うんたま森のキジムナー

太陽

日本の神話では、スサノオの横暴に怒った天照大神が
天岩戸に篭ってしまい世界が暗闇になってしまう。
昔の人は皆既日食を見たとき、さぞ驚いたことだろう。

沖縄では昨年から日照不足が続き、作物などにおおきな
影響が出ている。こんなに雨の日が多く、そして太陽が出ない
日が続くのは今まであまり経験したことがない。
時折、太陽が雲の隙間から顔をだすと、その降り注ぐ
光の神々しさを感じる。

太陽が出ると気持ちまで晴れる。
船に乗っている人達の顔も笑顔があふれ出てくるようだ。
太陽の光を全身にあびて、力がわいてくるような、
なんとも気持ちがいい。

後、数か月もすれば、この太陽を避けて避けて一日を過ごす
ことになるというのに。
太陽を神と仰いだ昔の人の気持ちがよくわかる。
しかしこの今回の日照不足は農家にとっては深刻で
トウガン、カボチャ、そしてゴーヤ
などに大きな影響が出ている。
不作でも収穫をしないといけない農家の人は大変だ。
自然現象に対して人は無力でしかない。
出来る事は祈ることだけ。自然に大きく左右される島の生活では、
ときに祈りたくなるときもある。


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