相国寺
第52回京の冬の旅 非公開文化財特別公開15か所のうちで、相国寺(しょうこくじ)法堂(はっとう) 方丈、相国寺 林光院、相国寺 豊光寺の3ヶ所がまとめて公開されているので行ってみることにした。相国寺は足利義満が創建した寺院で最盛時は広大な面積を誇り、たくさんの塔頭があったということであるが、今では三門、仏殿もなく、法堂、方丈にその面影を偲ぶことができる。
法堂の天井に描かれた狩野光信の鳴き龍は見事なものであったが、撮影禁止であったのでNetから探して掲載。
方丈の杉戸に描かれた「原在中の白象図」
相国寺塔頭 林光院
林光院でのお目当ては「京の冬の旅」のパンフレットの表紙を飾っている襖絵である。一見「猫」かと思ったが「虎」である。向かいの襖には「龍」が描かれており、対で「竜虎」となる。これらの襖絵は藤井湧泉画伯が4年の歳月をかけて2017年に完成したものである。林光院は薩摩・島津家とゆかりが深く、境外墓地には幕末の「蛤御門の変」「鳥羽・伏見の戦い」で散った薩摩藩士が合葬されている。
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