うんたま森のキジムナー

鯛(タマン)

本土ではお祝いごとに使われる魚は「鯛」」
メデタイのタイの語呂。
古くから人間に好まれていたようで、縄文時代の遺跡から
鯛の骨が発掘されたり、太平の世の江戸時代には、
桜の咲く頃、鯛が収穫されると真っ先に
将軍家に献上されたと言われてます。

鯛の体色や釣れる時期などから「サクラダイ」とも呼ばれます。
祝い事の多い沖縄では祝いの場に欠かせないのは「刺身」
であるが、魚の種類にこだわるわけではなく、そもそも
真鯛は沖縄に生息していない。

沖縄では「フエフキダイ」フエフキダイにも種類が多く、
フエフキダイを総称して「タマン」と言います。
鯛にも真鯛がいるように、タマンにもマータマンがいる。
マータマンと言う漢字があるなら「真鯛」と書くことになる。

タマンの中でも高級なのが「ミミジャー」
(ハマフエフキ)赤い色をしています。

マータマンは、おそらく2位で3位が
クチナジ(口の中が赤いので、口血)

これらタマンは、早ければ今月末あたりから産卵で集まる
習性があり夜釣りで、ある時間帯がくるとときには
入れ食い状態になる。

タマンの釣れる(昔多く釣れた海域)海域には、
「クチナジのヤ」(クチナジの家)と
呼ばれるところもあるくらいで、漁師を問わず、釣り好きの人には
この時期になると早く釣りたくて落ち着かなくなるようです。

毎日、海に行く私に釣り好きの近所のオジサンは、
この数日、「海の中でタマンは見かけるか?」と
ひつこく聞いてきます。


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