名無しの教師の日誌

ある公立中学校教師の教育私論と日記です。

運動会の入場行進

2016-09-21 23:02:04 | 日記(学校)
まぁ、呼称は何でも良いのですけれど。

入場行進ってあるじゃないですか。

「地域の方々が見に来てくださる。手をしっかり伸ばし、足を上げ、整然と立派な姿を見せよう」

などと一般的な教師は指導しますよね。

そんな中、私は異端なのでしょうか。

整然とそろった入場行進が美しいという価値観が理解できない。

だから、本気で先述のような指導が出来ない。

上辺の指導なんてすぐばれる。

「なぜ君は真剣に指導しないのか?」

先輩教師にも色々言われる。

ここでしか言えない本音、職員室では決して言えないが

「いやだって、そうさせることが立派だと思えなくて」


周囲と一緒のことをやるのがそんなに偉いことなのか?

例えば、甲子園の入場行進とかならわかる。

体育会系の球児たちが整然と行進する姿は立派だと思うし美しい。

自衛隊や警察官の行進も然り。

そういった、所謂体育会系の集団にやらせるのは良いと思うんだけど

公立の小中学校っていろんな価値観の子どもがいる訳じゃん?

それを画一化する入場行進、本気で好きになれない。


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