うんたま森のキジムナー

岸壁

台風が宮古島の南海上を通過している時は
海は大荒れ状態。とても船を出せるような
状況ではない。朝から海の様子を見に、
南海岸へ行ってきた。
宮古島の南海岸はそり立った高い岸壁が
続き高い場所から太平洋が一望できる。
大きなうねりが打ち寄せて波しぶきを
上げる様はこの先に台風がいることを教えて
くれているようだ。

広い太平洋を眺めにくるには良い場所であるが、
わざわざこの地まできてこの崖から飛び降りる人が
いる。何もかも包み込むようなこの広い海を見て、
よくそんな気になるものだ。私にはとても理解
できない。そう言えば、「高い場所から下を見ると、
吸い込まれそうな気持ちになり、なんだか
飛び降りたくなりますよね」と誰かが言っていた。
「ならへん、ならへん、そんな気持ちになるかいな」
と笑っていたが、ものは試し!
「塩汲み場」まで来たついでだ。
どんな気持ちになるのか?人がめったに立ち入らない
高い崖の上から下をのぞいてみた。

おそらく崖に向かって歩いている姿を誰かに
見られれば「待ちなさい!」と声をかけられるような
場所。恐る恐る下を覗き込むと、行ったり来たりする
大波が岸壁に打ち付けられて波しぶきが顔に
ぶつかりそうな勢い。しばらく眺めていると確かに
吸い込まれそうな気分になってくる。この辺りに
住む人は「崖の上に近づくな!海に呼ばれるぞ」と
注意する。なるほど、なんとなくわかるような気がする。

南海岸は太平洋が一望できる景勝地であるが、
崖の上から下を覗き込むのは注意が必要だ。
真似をなさらないように・・・・

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