9時5分前にチャーラー車はやってきた。
水色のきれいなタクシー。
そして運転手はちょっぴり小太りな”陸さん”。ニコニコ笑顔がとても愛らしい陸さん。
誰かに似てるなあぁ、、、と思ったら、
そうだ!
柔道の山下さんに似てる!
、、ということで、本日のわたくしのパートナーは”やまちゃん”に決定!
やまちゃんのきれいな水色タクシーに乗って、いざ、出発~
大同市内からは目的地”懸空寺”まで約1時間半ほどかかるらしいので、やまちゃんといろいろお話しながら外の景色もエンジョイする。
やまちゃん、とても良い人。だが、少々”大同なまり”(?)が強くて何を言っているのかわからない事、多々あり。
その度に”あ”?”っと聞き返す自分が、なんだかとてもガラの悪い人に思えてくるくらい”あ”?”を連発。
やまちゃん、ごめんなさい。わたし、ガラが少々悪ぅございました。
観光客が皆、こうだとは思わないでください。私以外の観光客は皆、とても良い人たちです。わたしも普段は”一般的”です。今日はたぶん、”鼻くそ大入り満員御礼”のせいで、耳が若干聞こえづらくなっているのです。
そっと、置き手紙をやまちゃんのタクシーに忍ばせたい心境。
その後も”あ”?”を連発しながら無事、”懸空寺”に到着~
入場券は124元なり。
え?何?この中途半端な数字は?
でも、125元払って1元おつりをもらった時、”お!ラッキー!!”っていう気になった。
そういう事か。と勝手に納得。
入場券売り場前にトイレがあったので行こうとすると、隣の売店のおばちゃんが”そこはとーっても汚いから中で行きなさい。中はきれいよ”と教えてくれた。ありがとう、おばちゃん。そうします。
入場ゲートをくぐると、見えてきた、見えてきた~
じゃーん!
私の彼
、、、じゃなくってよ、もちろん。
その後ろの崖にへばりつくように建っているのが”懸空寺”。
”懸空寺”は6世紀に造成された仏教、道教、儒教の三つを一体化した独特の宗教の寺院、らしい。
ふむふむ、
見る前にトイレに行っておこう。
おばちゃーん!ここもあんまりきれいじゃなかったよー!
しかも鍵が壊れている所ばかりだから、外に人の気配を感じたら”有人~!”って叫ばないとだめだったよ~!
最近、いろんな場所で”有人~”って叫んでいるので、発音がだいぶ上達した気がする。今なら堂々と言える。
有人~
ようれん、ようれん
、ようれっほっほ~
、、、と歌いながら懸空寺にいざ!突入!!!
この目の前の3人がなかなかうまく写真が撮れず、この場所でずっと撮影していた為、しばし横を通ることができず、5分ほどこの場所にたたずむ。
ピンクのお父さん、若干、X脚だな、、などと見ながら思う。
そして、ようやく納得のいくのを撮れた模様。よかった、よかった。
懸空寺内はすべて一方通行。矢印に沿って進んでいく
幅が狭いし、結構、急な階段。
きゃ。崖と一体化してる~。柱がボロボロ~。うきき~
横の柵が意外と低い位置にあるので、ここでクラぁぁぁぁ~っときたら、大変、大変。
キリリ!!!
キリ!っと進んでいく。今の私の眉毛は45度。
キリ!っと階段をガンガン登っていく
キリ!っと後ろを振り返る。
クラぁぁぁっぁ~
け、、、結構高いわね。。。
そうでしょ?
、、、と土産物屋さんにいた”三銃士”。
このシュールな顔つきがすごく好き。
欲しい。。。3体とも買って帰りたい、、という衝動を抑えるのに時間がかかった。
歩くたびにミシミシ、ミシミシ、、、と音がするのがなかなか良い。
心地よい風も吹いてくるので、ちょこっと座って休憩。
しばらくすると団体さんがやってきて、にぎやかになったので退散することにする。
それにしても、柱たちよ、、、結構曲がっておるな。
下から見上げたら圧巻!
その後、再度トイレに行き、”有人~”と叫び、やまちゃんの待つ駐車場
へ向かうのであった~。