名無しの教師の日誌

ある公立中学校教師の教育私論と日記です。

「下着は白」校則削除へ 表現見直し「派手ではないもの」 鹿児島市の全小中学校

2021-03-21 19:43:29 | 日記(学校)
鹿児島市内の全ての公立小中学校で来年度、校則や決まりから「下着は白色に限定する」とした内容が削除されることが19日、分かった。下着に関する項目を無くしたり、「派手ではないもの」などと表現を見直したりする。市教育委員会は「子どもたちや教職員が自分たちのルールを考えるきっかけにしてほしい」としている。

市教委青少年課によると、「下着」はワイシャツなどと重ねて着る、上半身に身に付ける肌着を指す。校則や決まりで下着を白色に限定しているのは、小学校78校のうち数校と、大多数の中学校だった。今月までに確認したところ、4月時点で全校見直すことが分かった。

全国的に校則見直しの動きがある中、同課は管理職研修で、「性別や人権に関わることを細かく定める必要性はあるか」「児童生徒が自分で考えて決められる仕組みになっているか」など基本的な考え方を提示。下着関連も含め、児童生徒や教職員による議論を促してきた。

同課は「校則が無くなったからといって何でも自由にしていい訳ではない。ぜひ話題に取り上げ、それぞれが考えるきっかけにしてほしい」としている。

(https://373news.com/_news/?storyid=134453より)



あほなことやったなあ、と思いましたよ、私は。

そもそも、「学校や教師が、下着に対して介入することがおかしいんじゃないですか?」って話なはず。

それなのに、この改訂では「何がダメなのか全くわかってませんね」と批判されることでしょう。

下着なんて、本人と家庭の責任で決めればいいんですよ。

で、もっと言うと、この改訂では「どんなものが派手で、どんなものが派手でないか」という論争が生じるわけで、またモメますよ。


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