だけ別に 48カットで取らなければならない方式だから、早く進行された今回の撮影はチョ・ドンオ監督の『カット』という声と共に仕上げとなった。


相手俳優のクローズアップ場面に後姿だけ見える身代わりを使う方法で進行されたために網衣装を頭に縛って現場に到着したホ・ジュノはすぐ撮影に入って行くことができずに天井にぶら下げられ待機しているキム・テヒといろんな談笑を交わしていた。

撮影の終わったチョン・ウソンは自分の姿を確認するために、テープを回してモニタリングする姿は俳優であると同時に予備監督のオーラが感じられる瞬間だった。テストショットが一番良かったというチョン・ドゥホン監督の言葉に俳優たちがお互いの感想を自由に言う姿が印象深かった。

制作費だけで110億ウォンが投入された<中天>は韓国映画で初のデジタルアクターアクション場面が入り新しいファンタジー映画を披露すると同時に韓中日の最高のスタッフたちが参加してアジア合作映画の新しい時代を切り開くようだ。6ヶ月間の現地撮影に拍車をかけている<中天>は後半 CG作業を行って 12月封切られる。


ここに誰より『上手に行く』三人の俳優がいる。映画で自分だけのキャラクターを作って昇華(一番上の状態に高めること)させて先輩ホ・ジュノから『良いものを得ている(水分を吸収している)』という評価を聞くチョン・ウソンと初映画に対する愛情で殺到する CFを振り切り映画にオールインするキム・テヒは恋人の姿で最高のキャスティングを披露する。男らしい演技で映画の中心にいるホ・ジュノも映画とドラマ、ミュージカルを出入りする珍しいベテラン演技者だ。現世に対する記憶が全然ない女性と彼女を憶える退魔武士、彼を最高の武人に作り出した(처용대)首長と言うキャラクターは映画中で行き違う縁で観客を引き寄せるが、それぞれと交わした話はお互いに対する愛情と信頼であふれていた。 彼らと交わした一問一答をそっくりそのまま公開する。

中国での映画撮影はどうですか? 90%以上の撮影が進行されましたが感想を聞かせてください。
ホ・ジュノ: 去年からほとんど 1年の間居ました。(笑) 食べ物の好き嫌いなく適応するくらいです。実は私はアクションがあまり多くないのでウソンとテヒがたくさん苦労して。(笑) 自分の作品に絶対満足するスタイルではないから悩みが多かった。初台詞で7種のバージョンで出したりした。それほどまで愛情を持てる映画だ。

チョン・ウソンさんは最近映画出演がより多くなったようなのに…特に<中天>はシナリオ構想から多くの意見を反映したと聞いてます。
チョン・ウソン: 実は韓国俳優のように作品数の少ない俳優たちは珍しい。実は増やしたい気持ちは大きい。20代に青春映画をもっと多く出演しなければならないのに後悔しているほどです(笑) 今もっと沢山撮って 40代に後悔しないようにと参加するようになった。劇中『イグァック』は私を多く投映している作品です。<トンケ>のチョルミンだけが全然違った人物だった。キャラクターを完成してなんでも一つを得たと感じればそれが一番好きなようです。

チョン・ドゥホン監督が私的な集まりで「アクションの角が出るほどにアクション俳優として劣らない」と表現していました。
チョン:<BEAT>で腰筋肉が破裂するほどに臆することなく身を投げたが、今は多くのアクションを経験しているので適応する時間が早くなっただけだ。ワイヤーアクションは初めてやってみるのに少しだけ走っても遠く離れるように見えるから本当に素敵だったよ。完全に惚れてしまった。(笑)

キム・テヒさんは、映画初盤にワイヤーのため泣いたりしたとか?
キム・テヒ:初映画だと精神的な負担が大きい時で肉体的な体力など勢いしかなかった。そんな渦中にアクションをしていたら涙が出たようです。(笑)

実はお二人は今度の作品が初めてだから初盤にはあれこれとぎこちなかったようですね。
チョン: TVで初めに見たのは<天国の階段>であったがどんなに目に力を込めていたか、私がデビュー時聞いた「大変になっていた目」がどういうものか分かっていたよ。(笑) 人との交流が重要な映画というジャンルなのでそのことを充分に楽しんでほしかったが幸いによく受け入れる性格だった。話をたくさんする。
キム: ドラマでは相手俳優とのリハーサルや進行状況が映画と非常に違って苦労したましたが先輩がたくさん手伝ってくれて助言を言ってくださって楽に適応することができました。中国へ来て長い間過ごしていると演技に対して新たに分かるようになったことも多くて感じることも多い。今は映画を選択してよかったという気がします。

<中天>の中の役が 1人 2役だから初映画にして難しいことがあったようですね。撮影前に別に準備したことがありますか?
キム:普段時代雑誌が好きではなくて多く読んでいなかった状態でよく掴む事ができなかった。シナリオに出る用語さえ疎かったです。(笑) そのため<HERO(英雄)>と<LOVERS(恋人)>、<MUSA(武士)>を参考にして色々助けを借りました。一番先に思い出したのは<チャイニーズ・ゴースト・ストーリー>だったがジョイ・ウォンさんがセクシーなキャラクターなら私は可愛い赤んぼうイメージです。実はこういうジャンルをいつまたしてみようという考えで出演を決心しました。

ホ・ジュノさんは厳密に言えば 2世俳優の 1世代と言えるのに、あなたが考えたとおりにいっているのか知りたいです。
ホ: 早い話が私がキャスティングされた時「その人どうしたの?」と言う言葉を聞きたくなかった。実は放送国家なら「映画俳優来たの?」映画ファンなら「タレント来たの?」という声を聞いた。後輩たちにも多くを見なさいと助言します。テヒにもバレー演習、呼吸、演技に対して私が分かっていることを教える理由もこちらが急に入ってきて大きくなる場合があるのに、すぐ映画に入れば大変になるのを分かっている.. 我が国で 50代以後でもアクションが可能な俳優に残りたい意欲がある。それでもっと努力するので。

最後に<中天>を通じて言いたいことは?
チョン: この作品では観客にチョン・ウソンは時代劇が一番よく似合うという話を聞きたい。いつも手に負えない恋物語をたくさんしたから<可愛い女人>のようなロマンチックな役を引き受けたい。私も身分上昇ちょっとしなくてはならない。常に奴隷、フリーターなことだけでしたから。(笑)
キム: 観客たちが映画を見てから幻想の中を抜けて出たような感じを経験したらいいなと望んでいます。
ホ: 私とチョン・ウソンさんを対決した構図でみることが多いのにこの映画は極めて人間的な部分を持っている。悪の軸は別にある。(笑) 全く新しいジャンルに出ると確信しています。

● <中天>の現場写真とあらかじめ公開された CGカット!


今日のハイライト! 12m 柱にぶら下げられたキム・テヒ、イグァックとパンチュのけんかを眺めなければならなかった。


3回戦回って刀を挿す場面を撮影中のチョン・ウソン!


ホ・ジュノが座っているあの水の正体は墨汁!


CGで加えられた中天通りの一場面! 実際セットには観光客があふれる。


哀切な二人の俳優の視線が交わされる!


左側からナビピクチャーズチョ・ミンファン代表と中国法人チャンシャ代表、製作を引き受けたキム・ソンス監督!


◇本ニュース(韓国語)はここから

<コメント>
翻訳にかなり時間がかかってしまいました><><
一部意味不明な箇所がありますが、、雰囲気だけでもつかんでくださいね^^


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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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すごいです~^-^ (oliva)
2006-04-02 16:33:09
こんにちは。

先日はテヒさんへのお誕生日メッセージをわざわざ転載して下さったそうで、まさかそんなに手をかけて下さるとは、嬉しかったです。

お忙しいでしょうに、ありがとうございました。



ところでこちらの記事、よくまとまってますね!

私もやろうやろうと思いつつ、なんとなく怠けてしまってましたf^^ ジュノさんが座ってるとこにある水は墨汁でしたか。何度見てもオドロオドロしいジュノさんです。テヒさんとよくお話されていた様子ですね。

撮影現場の黄砂などはもう収まってるんでしょうか。あと少し、無事撮影が終ってくれるよう祈ってます☆
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ありがとうございます^^ (hiro)
2006-04-03 01:17:43
olivaさん

長文だと翻訳は大変苦労しますね!!集中力が途切れてしまうと。。

ホ・ジュノさんファンのolivaさんからテヒへの温かいメッセージはとても嬉しかったんです!!テヒも喜ぶことでしょう(^-^)ありがとうございます^^

ジュノさんの座っているところが、、墨汁なんて。。訳していて。。え!?水じゃないの?と翻訳を疑ってしまったくらいです^^

ジュノさんは退魔師として最高の力を持った役なんですよね!!それがどうして反乱を起こしたのか。。よく内容が読めてません。。

韓国ニュースにヒントが隠されていると思いますが、『中天』関連ニュースがあまりにも多くて皆さん飽きてしまうのではと思い同じような内容ならアップしてません。。。><><

映画公開まで楽しみにとっておきます^^
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びっくりしました☆ (rinta)
2006-04-03 13:20:24
僕は今高2でこの間ラブストーリーINハーバードを見てキムテヒさんがあまりにかわいかったのですぐファンになっちゃたんですけど(笑)

雑誌で読んだ初主演映画:中天のこととかがこんなに詳しく載っているブログにであってほんとうにびっくりしました☆

これからもちょくちょくのぞきにくるんでよろしくお願いします☆☆
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書き込みありがとうございます☆ (hiro)
2006-04-04 01:52:30
rintaさん

ラブ・バードを見られたんですね^^

中天の撮影現場が公開されて、、連日記事に出来ないくらいのニュースが出ているんですよ^^

こんなに大人しいのは日本くらいでしょうか??

韓国、中国ではおなじみのニュースになってます。

また遊びに来てくださいね~~(^^*)/
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