名無しの教師の日誌

ある公立中学校教師の教育私論と日記です。

組合よ滅びよ

2018-05-31 23:16:30 | 日記(学校)
私の勤務する地域の教員労働組合は、他地域と比べると特異である。

私は気持ち悪いと思っているのだが

労働組合と、地元の校長会・教頭会が蜜月の関係なのだ。

そして組合への加入率はほぼ100%

すなわち、組合に入らないことは、この地域の職場コミュニティから村八分を食らうことと同義である。

組合に非加入だというだけで、頭イカれてるやつだと思われる。

それが私の勤務する地域である。



だから私もやむを得ず組合に加入しているのだが

この負担が大きい。

今日もクソ忙しいのに会合に呼びつけられた。

その会合への召集令には、校長・教頭のお墨付きがあるものだから、若者風の表現をすれば、バックれるわけにもいかない。

正規の出張でないのに、なんだこの拘束力は。



そして渡される大量の資料。

「これをみなさんの職場で配付して下さい」

こっちはそんなヒマじゃない。

そして配付される側も、別に欲しい資料ではないので、すぐに資源ゴミ置き場行きである。

何と言う労力と資源の無駄だろうか。



さらにいらいらするのが、調査と嘆願署名だ。

前者の調査は、要するに

「我々はこんなに大変な思いをしているのだから何とかしてくれ」

と県議会に嘆願するための資料になる、アンケートだ。

その取り組みを、職場のみなさんにお願いしたり、集計したりする当番が今年度は私なのだが

ただでさえ多忙と言われているのに、自ら仕事を増やしたあげく

「我々はこんなに大変なのでどうにかして下さい!」

と訴えるなんて、気が狂っているとしか思えない。


まずは組合の活動を大胆に改革してはどうか。

嘆願署名については、名前書くだけで世の中変わるならとっくにこの世は天国になっているはずである

そうはなっていないので、これも時間と紙とインクの無駄だと自分は考える。

ちなみに、自分は様々な組合への提出物について

遺憾の意を示すために、意図的にフリクションペンで書いて出すようにしている。



今日も、組合の会合に1時間、その後の様々な組合関係の雑務に1時間も消費してしまい

明日の授業準備を後回しにしてしまった。

そしてそのイライラをネットでぶつけるしかなく、こんな非生産的な記事を書いてしまった。

疲れてるなぁ、自分。


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