めだかちゃーん!!!!
めだかちゃんは約束どおり朝7:00にホテルまで迎えに来てくれた。
本日もめだカーに乗り込んで出発~
、、、と言っても、シェラトンホテルから九寨溝入り口までは5分もかからない距離。
最初、”近いから入り口までは歩いて行くので、めだカー必要ないでーす!”ってめだかちゃんに言ったのだが、”どうせ700元に入ってるんだし、中でいーっぱい歩くんだからホテルと入り口の往復くらいはラクしなさいよ”と言われ、あっさりとそのアドバイスに従ったのである。
めだかちゃん、優しい。
そんなに優しくされると惚れてしま、、、わないな、やはり。だって相手はめだかちゃん。
あっさりと入り口に到着。
”出てくる頃に電話くれたら迎えに来るからね。いっぱい楽しんでらっしゃい”とにこやかに送り出され、チケット売り場へと向かう。
入場券が220元、そして景区内で乗り降り自由なエコバス券が90元で、しめて310元なり~
チケットを手にしていざ景区入り口へ~
ちなみに九寨溝の総面積は約6万ヘクタール。風景区はその内の3つの渓谷を中心とした5つのエリアからなる総長60kmの部分で、100箇所以上の高山湖沼、47の泉、17の滝、と見所が盛りだくさん!うきぃ!
嬉しい事に朝7:10頃に入り口に到着したらガラガラだった~(開園は朝7:00)
さて、一歩中に入ったは良いが、まったくもってどのように見て行こうか決めてなかった事に気づく。
でも、とりあえず前の人達が向かう方面について行っちゃおう~
、、、と、前の人たちについてバス乗り場まで行き、係員にうながされるまま目の前のバスに乗った。
すぐに発車するかな、と思ったら”エンジンの調子が悪いので後ろのバスに移動してくださーい”と言われ、”あら、あら、しょうがないわね、ふふふ”と笑いながら移動しようとしたまさにその時!
横にいたおじさんと”ふふふ”のタイイミングが合ってしまった。
、、、ので、お互いに会釈をし、後ろのバスに乗り込んだのであるが、、
私は運転席の真後ろに座り、景色を見ながらバスを楽しもう~と思っていたのに、後ろの席からわざわざ私の隣に移動してきて、おじさん、しゃべる、しゃべる!!(ちなみに、写真の緑ジャージのおじさんです)
おじさんは”自分は既に数回も来た事があるので、一番のポイントをよく知っている”、、、ということを延々としゃべり続け、”一番奥の原始森林までバスで行って、そこからゆっくり降りてくるのが一番良い方法だよ!”と豪語する。
(ざっくりと描いた位置関係はこんな感じ)
実は、私は朝一番に湖がまさに鏡のようになっている、と言われている”鏡池”という所に行こうとしていたのだが、降りようとした所で大きく制止され、”ここじゃないよ!一番奥まで行かないと!”と注意される。
はい。わっかりました~。あっさりと鏡池をあきらめ、おじさんの言うとおり原始森林を目指す。
そして、バスに乗って25分ほどで原始森林に到着~
ここで、おじさんから逃げよう、、と思った私は降りるとすぐに駆け足に。
すると、後ろからおじさんに”だめ、だめ!!ここは標高が3,000mもあるんだからゆっくり歩かないと!”とまた注意される。ハタから見たら確実に私達は”同行者”。あうぅうぅ。。
ひとりで適当にウロウロしたい私はその後、トイレに行くふりをしてようやくおっさんから離れられたのであった。
おっさんから離れてウロウロする原始森林の素晴らしさよ。。
周りに人が全然いなくて、聞こえてくるのは鳥の鳴き声と私の鼻息のみ。うっとり。
快適、快適~
しばらくここで森林浴を楽しみ、次の場所に向けて再度バス乗り場をめざす。
バスはこんな可愛いパンダ柄。次から次へとじゃんじゃん、バスはやって来るので焦らなくっても全然、没問題~
バス停の表示もとてもわかりやすい。
次の停留所までの距離が書いてあるのと、これ以外にも”バスで行ったら何分、歩いていったら何km”と、次の見所までの行き方が詳しく書かれていて、これはとても助かった。毎回、この表示を見ながら、”お?次まで近いから歩いちゃおっかな~”とか、”遠いからここはバスだな”とか決める事ができてとても良かった。
そんなこんなで次にたどり着いたのは”箭竹海”。
ここ、映画”英雄”のロケが行われた場所らしい。帰ったら見てみよう。
私の写真の技術がないせいで、いたって普通の湖に見えてしまっているが、実際はとても水が澄んでいてきれい!
ほーら、見てごらん。水中に沈んだ樹がくっきりはっきり見える。
ここからウロウロと歩いていって、次の”熊猫海”に到着。
昔はパンダが水を飲みに来た事があったらしく、それで”熊猫海”と名づけられたのだそう。パンダさん達、今はにぎやかすぎて出て来れないわよねぇ。。。残念。
ここでは貸衣装を着て記念写真を撮るのが流行ってるっぽい。20元から30元くらいでこんな衣装が着れちゃう。奥さん、おひとついかが?
さかな、さかな、さかな~ さかなを食べると~
きれいな水の中には小魚がいっぱい。おいしそう。。。カラっと揚げて食べたい。。。
そんな煩悩を振り払うべく、歩き続けて次の場所へ(ちなみにこの地点でも標高2,500mはあるので、ゆっくり、ゆっくりと高地に体を慣らしながら歩くのがよろしいかと。。)
お次は”熊猫海瀑布”。
そんなに大きな滝ではないが、高さが78mもあるので、滝の横の木道を歩いていくのが楽しい
途中から見てみたところ
そのまま木道を歩いていって、
九寨溝でも1、2位の綺麗さを争うと言われる”五花梅”へ
何とも言えないきれいなブルーの湖水に、またしても湖底の倒木が透けて見えて素晴らしい~
透け透け~
さかなさん達もスッケ透け~
この湖はいろんな色を見せてくれるので”五花梅”と呼ばれている、という通り、場所によっては緑色の部分、ブルーの部分、、、と、それぞれがとても綺麗な色だった
そんな綺麗な湖だもの。
もっちろん、、、
撮るよね~
貸衣装、大人気!
さっさと撮らないと太陽が出てきたので暑い、暑い。みんな、額に汗をかきながら撮影してた。
あまりにも綺麗なので、この橋のたもとでしばらく湖を眺めながらお菓子休憩。
ポリポリ、ポリポリ、、、とスナックを食べながら湖底に沈む樹を見て、その姿に思う。
”きゅうり食べたいな”。
暑くなってきたので、きゅうりが食べたくなったこの頃~