goo blog サービス終了のお知らせ 
見出し画像

うんたま森のキジムナー

セイロンベンケイ

散歩の途中、道端に座り込んで写真を撮っている観光客がいた。
カメラの先にあったもは赤い灯籠をぶら下げたように見える
「トウロウソウ」とも呼ばれるベンケイソウ科の
「セイロンベンケイ」。

原産は南アフリカであるが、熱帯地方各地に帰化して、
日本では沖縄や小笠原諸島で見られる。
小笠原諸島の父島では至るところに繁茂して現地の
固有植物相を阻害しており、侵略的外来種としてギンネムとともに
問題になっている。

明治後期、南洋航路の中継地だった父島に南洋から園芸種として
持ち込まれたものが野生化して父島に生息している
固有種数種類を駆逐してしまったそうだ。
灯籠のように見えることから「トウロウソウ」とも呼ばれているが、
土の中に埋めたり水がある皿につけると葉から芽が出る無性生殖の
性質を持つ植物でもあることから「ハカラメ」(葉から芽)
「マザーリーフ」「コダカラソウ」とも呼ばれている。

生命力が強く妊婦を出した家から葉っぱを分けてもらうと
「子宝に恵まれる」という迷信もある。

観光客の人が興味深そうに写真を撮って眺めていたので、
おせっかいとはわかっていたが一通りの説明をしてしまった。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

きじむな
海水温が徐々にあがってきました。
ドライスーツからウェットスーツにかえました。
ビーチでは裸で泳いでいる人もいます。
少し寒いです。
ダイバー
最近は時間を作って歴史資料館や博物館巡りに忙しくしていますが、小・中学生がグループ学習の様な雰囲気でワイワイしている場に出逢うと、室内では静かに見学するように注意しながら、お節介とは思いつつ、聴かれるままに石器や土器について説明してあげたりしてしまいます😅
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事