めざせ キリマンジャロ プロジェクト Kilimanjaro Project for children!

私がアフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ登山をすることによって寄付を集め、子ども達を演奏会に招待する プロジェクト

奇跡のキリマンジャロ登頂 成功!

2018-09-22 | 日記

私たち5人(イスラエル人、ドイツ人、日本人)の為に、ガイド4人、ポーター20人がついて、7日間一緒に暮らします。皆んな下りるまでチームです。

トップガイドのバラッカは優秀で、その采配はとても上手でした。
私は皆んなに比べて歩みが遅いので、オマリーが私に付いてくれて、ずっと一緒でした。

登頂日、皆んなは夜中の24時に出ますが、「妙子は足が遅いから、1時間早く23時に出ろ」とバラッカに言われました。

ガイドのレオンが案内してくれ、私の後ろにオマリーが荷物を持って付いてくれます。

富士山を登る様に、ヘッドライトの列が続きます。
3時から4時が一番寒いからと言われたけど、とっくにもう寒い!

風が凄い!何mの強風かわからないけど、スペシャルだと言ってましたが、とにかく、右側から吹くので、右側が寒くて。
ホカロンを右腕に入れても効きめ無し。
時には風でよろけて。

なんで今日はこんなにウィンディなんだ!

何も遮るものが無い頂上への道。風が吹けば、もろ当たる。

空気はだんだん薄くなる(当たり前)ので、呼吸を意識して吸わないと足が出ない。

列が渋滞で足が止まった瞬間に、睡魔か酸素不足かでフウっと意識が飛んでよろけた。

早く太陽よ、出てくれ!と祈りながら。


やっと日の出を見れたのは、8合目か9合目。
でも全然暖かくならない!
待ちに待った日の出なのに!

もう体力の限界かと思った時、私を追い越して先に頂上に着いた4人が戻ってきた。

「あと20分、ママ、頑張れ」と皆んなに励まされたが、すぐ目の前に頂上が見えるのに、苦しくて、死ぬほど苦しくて。(涙)

「この一歩を出し続ければ、いつかは目的に達する」

そう自分を励ましながらでしたが、その一歩が出ない。「もうここまで来たので十分」何度も諦めかけた時、ガイドのレオンが手を繋いでくれました。

頂上に着いたのは朝の7時。8時間ほとんど休まず(寒くて休んでなんかいられない)歩き通し。
一歩一歩が物凄くゆっくりで。

今まで経験した事のない、めちゃくちゃ、寒くて(バラッカはマイナス17度だと言ってた)、息苦しくて、風で体力奪われた、苦しい苦しい登りでした。

頂上に着いた時、何故か泣けて、泣けて。



今、こうして記録を書いていても、思い出して涙かウルウル。

やって良かった!

あのアフリカの夜明け。
広大な風景。
アフリカ人との交流。

全てが、すべてが、一生の宝物です。

応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

日本に帰ったら、子ども達の為にコンサートを企画します。

皆さまのサポートをお待ち致します。

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