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KIMBERLY雑記帳

4年半の中国生活を終えて日本に戻ってきました。
あたし、浮いてないかしら?とやや挙動不審になりがちな日々。

ぶらり一人旅 九寨溝その2

2013-06-30 11:00:07 | 旅行

めだかちゃーん!!!!

めだかちゃんは約束どおり朝7:00にホテルまで迎えに来てくれた。

本日もめだカーに乗り込んで出発~

、、、と言っても、シェラトンホテルから九寨溝入り口までは5分もかからない距離。

最初、”近いから入り口までは歩いて行くので、めだカー必要ないでーす!”ってめだかちゃんに言ったのだが、”どうせ700元に入ってるんだし、中でいーっぱい歩くんだからホテルと入り口の往復くらいはラクしなさいよ”と言われ、あっさりとそのアドバイスに従ったのである。

めだかちゃん、優しい。

そんなに優しくされると惚れてしま、、、わないな、やはり。だって相手はめだかちゃん。

あっさりと入り口に到着。

”出てくる頃に電話くれたら迎えに来るからね。いっぱい楽しんでらっしゃい”とにこやかに送り出され、チケット売り場へと向かう。

入場券が220元、そして景区内で乗り降り自由なエコバス券が90元で、しめて310元なり~

チケットを手にしていざ景区入り口へ~

ちなみに九寨溝の総面積は約6万ヘクタール。風景区はその内の3つの渓谷を中心とした5つのエリアからなる総長60kmの部分で、100箇所以上の高山湖沼、47の泉、17の滝、と見所が盛りだくさん!うきぃ!

嬉しい事に朝7:10頃に入り口に到着したらガラガラだった~(開園は朝7:00)

さて、一歩中に入ったは良いが、まったくもってどのように見て行こうか決めてなかった事に気づく。

でも、とりあえず前の人達が向かう方面について行っちゃおう~

、、、と、前の人たちについてバス乗り場まで行き、係員にうながされるまま目の前のバスに乗った。

すぐに発車するかな、と思ったら”エンジンの調子が悪いので後ろのバスに移動してくださーい”と言われ、”あら、あら、しょうがないわね、ふふふ”と笑いながら移動しようとしたまさにその時!

横にいたおじさんと”ふふふ”のタイイミングが合ってしまった。

、、、ので、お互いに会釈をし、後ろのバスに乗り込んだのであるが、、

私は運転席の真後ろに座り、景色を見ながらバスを楽しもう~と思っていたのに、後ろの席からわざわざ私の隣に移動してきて、おじさん、しゃべる、しゃべる!!(ちなみに、写真の緑ジャージのおじさんです)

おじさんは”自分は既に数回も来た事があるので、一番のポイントをよく知っている”、、、ということを延々としゃべり続け、”一番奥の原始森林までバスで行って、そこからゆっくり降りてくるのが一番良い方法だよ!”と豪語する。

(ざっくりと描いた位置関係はこんな感じ)

実は、私は朝一番に湖がまさに鏡のようになっている、と言われている”鏡池”という所に行こうとしていたのだが、降りようとした所で大きく制止され、”ここじゃないよ!一番奥まで行かないと!”と注意される。

はい。わっかりました~。あっさりと鏡池をあきらめ、おじさんの言うとおり原始森林を目指す。

そして、バスに乗って25分ほどで原始森林に到着~

ここで、おじさんから逃げよう、、と思った私は降りるとすぐに駆け足に。

すると、後ろからおじさんに”だめ、だめ!!ここは標高が3,000mもあるんだからゆっくり歩かないと!”とまた注意される。ハタから見たら確実に私達は”同行者”。あうぅうぅ。。

ひとりで適当にウロウロしたい私はその後、トイレに行くふりをしてようやくおっさんから離れられたのであった。

おっさんから離れてウロウロする原始森林の素晴らしさよ。。

周りに人が全然いなくて、聞こえてくるのは鳥の鳴き声と私の鼻息のみ。うっとり。

快適、快適~

しばらくここで森林浴を楽しみ、次の場所に向けて再度バス乗り場をめざす。

バスはこんな可愛いパンダ柄。次から次へとじゃんじゃん、バスはやって来るので焦らなくっても全然、没問題~

バス停の表示もとてもわかりやすい。

次の停留所までの距離が書いてあるのと、これ以外にも”バスで行ったら何分、歩いていったら何km”と、次の見所までの行き方が詳しく書かれていて、これはとても助かった。毎回、この表示を見ながら、”お?次まで近いから歩いちゃおっかな~”とか、”遠いからここはバスだな”とか決める事ができてとても良かった。

そんなこんなで次にたどり着いたのは”箭竹海”。

ここ、映画”英雄”のロケが行われた場所らしい。帰ったら見てみよう。

私の写真の技術がないせいで、いたって普通の湖に見えてしまっているが、実際はとても水が澄んでいてきれい!

ほーら、見てごらん。水中に沈んだ樹がくっきりはっきり見える。

ここからウロウロと歩いていって、次の”熊猫海”に到着。

昔はパンダが水を飲みに来た事があったらしく、それで”熊猫海”と名づけられたのだそう。パンダさん達、今はにぎやかすぎて出て来れないわよねぇ。。。残念。

ここでは貸衣装を着て記念写真を撮るのが流行ってるっぽい。20元から30元くらいでこんな衣装が着れちゃう。奥さん、おひとついかが?

さかな、さかな、さかな~ さかなを食べると~

きれいな水の中には小魚がいっぱい。おいしそう。。。カラっと揚げて食べたい。。。

そんな煩悩を振り払うべく、歩き続けて次の場所へ(ちなみにこの地点でも標高2,500mはあるので、ゆっくり、ゆっくりと高地に体を慣らしながら歩くのがよろしいかと。。)

お次は”熊猫海瀑布”。

そんなに大きな滝ではないが、高さが78mもあるので、滝の横の木道を歩いていくのが楽しい

途中から見てみたところ

そのまま木道を歩いていって、

九寨溝でも1、2位の綺麗さを争うと言われる”五花梅”へ

何とも言えないきれいなブルーの湖水に、またしても湖底の倒木が透けて見えて素晴らしい~

透け透け~

さかなさん達もスッケ透け~

この湖はいろんな色を見せてくれるので”五花梅”と呼ばれている、という通り、場所によっては緑色の部分、ブルーの部分、、、と、それぞれがとても綺麗な色だった

そんな綺麗な湖だもの。

もっちろん、、、

撮るよね~

貸衣装、大人気!

さっさと撮らないと太陽が出てきたので暑い、暑い。みんな、額に汗をかきながら撮影してた。

あまりにも綺麗なので、この橋のたもとでしばらく湖を眺めながらお菓子休憩。

ポリポリ、ポリポリ、、、とスナックを食べながら湖底に沈む樹を見て、その姿に思う。

”きゅうり食べたいな”。

暑くなってきたので、きゅうりが食べたくなったこの頃~

 

 

 

 

 

 

 

 


ぶらりひとり旅 九寨溝その1

2013-06-27 13:56:30 | 旅行

あら?今度はどこに行ってきたの?

うふ。ジウジャイゴウ(九寨溝) までちょっと。

この”ジウジャイゴウ”という音が好きである。

もう一回聞いてもらえるかしら?

どこ行ってきたの?

ジウジャイゴウ です。うふ。好き好きジウジャイゴウ~

九寨溝までの行き方はいろいろあるが、今回、私は一気に上海から九寨溝までの直行便で行くことにした。

予定では12:00発の飛行機だったのだが、にこやかに空港でチェックインの手続きをする私に係りのお姉さんは私以上ににこやかにさりげなく”遅れマース。14:30発でよろぴくぅ”と言ってのけた。

にこやかに言われちゃったからにこやかに”オーケー”と言うしかないざあます。

2時間半何しようかしら?

とりあえずお腹もすいたので空港内でエビワンタンなぞ食べる。

マッハなスピードで食べ終わり、まだ2時間はたっぷりと時間がある。

どうしようかな~、と搭乗口近くまで移動しつつキョロキョロしていると、あら?座り心地の良さそうなカウチソファがいくつか置かれている場所を発見。

座ってみる、そしてある事を思い出す。

私、腰が痛かったのよねぇ。。

、、ので、横になる。らくちん、らくちん。

そのまま、気づいたら1時間くらい寝てしまっていた。

もうちょっと時間がありそうなので、横になったまま本を読む。

すっかり”我が家”感覚。

でも、没問題~

周りの人もみーんな横になって寝てたから~ うきき~

その後、ようやく搭乗開始。

ひっそりと搭乗口も変わっていて、あらあら、やだやだ、、などと笑いながらようやく機内へ。

機内に座って待てど暮らせど、飛行機は動かない。

そのまま1時間近く飛行機内で待った後、ようやく空へ飛び立った。

この時点で既にお顔はテッカテカ。

特におでこと鼻の、いわゆる”Tゾーン”がテッカテカMAX 

それなのに唇は乾燥しまくりでガッサガサ。

リップクリームを塗りながら”油さん、油さん、もうちょっと下に降りてもらえませんかね?できれば、鼻の頭からシュッと1.5cmほど下の唇まで飛んでもらえると、私も助かるんですが、、、”などと思う。

油さんに語りかけながらまったりと過ごすこと2時間半。

18時過ぎににようやく”九寨黄龍空港”に到着~

きゃっきゃ、きゃっきゃ、、、と足早に出口に向かいたいところだが、何せここは標高3,500m程の空港である。

きゃっきゃ、きゃっきゃ、くらぁぁぁ バタン!

、、と高山病でやられちまう可能性が高いので、そろーり、そろーり、、、と行動する。

ちなみに大声で叫ぶことも高山病を誘発するので控えたほうが良いとの事。

ふっふっふ。私は大丈夫ね。

だって、私は”花のおひとり様”。大声で叫ぶ相手がいなくってよ、ほっほっほ。

荷物を待つ間、トイレに立ち寄る。

あら???

10箇所くらいの個室すべての鍵が壊れている。

鍵が壊れている= ”有人~”と叫びながら用を足す。

 

、、、ていう掟をご存知?

Noooooo !!!!!!!!!!!!!!

だめよ、だめよ、叫んではいけなくってよ。

、、ということで、今回は叫ばない、絶対に。

ひっそりと用を足し、不覚にもドアを開けられてしまったのでひっそりと微笑み、ドアを閉めてくれるように顎でうながす。

ひっそりとおトイレ終了。

荷物を引き取って外に出ると、目の前に空港バスのチケット売り場があった。

”九寨溝まで1枚くださーい”、と言うと、”10人集まらないとバスは発車しないよ。

ちなみに、今のところ、あんた一人だけだけど?待ちたければ待ってみてもいいんじゃない?”っと、暗に”バスやめてタクシーに乗りな!”光線をビシバシ浴びせてくる

あっさりとその光線にやられる。

隣にいたタクシーのおじちゃんに”九寨溝までおいくら万円ですか?”と聞いてみると”180元”という。

光線にやられちゃっていたので悩む事無く、気づけばそのおじちゃんと共にタクシーに乗り込んでいた。

(ちなみに空港には主たる観光地までのタクシーの値段表が大きく書かれているので、特にぼったくられることもなく、その表示金額どおりであった。)

タクシーに乗り込んで走り始めて1分。

”旅の予定はどんな感じ?”と運転手さんが聞いてきたので、”明日は九寨溝を観光して、明後日は黄龍に行く予定です”と答えると、”全部ひっくるめて700元でどう?”と聞いてきた。(この金額も表示どおり)

あら?

C.H.A.R.T.E.R

チャーラー アゲイン?

あの 素晴ーらしい 愛をもう一度~

”はーい。お願いしまーす”

あっさりとお願いしちゃった。

もしかしたら私、不治の病(?)”贅沢病”に侵されつつあるのかもしれない。

3分ほど走ると運転手さんが、”じゃ、3日間のチャーターは僕の姉の旦那さんが担当するからここでちょっと替わるね”と言って、何もない場所で”姉さんの旦那”待ち。

 しばらくして黒いセダンに乗った”姉さんの旦那”登場!

は!!この人はもしかして!!!!

池乃めだか さん?

似ている、、、どことなく、めだかさんに似ている。。

めだかさんの身長に15cmくらい足した感じ。

めでたくこれからの3日間、わたしのパートナーは”めだかちゃん”に決定!

めだかカー、略して めだカー に乗り込んでいざ出発~

Go Go レッツGo 輝くマシン

めだカーは快適に山道を走っていく

めだカーは山羊さんだってするりとかわして軽快に走っていく

途中、日光の”いろは坂”のようなカーブが続く”九道拐”というくねくね道があるのだが、めだカーはそこでも快適に飛ばしていく。

、、が、しかし、めだかちゃんよ。ブレーキのタイミングが合わなくて、大きく大きく道をはみだしているように見えるのは私の目の錯覚なのか?

めだかちゃん、カーブが苦手なのかい?

、、なんて事を後部座席で推測している事すら知る由もなく、めだカーは飛ばしていく。

飛ばして、飛ばして1時間半。

ようやく宿泊場所”シェラトンホテル”に到着~

あ、、あぶなかったわ。

あと30分めだカーに乗っていたら、間違いなくめだかちゃんの大切なめだカーで”おえ!!”ってやってたかもしれない。

めだかちゃんに次の日は朝7時に待ち合わせましょう、と言って別れてからホテルにチェックイン。

すっかり夜も遅くなって、ぐったり疲れたのでビール飲みたかったけど、このホテルだって標高1,900m。

とほほ。ビール我慢しよう。。。。

我慢するのも辛いので、さっさとシャワー浴びて寝ることにした。

 

 

 

 

 


ぶらり一人旅 大同その6

2013-06-15 10:02:59 | 旅行

やまちゃーん!!!

再び駐車場で待つ”やまちゃんカー”に乗り込む。

この頃になると、やまちゃんの顔を見るとホっとするようになっていた。

そうか、、このように恋が芽生えていくのか、、、と擬似恋愛にハマる。

”どうだった?”とやまちゃん

”とーっても良かったです。何時間でもウロウロしたかった!”と私。

”そう。それは良かったね”と、やまちゃんのお決まりのセリフが出たところで市内に向けてレッツらGo!

この日の夜の飛行機で上海に戻る私。

えーっと、、飛行機が確か20:40発だったから、、、、といろいろと逆算してみて、19:00くらいまではブラブラする時間がある!

やまちゃんに19:00に再度ホテルまで迎えに来てもらう約束をして、とりあえず一旦やまちゃんカーとはお別れ。

さて、どこからブラブラしようかな。

とりあえず近い所から行ってみよう~、と、”華厳寺”に行ってみた

入場料は60元なり。

写真を撮っているお兄さんの座り方に感心する。よくグラグラしないで写真が撮れるなぁ。ありゃ、脚が強いんだな、脚が、、と一人、納得。

境内は京都っぽい感じ。

人も少なくてとてもよろしい。

これぞ真の”大吉”!ってくらいに”吉”がいっぱい。一年分の"吉”を身体いっぱいに染み込ませるべく、この前にしばしたたずむ。背中側ももちろん忘れずに。

その後、さら~っと境内を見て行って、外に出る。

華厳寺周辺は皆の憩いの場なのか、散歩していたり、麻雀して遊んでいたり、、な じいちゃんばあちゃんが多い。

この近所に確か”九龍壁”があると思うので、見に行ってみることにする。

大同の"九龍壁”は中国三大龍壁の一つに数えられている。他の二つは北京の故宮内にあるやつと、北海公園内にあるやつ。それら二つは北京にいた時に見たので、あと一つを見れば”三大龍壁制覇”じゃないか。

ふーっふっふっふ。

”制覇”に向けて足取りも軽い

この道をまっすぐ進めば、、、ふーっふっふっふ。

 

ガビーン!!!

なんだか大規模修繕中の道路。

あと少しで九龍壁にたどりつける所にいると思うのだが、右を見ても、左を見ても、こんな道ばっかりで前に進めない。

くぅぅううううううううううううううううううううううううううう 天は我を見放した。。。くぅぅうう。。。神田隊員と同じ気持ち

 

九龍壁は断念。

じゃ、歩きやすい道を適当に行ってみようかね。

、、、と歩きやすい道を歩いていたら出てきたのがこちらの”モスク”

これ、行っておくか。入場料10元なり。

右から読むのか、左から読むのかわからないわねぇ。。

中はこんな感じ。雰囲気たっぷり。

ここもさら~っと見学の後、外へ。

さて、どうしましょ?

、、と目の前の通りを適当にまっすぐに歩いていった先に見えてきたのは、

ずばり!”城壁” でしょう ! うき~

ずばり!

登ってみるのでしょう!30元なり。

うきき~ 誰もいなくて快適、快適~

自転車が無いのがちょっと残念。西安の時みたいにまた爆走したかったな。。

上から見た城壁内の図。

こちらは外側。

城壁の上は風が通り抜けて心地よい。

人もいないし、風も心地よいので、ここで残りの”やまちゃん菓子”を食べながら少しまったりする。

上から見たら、目の前に何やらお寺があるので次はそこに行ってみることにする。

善化寺。入場料は50元なり。

昔の官史はこのお寺で立ち居振る舞いや儀礼を学んだのだそう。

”お前はなっとらぁぁあん!”っと真っ先に怒られそうなので、こっそりコソコソと境内を散策していく。

おばあちゃま、よそ見してたら階段から落っこちちゃうわよ。

、、と、おばあちゃまの心配をした自分がこの池のほとりで溝に足をとられて大きくコケた。

その衝撃で最後のやまちゃん菓子が粉々に。おいしかったのに残念。子供だったら確実に泣く場面だが大人なので”へへへ”と笑ってごまかす。

へへへ、と笑いつつもコケた際に打ったお尻が痛かったのでさりげなくこの軒先に座って”お尻休憩”をとる。

お尻が落ち着いてきた頃合を見計らって、外に出る。

外に出たら嬉しい発見

じゃーん!

ずばり!”五龍壁”でしょう!

 さっき見そびれた”九龍壁”にあと4匹足りないけど、ま、いっか。

目を細めたら9匹位に見えるかもしれないしね、と納得。

残り時間も少なくなってきたし、お腹もすいてきたので何か食べに行くことにする

いろんなお店があって、リンダ困っちゃう~

ウロウロ、ウロウロ。

このお店にしましょう~

言っておくけど、私の後姿ではなくってよ。

幅は近いものがあるけど。。。髪型が違うだろう、髪形が!

 

そして刀削面を注文。

うきき~ 山椒がピリリと効いてて美味しい~

6元なり~

お腹も満たされた所で、ホテルに向かって歩き出す

ここはこの町の”おしゃれストリート”なんだわ、と確信する

だって、、、

おっしゃれ~

 

19:00にやまちゃんがやってきたので空港まで送ってもらう。

やまちゃん、私が一日中何も食べてないと思ったのか”はい、これ食べなさい”と言って”パンとりんごとお菓子”を袋に詰めたものをくれた。

じぃぃいんん、、、やまちゃん、、ええ人や。。。

口の周りに刀削面の食べかすがついていないか、そっと確かめる。

オーケー。大丈夫。

30分くらいで空港に着いたので、やまちゃんとはここでお別れ。またね、やまちゃん

空港は小さいけど綺麗。

、、が、しかし、コーヒーショップのコーヒーは激マズ。この旅一番のガッカリ大賞はこのコーヒーに決定。

小さい空港だけど、タラップーじゃないのよ。うっふっふ、、とニヤニヤしながら上海行きの飛行機に乗り込んで一泊二日の楽しい大同旅行は終了~

大同バンザーイ 、やまちゃんバンザーイ 、、てな気分

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ぶらり一人旅 大同その5

2013-06-12 11:16:06 | 旅行

残念ながら”五華洞”は修復中の為、見れなかったけど、それ以外にも見所盛り沢山なのでウキウキしながら次々と覗いていく。

小さい仏像から大きいものまで5万体以上あるらしい。

あぁぁぁ、、、、、足がぁぁぁ、、、風化してきている辺りも時代を感じさせてくれる。

で、、、でか!!!

大きすぎて、しゃがんで撮影しても全景を撮れない。一人、狭い場所で”ああでもない、こうでもない”としゃがんでみたり、腹ばいになってみたり、、、

”あの旅行者、頭おかしいんじゃね?”と二人くらいには思われたかもしれない。

やぁ!

、、、と爽やかに登場。

こちらはメインの入り口前にそびえるこの石窟のシンボルと言われる第20窟。

ででーん!!!

この仏像の前ではどんなに鼻がこそばゆくっても鼻をほじくれないな、、というくらいに神妙な気持ちになる。

そして、今までのあんなこんなそんなどんな、な悪事をそっと懺悔する。

悪いことはもうしません。

 

 

 

、、、たぶん。

 

弱気な懺悔を怒られそうなので、駆け足でこの場を立ち去り、次の”覗き場”へ。

うきぃぃ~!

ど、、、どこから手をつけよう???うきぃぃ~

テンションがあがりまくり。

、、が、しかし、このテンションの高さを共有する”バディ”がいないのが”お一人様旅行”の辛いところ。

でも、大丈夫。

ニヤニヤしたって、没問題。だって、みんな知らぬ人たち。にっ

第20窟を過ぎた辺りからは劣化の激しい仏像たちがわんさか出てくる。

ぼく、ちょっと"小顔”になりましてん、、、、と左の方。

私も最近、頬がこけてきてね、、、と右の方。

あたしら表面がツル!っとしてきましてん、、、と、皆の衆。

点呼、はじめ!

いち、にぃ、さん、しぃ、、、、ごじゅうに、ごじゅうさん、、、、、大型クラス。

兄さん、こっちも見て行って~、より取り見取り、取り揃えてるよ~、、、と人気の少なくなってきたあたり。

あたしらも点呼とりたいんですけどぉ。

数人行方不明のため、点呼とれず。

この劣化加減がなんとも言えず、良いねぇ。。。時代を感じさせてくれるわぁ。。と感動。

ちなみに、この雲崗石窟の像を彫るのに狩り出された人の人数は6万人らしい。

さがして~

ぼくたちが、どこにいるか探して~

うっすらと見え隠れする仏像たち

ここも先生を囲む”大型クラス”。

本日の日直は彼と彼。

先生の手があああああああ!!!

先生の鼻があああああああああ!!

ざわつく教室。

 

ふぅ~ たっぷり楽しんじゃったわ。

出口までの道を歩いていくのは疲れたので、園内をくるくる回っているカートに乗って出口まで

カートはお一人様10元なり。

結構なスピードで走っていくのでカーブの時に、前のじいさんが落ちかけた。じいさーん!

出口付近で私を待ち構えるらくださん。

らくださん、君は私の心が読めるのですか?

私の"乗りたい気持ち”が読まれちゃっているのでは???とドキドキしながら、そっとラクダ前を通過してやまちゃんの待つ駐車場まで突っ走るのであった~

 

 

 

 


ぶらり一人旅 大同その4

2013-06-09 13:52:51 | 旅行

やまちゃーん!

やまちゃんの待つ駐車場に駆け寄り、やまちゃんカーに駆け込む。

”楽しかった?”

、、と、やまちゃん

”はい。とーっても楽しかったです!”と私。

”そうか、そうか、、それはよかったね”、、とやまちゃん

まるで付き合い始めた新鮮カップルのような二人を乗せたチャーラー車は次の目的地に向けて走り出す。

走り出してすぐにやまちゃんがガサゴソ、ガサゴソ、、、そして、”はい!”とお菓子をくれた

じぃぃぃんん、、、、やまちゃん、、こんな事されたら、惚れてしま

、、、わない

ありがたい事に(?)やまちゃんは良い人だけど、タイプではないので、惚れてしまう可能性は海よりも低い。

ボリボリとやまちゃん菓子を食べながら、外を見たり、やまちゃんとお話したり、、、

そんなこんなで1時間ちょっと走ったら次の目的地”雲崗石窟”に到着~

駐車場から入り口までぶらぶらと歩いていく

入り口前にラクダさんが控えている。

乗りたい、乗りたい、らくだに乗りたい、、、という気持ちを必死で抑えながらチケット売り場に向かい、入場券を購入。120元なり。

中に入るとすぐに石窟が見れるのではなく、石窟までの道のりはやや遠い。

こんな像に出迎えられて、

ギリシャ?ここギリシャ???ってな感じの道を歩いていき、

”金のなる木”みたいなのを通り越すと、

橋が出てきて、その先に

お寺があったので、ここから見て行く事にした。

中はガーラガラ。皆、石窟目当てなので、ここには興味ないのかな。

こんな立派な塔もございまぁぁす

人も少ないし、ご機嫌で歩いていた私に衝撃が走ったのはこの後のことである。

石窟へはこのお寺の裏の道を進んでいけば良いはずなので、ぶらぶらと見ながら裏手に回ってみると、、

出口がない!!!!

塀はあるけど、出口が無え!!!

、、ってことは、入り口まで戻らないといけないの?

ひぃぃ!それはイヤ、それだけは堪忍してえええええええええええ、、、と涙目になりながら周囲をキョロキョロすると、塀の一角にほっそい隙間を発見!

そこからそっと外に出てみると、どうやらここから行けそう。ほっ。よかった~

ほんなかいな?ほんまかいな?

あまりにも人がいないので、この道で良いのかしら?とやや不安になってきた。

道しるべ発見!よかった~

そして、この鳥居っぽいのをくぐった先に石窟の入り口があった。

入るとそこから第一窟、第二窟、、、と続いていく

 どうぞ見ていらしてぇ~的に入り口があいているので、見ていく

わぁぁ!!すごーい!いきなりすごーい!と一人、大感動

 

ここ、楽しすぎる~ うきき~

見れるところはどこでも覗いちゃうぞぉぉ~ "覗き魔”の気持ちがちょっぴりわかったこの日。

だって、奥さん、ちょっと覗くだけで、

ドドーン!!

こんなんがゴロゴロあるの~ 覗き、楽しい~!!!っと完全に頭がイッちゃっていた私。

ここは第5窟で内部は撮影禁止。ここには雲崗石窟最大の仏陀座像があるらしいのだが、この日は見れず。

ではでは、お隣の第6窟を見てみよう~。ここも撮影禁止。この中には釈迦牟尼の一生を描いたレリーフが彫られている。

これは、確か第7窟だったと思う。

どこを見てもあまりの素晴らしさに口開きっぱなし。”バカ面”になっている事を確信していたが、口を閉めるのを忘れるほど見入ってしまう。

はぁぁ~うっとり。。。

さ、次、行こう!!!っとウキウキ歩き出した私にまたしても衝撃が!

すばり!修復中!でしょう~

がーん!!!この辺りは第9~第13窟の”五華洞”と言われる、これまた見ごたえたっぷりの場所ではないのかい???

がーん!がーん!!!

あまりのショックでまたしても”バカ面”に。口が開きっぱなしさ。ふふーん。

ショックだけど、しょうがない。

とぼとぼと次を目指して歩き始める

だって、まだまだこんなにあるんだもーん!るるるーん

足取りも軽く次の"除き場"目指してレッツらGo~