名無しの教師の日誌

ある公立中学校教師の教育私論と日記です。

相変わらず、読解力がきわめて不安

2019-11-27 23:01:26 | 教育に関する私論
液体のエタノールを加熱して、気体に変化させました。エタノールの密度は、気体になる前と比べてどのように変化しましたか。「質量」と「体積」という2つの言葉を使って、理由も含めて、説明しなさい。



という問題をテストで出題したのですよ。

理科の知識が無かったとしても、問題文を読めば

「密度がどうなったのか」と「その理由」を答えなければならない問題だということがわかるはずです。

ところが、そうなっていないとんちんかんな答えが多いこと多いこと。

「温度が上がって、体積が大きくなったから」とか

「状態変化をしても質量は変わらないから」とか

そもそも問題文を正しく読解できてないな、という答えが多数でした。



いやほんと、英語とかプログラミングとかやってる場合じゃないですって。

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