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WBC物語 第14話

2007-01-05 09:31:29 | WBC
ワールド ベースボール クラシック ストーリー

第14話 三度目の正直

WBC準決勝  韓国 vs. 日本
日本時間3月19日(日) 12:00/ペトコ・パーク


ところで、有名な福留のホームランの打球を打つ瞬間、応援用のラッパらしき音が一瞬「ピッ!」と聞こえるのをご存知だろうか。
最初は偶然聞こえたものだと思われたが、試合を一通り見ているとわかると思うのだが福留だけではなくこの音は日本の攻撃のときしか聞こえない。
これはピッチャーの投げたボールがバットに当たる瞬間、音を出してバッターのタイミングを狂わせる行為であると思われる。
これは韓国応援団独特の行為で野球以外にも使われる「音攻」といわれるものの一種でしょう。

【サッカー】W杯、「音攻」で相手チームの睡眠を邪魔せよ!
少林寺拳法は引っかき攻撃を馬鹿にすることはあっても、それよりもっと恐ろしい攻撃法についてはハナから言及しない。それは音を利用した攻撃法、「音攻」だ。
耳障りな騷音で敵の神経をすり減らす無知で凶暴な攻撃。相手の身を傷つけるのではなくイライラさせ、敵陣を外から倒すのではなく内から自ら崩れるようにする驚くべき技術。ワールドカップでも「音攻」は有用な戦略だ。

劉邦の漢軍は物悲しげな音楽を演奏して楚の兵士の心を容赦なくえぐった。その男の「音功」が四面楚歌の故事どおり相手選手の心を揺さぶり、ひっくり返し、乱しますように。こんなことをしてでもわれわれ韓国人は太極戦士たちの助けになりたい。カンカ~ン、カカカ~ン、グァグァグァグァグァ~ン。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/02/07/20060207000012.html

アテネ五輪のアーチェリー男子個人で19日、41歳の山本博(埼玉・大宮開成高教)が自身20年ぶりのメダルとなる銀メダルを獲得した。
2004 8/20

山本はこの日、3回戦から決勝まで4試合で55本の矢を放った。「外敵」との戦いもあったが、研ぎ澄まされた集中力で克服した。
山本は2002年釜山アジア大会で優勝。韓国選手と対戦したときは、山本が射るたびに携帯電話の着信音が一斉に鳴り響いたという。「でも、鳴ってほしくないな、というタイミングがずれていた」と意に介さなかった。


このWBC準決勝に関しては結果を見ればわかるようにあまり意味はなかった行為、むしろ相手の闘争心を煽る行為で逆効果であったと思われる。


8回裏
日本、7回を3安打、無失点に抑えた上原に代わって、薮田がマウンドに上がる。
走者を出すも、好調のイ・ジョンボムを抑えて、得点許さず。

≪薮田「魔の8回」ピシャリ≫今大会のこれまでの韓国戦ではいずれも失点していた「魔の8回」は薮田がきっちり抑えた。2死一、二塁のピンチを招いたものの後続を打ち取り「死球を当てたら即交代と言われていたんですが、大丈夫で良かったです」とホッとした様子。登板する直前には降雨のため45分にわたり中断するアクシデントもあったが、集中力を切らさなかった。


8回裏も無失点に切り抜け、ガッツポーズで喜ぶ王監督

9回表
韓国、9回のマウンドに上がったのはオ・スンファン。
宮本 1ストライク1ボールからの3球目、チェンジアップを打って、サードゴロ。
西岡 1ストライク2ボールからの4球目、ストレートを打つも、ショートゴロ。
イチロー 1ボールからの2球目、真ん中のストレートを打って、サードファウルフライ。

9回にダメ押し点を入れたい日本だったが、1番からの好打順も3者凡退。


日韓戦の九回の表、イチローがファールフライになった直後ファールを捕球した韓国選手が、ベンチに引き上げるイチローにボールを投げつける場面が米(ESPN)で何度もリプレーで流され その様子を米解説者が 「まるで高校生がやるフットボールの時のような幼稚な報復行為だ」
とコメントしています


「9回裏、6-0で日本が韓国をリードしています。
さて、御存知のとおり、WBCが始まる前のイチローのコメントが物議を醸しています。
たしか「韓国は日本に30年間立ち向かわないようにする」といった発言でした。
さぁ、このVTRをご覧下さい。(韓国の)3塁手がイチローのポップフライをキャッチしたところですが、イチローがベンチに戻るときに3塁手がしたことをご覧下さい。」






「まぁ、なんですかねぇ。この種の行動は、アメフトの試合で負けてる方のチーム の選手がタックルに成功して、スコアは負けてるにもかかわらず何故か飛び上がって喜ん でるのような挑発シーンを思い出しますねぇ。タックルをうけた方の選手はスコアボードを 指差して『喜んでる場合じゃないだろ、お前のチーム負けてるんだぞ』と挑発行為に対して 冷静に切り返すようなシーンなわけですが・・・(苦笑)見てください。 イチローは挑発行為を全く無視してますね。」


9回裏
日本、9回裏のマウンドには守護神・大塚が上がる。

3:イ・スンヨプ 2ストライク1ボールから高めのストレートで空振り三振に打ち取る。
4:チェ・ヒソプ フルカウントからの6球目、スライダーが低めに外れて四球。
5:イ・ジンマン 1死一塁。2ストライク2ボールからの5球目、外角のストレートで見逃し三振。
6:ソ・ジェセフ 2死一塁。2ストライク1ボールからの4球目、スライダーが低めに逸れる間にイ・ジンマンが二塁へ進む。その後、ソ・ジェセフに粘られるも、最後はストレートで空振り三振。


韓国最後の打者を三振に切って取り、マウンド上で飛び上がって喜ぶ抑え投手の大塚


≪大塚“庭”で3K≫大塚が昨年までの本拠地ペトコ・パークでの凱旋登板を果たした。6点差の9回に登場すると、最速148キロの直球にスライダーを交え、3三振。「アドレナリンが出っぱなしでした。ここの球場は感覚も、ものにしている」と満足げに話した。

日本、韓国に快勝して、決勝進出!




韓国に勝って決勝進出を決め、ガッツポーズをして喜ぶ先発の上原(右から2人目)ら日本チーム


抱き合って決勝進出を喜び合う福留とイチロー

【日本6-0韓国】ゲームセットの瞬間、イチローは福留に駆け寄った。絶対に負けることは許されない一戦。何よりもまず殊勲打のヒーローと喜びを分かち合いたかった。
 

上原と抱き合うイチロー
「福留も上原もみんな頼もしい。最高に気持ちがいい。勝つべきチームが勝たなければいけない。そのチームは当然僕らだと思っていた。本当にシャクにさわっていたので…。野球はケンカではない!」。胸の奥にたまっていたモヤモヤを、この白星で吹き飛ばした。




王監督「2試合とも負けている韓国にどうしても勝ちたいという気持ちが、私だけではなく、チーム全体にみなぎっていました。なかなかチャンスができても、ホームに帰ってくることができませんでしたが、その間、ずっと押し気味に進められたということが、ますますチームに元気をつけた、勢いをつけた、ということが言えると思います。ですから打線の変更は形にはなっていましたけど、選手たちの気持ちがそういう流れをつくったと言えると思います。」



大喜びの日本ファン


日本に敗れ、がっかりする遠くソウルの地から選手たちに声援を送っていたファン


上原 宿敵止めた、国際大会12連勝
 【日本6-0韓国】大塚から手渡されたウイニングボール。上原は申し訳なさそうにしながら、右尻のポケットに押し込んだ。
「最後に一番いい投球ができた。この球場はホームランが出ないと聞いていたし、初球から大胆にいけた。打たれてもファウルかフライでアウトに取れると思った」

7回3安打8奪三振で無失点。絶対に負けられない一戦で、韓国の勢いを止めたのは上原の右腕だった。24打者中、初球ストライクが21人。無四球どころか3ボールは2人だけ。今大会5本塁打の李スンヨプは3打数無安打に封じた。「スライダーを多めにして内外角へ大胆に遊びながらいこうと里崎と話した。大成功でしたね」。決め球のフォークを意識させて直球、スライダーを絶妙に配した。韓国打線を翻ろうした86球。15日に決勝打を放った李鍾範(イ・ジョンボム)に「ベストの投手に自分たちの打線が崩された」と完敗を認めさせた。

 これで国際大会は12連勝。その秘けつを「各国いろんな素晴らしい球場で気持ちよく投げられるから」と話した。どんな試合でも力を発揮できる頼もしい男。王監督も「本当に完ぺきな投球。快投だ。世界に(実力を)示したね」と舌を巻いた。大体大時代からメジャーのマウンドを夢見てきた。1年前のオフはポスティング・システム(入札制度)によるメジャー移籍をめぐって球団と衝突。昨年、契約更改の席上では08年に取得するFAまで、ポスティングによるメジャー移籍断念を宣言した。夢をあきらめたわけではない。今大会は米国戦も含めて3試合で2勝。世界の強豪を相手に通用することを、その投球で証明してみせた。

 「中国戦の時にウイニングボールを王監督に渡したから、今度はね。最後かもしれないし、いい記念になります」

 今大会を目標に年末から休みなくトレーニングを続けてきた。その成果を存分に発揮した。登板機会はなくてもまだ仕事は残っている。仲間を、勝利を信じて、声がかれるまで応援することだ。


観客の声援にガッツポーズで応える上原


“30年発言”に決着つけたイチロー
勝つべくチームが勝たなくてはいけないと思いますし、(決勝へは)僕らが行くのが当然だと思っていましたから……。
「最高に気持ちがいい……」
 タイムリーの場面、イチローはこう振り返った。
「ああいう流れになると、自分で終わるわけにはいかないという気持ちになるんですけれども、今回もそうでしたね。まあ、1点欲しいのはもちろんそうなんですけど、なんとしても、自分の技術を見せたい、この場面で、この舞台で、そんな気持ちが強かった」
 ただ、それ以上に強い気持ちがあったに違いない。こんな感情があったことは否定しない。
「この前は、本当にしゃくに触りましたから。野球は“けんか”ではないですけど、そんな気持ちでしたね」
 自らの手で引導を渡したことで、傷つけられたプライドも慰められたか。“30年発言”に端を発した、韓国3戦。自身のバットでケリをつけたとの思いがにじみ出ていたのかもしれない。

 9回裏、ライトにいたイチローは、ワンアウトごとに、小さく拳を握った。マリナーズの選手としては、見せたことのないような感情。
「日の丸を背負っているから――」
 過去数年は、個人記録と戦った。長らく忘れていた、チーム一丸の戦い。野球本来の醍醐味(だいごみ)がそこにあること、図らずもこみ上げてきたか。



王ジャパン 韓国に完勝!世界一王手
「とにかく韓国に勝ちたいという気持ちがチームにみなぎっていた。今までの中でも最高の1勝。自分の野球史の中にも新たな1ページをつくれた。決勝も素晴らしいゲームができると思う。このまま一気呵成(かせい)にいきたい」


ファンの声援に応える王監督

3度目の正直で宿敵・韓国を完ぺきに倒した。世界一が懸かった決勝では、福留と松中がアトランタで負けたキューバが待っている。


日本 0 0 0 0 0 0 5 1 0 =6
韓国 0 0 0 0 0 0 0 0 0 =0

勝:上原  負:ジョン・ビョンドゥ  S:
日本: 上原、薮田、大塚

韓国: ソ・ジェウン、ジョン・ビョンドゥ、キム・ビョンヒョン、ボン・チュングン、ソン・ミンハン、ペ・ヨンス、オ・スンファン

本塁打: 福留2号(日本)、多村3号(日本)





Pride of Japan
音楽 Sarah Brightman(サラ・ブライトマン) 「A Question Of Honour(クエスチョン・オブ・オナー)」


お返し



注:これは加工画像です、わかっていると思いますが・・・


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