名無しの教師の日誌

ある公立中学校教師の教育私論と日記です。

そこまでして学校を再開する必要があるのか?

2020-03-26 23:29:08 | 日記(学校)
都立高校など 時差通学・分散登校 実施へ 東京都教委

東京都教育委員会は、生徒が新型コロナウイルスに感染するリスクを減らすため、都立の高校などで来月から新学期が始まって以降もしばらくは学年ごとに登校日を分散させたり公共交通機関が混雑する時間を避けて登校させたりする措置をとることになりました。(後略)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012351041000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001



先日も同様のことを申し上げたのですが

ここまでして学校を再開する必要があるのでしょうか?

このような措置をとらなくても大丈夫な程度まで情勢が落ち着いてから学校を再開、それまでは休校ではいけないのでしょうか?

たとえば民間の会社であれば、「リスクはわかっているが休業を続けては倒産してしまう」というパターンもあるでしょうが

学校はそうはなりません。



仮にここまでして登校させたとして



この3条件は避けろと言うことですから、授業においてグループディスカッションをしたり、グループで実験をしたりすることは禁じ手になるわけです。

そうなると、対話無く、各自黙々とプリントに取り組んだり、教師の講義をひたすら聞いたり、という形になると思います。

だったら休校継続で良くないか?と思ってしまいます。



さて、文科省のガイドラインをうけ、東京都教委は先述のような方針を示しました。

実は私が勤務する地域は、まだ教育委員会からの決定すら通知されていません。

とりあえず、例年通り始まるという仮定の下で色々と準備をしていますが

来週あたり、例年通りではないスケジューリングで始めなさい、という指示が来れば、一気に職場は修羅場と化すでしょう。

そうならないと良いなと思っています。



4月から学校を再開するのが妥当かどうかについて、皆さんの意見をお寄せください。

ご意見はこちらまで。




勤務の記録 200326

8:00出勤

17:30退勤


最新の画像もっと見る