名無しの教師の日誌

ある公立中学校教師の教育私論と日記です。

ヒトラーに屈しなかった国王を見た

2018-08-14 23:26:29 | 日記(学校)
ヒトラーに屈しなかった国王を見た。



あらすじ

舞台はノルウェー。

ナチスドイツが、ノルウェーに「戦争に協力しろ!さもないと侵攻して、無理矢理協力させるぞ!」と脅してくる。

国内は、ナチスに協力する派と協力しない派に分裂。

タイトル通り、国王は協力しない派。

結局、国王はナチスの協力要請を蹴るんだけど

その後侵攻を受け、降伏。

国王は亡命、ノルウェーでは親独政権が樹立(ヴィシーフランスみたいなもん)。

歴史的事実をさらっと書いたけど

映画は、このへんの国王やその側近やドイツの外交官など、様々な人間の苦悩を描く歴史ドラマ。



感想としては

良い映画だったと思うけど

やっぱ、「勝てば官軍」だなぁ、と思ってしまった。

親独政権(特にその首班)は売国奴みたいな扱いになったっぽいけど

それはドイツが敗戦して、しかもユダヤをホロコーストしたっていうドラが乗ったからでしょう?

もしも、ドイツが勝利していて、ユダヤへの虐殺もなかったら

親独政権は無駄な死傷者を出さなかった英雄

国王は無意味な抵抗で若者を死なせた戦犯

になっていた気がしてならない。


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