センター試験地理B2009年 

センター試験2006~2009年地理Bの解答解説。上のタイトルをクリックすると目次ページになります。

第2問 世界の工業

2007-01-29 | 07地理B
第2問 世界の工業について、各問いに答えよ。 

問1 次の地図は、塩(岩塩を含む)、パルプ、プラスチックのいずれかの上位生産国10国を示す。正しい組合せは、あとのどれか。
【 7 】

    

   



問2 次の地図ABCの工業地域は、説明文(カ)(キ)(ク)のどれか。正しい組合せを選べ。
【 8 】

   

(カ)この付近で産出される石炭や鉄鉱石を利用し、産業革命期から鉄鋼・機械工業が盛んである。
(キ)炭田地域に位置し、工業の中心がかつての重工業から、エレクトロニクスや環境、医療技術などの分野に移行しつつある。
(ク)学術研究都市であり、航空機の最終組立などの産業が盛んである。




問3 アメリカ合衆国の工業地域の説明として、誤っているものはどれか。
【 9 】
① サンノゼを中心とする工業地域は、半導体や集積回路を生産する企業が多数立地しており、シリコンバレーとよばれている。
② シアトルを中心とする工業地域では、豊かな森林資源をいかした製紙・パルプ工業や、第2次世界大戦後に発達した航空機産業が盛んである。
③ ピッツバーグを中心とする工業地域では、移民労働力を利用した毛織物工業が古くから盛んであり、労働集約的な生産が行われている。
④ ヒューストンを中心とする工業地域では、付近で産出される豊富な石油や天然ガスを背景に、石油化学コンビナートが立地している。
 

問4 中国の工業化について、誤っている説明文は、次のどれか。
【 10 】
① 1960年代後半から文化大革命の影響が全国各地に広がり、その期間中の混乱にともなって、工業生産が停滞した。
② 1980年代に入り、経済特区が沿岸部に指定され、外国企業の誘致による輸出指向型工業への転換がはかられた。
③ 1980年代後半には、余剰労働力を非農業部門で活用する郷鎮企業が急増し、農村部に普及していった。
④ 2000年に入り、政府は沿岸部と内陸部の格差是正を目的に、西部大開発を進めた結果、内陸部に先端産業が集積した。

問5 次の図(サ)(シ)(ス)は、食料品、精密機械、鉄鋼のいずれかでの都道府県別分布図である。製造品出荷額上位20都道府県まで示している。正しい組合せはどれか。
【 11 】

   





問6 次の図は、日本からいくつかの国・地域への、対外直接投資額の推移を5年ごとに示したものである。(タ)(チ)(ツ)は、アジアNIEs、ASEAN4、中国のいずれかである。あとの組合せのうち、どれが正しいか。
アジアNIEsとは韓国、シンガポール、台湾、香港である。ASEAN4とはインドネシア、タイ、フィリピン、マレーシアである。中国には、台湾、香港、マカオを含まない。
【 12 】

     

     

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